No.441 広島市安佐南区 Y様邸 戸建リフォーム事例

スタイリッシュリノベーションで中古戸建てを自分好みに再生

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夫婦お二人が快適、安全、機能的に暮らせる家を求め大幅な間取り変更を行う大胆リノベーションに挑戦。

 マイホーム取得にあたり、老後を考えて買い物や通院などに便利な平地の戸建て物件を探し始めたY様ご夫婦。新築、中古問わず探していたところ、自宅の2階をマエダハウジングでリノベーションした友人の家に招かれたY様ご夫婦は、本誌を見せてもらい、中古リノベーションという手段を初めて知って同社を訪問。希望するエリアでは新築物件だとかなり高額だが、リノベーションなら新築よりもコストを抑えつつ中古物件を注文住宅同様に思い通りに変えられるという期待が高まり、同社で物件探しを始めた。
 ようやく希望に沿った戸建てが見つかり、プランでお二人がまず重視したのが防犯面の強化。そのため1階は外部からの視線を遮り、侵入の可能性が低い小窓を開口した。1階にあったリビングとキッチンは、リビングを広く取りたかったため2階にLDKとして移動。結果的に明るいリビングで快適に過ごせるようになった。1階には自宅で仕事をするご主人のためのワークスペースや、奥様が要望したサンルームを確保し、床には温もりある色合いの無垢材を採用。限られた空間を最大限活用して収納スペースを随所に設け、補強金具や筋交いを入れて耐震性を向上。エアコン効率を高めるため断熱材もしっかり入れた。コンパクトで機能的な住空間を実現したY様ご夫婦。「今までとは比べものにならないほど住み心地が良くなりました」と、大きな喜びを感じている。

リフォーム前

リビング リビング
寝室 トイレ
外観

リフォーム後

テレビを置いているのは、手持ちの音響機器の寸法に合わせて製作した造作棚。両側の収納もジャストサイズ 優しい印象を与える間接照明を備えた機能的なLDK
2階のLDKでは床のナラ無垢材に合うグリーンのファブリックをコーディネート。リビングには床と一体化させた畳を敷き、両親やゲストが来たときに泊まれるよう工夫 光沢感のあるアクセントクロスがお気に入りという寝室は、心を落ち着かせて就寝するため、天井も壁もあえて暗めの色合いのクロスを採用。ベッドの色も2階との統一感を持たせつつ濃い色を選択
パントリー扱いの収納スペース。木にするつもりだった収納の引き戸は白で統一 無印良品で調達したステンレス製収納棚や収納ケースで見た目もスッキリ
ご主人が仕事をするためのワークスペース。小窓は明かり取りや通風にも貢献。カウンターや収納棚も造作した ワークスペースの奥にはウォークインクローゼット。上部をR加工で優しい印象に仕上げ、壁には帽子掛けも
黒がベースでどこか高級感漂うクロスを壁にあしらったトイレ。間接照明にしたのは、夜に入ったときも眩しさを感じないようにとの配慮から 取り出した洗濯物を奥のサンルームですぐに干せる。スムーズな家事動線が嬉しい
奥様が花粉症のため、常に完全室内干しができるよう広めのサンルームを新設 黒い玄関収納と廊下のナラ無垢材の色がほどよい高級感を醸し出す。玄関タイルは外のステップと同素材
塗装し直した外壁がモダンな印象の外観。以前は家を取り囲んでいた植栽は思い切って伐採。その分だけ外構部分が広がり、自転車置き場や物置を配置するスペースが生まれた 玄関横の引き戸を開けると階段下収納が。入口は小さいが意外に奥行きと広さがあり、スーツケースや掃除機などを収納している

リフォーム概要

リフォーム費用 1600万円
種類 戸建て
築年数 40年
施工面積 65㎡(19.6坪)
施工箇所 全面
工事期間 3.5ヵ月
家族構成 夫婦
施工 マエダハウジング安佐南店

リフォームを終えて

平日は忙しいためメールでやりとりを重ね、週末に会ってプランの打ち合わせをするという進め方で、築40年の中古戸建てをリノベーションで私たち好みの安全で快適に暮らせる家に変えることができました。しかし、立地ばかりはリノベーションすることができませんから、利便性の高い立地で新築より安く物件を確保し、思い通りにリノベーションするという方法をおすすめしたいですね。住み心地は以前とは雲泥の差です!