No.431 広島市安佐南区 H様邸 マンション全面リフォーム事例

好きな小物をさり気なく配してレトロモダンな温かみを演出

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 3年前にご主人の転勤で東京から広島に戻ってきたH様。当時、奥様は長女を妊娠中で、長男の入園やご主人の通勤のことを考えて環境が整った安佐南区の賃貸マンションに引っ越したものの、そこでの暮らしは湿気に悩まされ、浴室をはじめとする設備も古く、快適とは言えない毎日。転勤族なので迷いはあったものの、日に日に「自分たちの好きな家に住みたい」という思いが募り、分譲マンションならいざとなれば売却や賃貸にすることも有利と考えて、マイホームを探すことにした。
 「リノベーションが前提」だったH様は、戸建てリフォームをした友人の家を訪れたときに仕上がりが素晴らしかったことや、親身な対応で評判の良さを聞いていたことから、迷わず「マエダハウジング」に相談。物件探しからスタートし、自分たちの想い描く暮らしが実現できる広さや構造を予算内で検討。幸いにも以前の場所から徒歩5分で、周辺環境が変わらない好物件を見つけることができた。
 プランニングは奥様の希望で効率のいい家事動線と「北鎌倉のカフェ」をイメージした。脱衣所からバルコニーまでが一直線で結ばれ、リビングの引き戸を開けるとキッチンを素通りして浴室まで見通せるほどの開放感も実現した。インテリアはシンプルな中にレトロ調の小物をセンス良くあしらい、唐紙を思わせる壁紙やタイルでモダンな雰囲気を演出している。

リフォーム前

リビング キッチン
玄関 洗面所
浴室 トイレ

見取り図
採光や風通しに恵まれた最上階の角部屋。
快適さを存分に体感できる環境に加え、1LDKと2DKの長所をクロスオーバーさせた使い勝手のいいレイアウトも実現。

リフォーム後

ダイニングの窓際にはカウンターを造作。子どもの安全を考えた木製の格子は、インテリアとしても映える 窓側に貼った大胆な柄のクロスが印象的なダイニング。カウンターを備えた格子付きの窓からは、最上階ならではの眺望も楽しめる
キッチンは湿気がこもらないように足付きをセレクト。床は30㎝角のタイル張りで、排水スペースを確保するために段差をつけた 奥様が熱望した「コラベル」のモザイクタイルがレトロなイメージを演出している
奥行きのある機能的な収納。窓側と色違いのクロスにセンスが光る 元々あった2部屋をつなげた約12帖の広々リビング。今は家族全員が集う憩いの場で、子どもの成長とともに将来は2部屋に戻せるようにした
寝室の窓にはダイニングと同じ格子を設置。LDKとの出入り口も格子デザインを取り入れた木製引き戸で統一感を出した 圧迫感を与えない見せる収納で、実際以上の広さを感じる洗面所。床はタイル仕上げとした
鏡や造作した棚がある面にはキッチンと同じ「コラベル」のタイルを貼った 20年前にカフェで見かけ、ずっと欲しかったリスの取手を探し回って取り付けた
タンクレスで掃除がしやすく、見た目もスッキリ。手洗い上にはお気に入りの「コラベル」も 江戸切子のようなデザインの照明器具はインターネットで購入
タオル掛けは真鍮鋳物のブランド「FUTAGAMI」。柔らかい風合いで光沢も優雅 足を伸ばしてゆったりできる1616タイプのシステムバス。アクセントパネルも白系で揃えた
竹久夢二がデザインしたアールヌーヴォー調のアクセントウォールが目を惹く玄関回り。既存の下駄箱はペイント仕上げでインテリアとの統一感を出した モチーフは椿。トイレとは色違いで、ダイニングに貼られているのは豆がモチーフ
閉塞的な印象になりがちな廊下や窓のない洗面所に自然光を取り入れ、デザインにもアクセントを添えている

リフォーム概要

概要画像
リフォーム費用 約790万円
物件購入価格 1450万円
施工面積 80.0㎡(24.2坪)
築年数 19年
工事期間 約2ヵ月
施工箇所 全面
種類 マンション
家族構成 夫婦+子ども2人
施工 マエダハウジング安佐南店

REFORMを終えて

一からの相談で伝えたイメージを隅々まで実現
物件を探すことから始まり、プランナーの方にすべてを相談して一緒に考えていただいたので、予算内で希望通りの住まいを手に入れることができました。リノベーションは物件を買ってから考えるのではなく、先に住みたい部屋のイメージを伝えて、それを実現できる物件を探すことが重要だと実感しました。好みのインテリアに囲まれ、私たち家族のライフスタイルに合った間取りで、気持ちよく毎日を過ごしています。