No.426 広島市佐伯区 S様邸 マンション全面リフォーム事例

3LDK→1LDK。間取りの断捨離で手に入れた快適マイホーム

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 子どもの誕生をきっかけにマイホーム購入を考え始めたS様ご夫婦は、マエダハウジングが手がけたマンションリノベーションの内覧会開催を広告で知って参加。中古マンションが劇的に変わるリノベーションに感激し、木をふんだんに使った温もりある空間もS様好みだったことから、同社に物件探しを含めて依頼。ご夫婦とも電車通勤しやすいよう、JR駅付近の中古マンションを探したところ、このマンションが見つかり、大幅な間取り変更を含めたリノベーションを実行することにした。
 一番の要望は、「家族みんなが集まるリビングをできるだけ広く確保したい」ということで、LDKと和室を一つの空間にし、その一角にくつろげる畳スペースを設けた。3LDKから部屋を減らして1LDKにし、子ども部屋は将来仕切って使っても十分な広さに。リビングのフローリングは濃い目の色にしたが、塗装の工夫でより高品質な無垢材の質感を漂わせることに成功。玄関には土間をつくり、モルタル部分と床や建具の無垢材との相性にも配慮した。マンションの構造上、床下地をほぼ生かした状態で無垢フローリングの施工ができてコストダウンにつながった一方、床より壁を先行して建てられたマンションのため、壁の撤去で各部屋の床と天井高の微妙な狂いが出たが、そこは経験豊かな同社がしっかり補正。S様ご夫婦は、今後もライフスタイルの変化に合わせてリノベーションを重ねていきたいようだ。

リフォーム前

リビング リビング
トイレ 玄関
洗面台 和室

見取り図
一つひとつの居室をゆったりとした広さに変更し木の質感と温もりに満ちたマンションリノベに挑戦。
塗装の工夫や素材選びでコストダウンにも成功し家族みんなが開放的に暮らせる生活空間に。

リフォーム後

以前から持っていたダイニングテーブルとベンチは、建具や濃い目の色のフローリングにぴったりマッチ 収納スペースより生活空間を広く確保するため、思い切った「断捨離」を実行し、最小限の収納スペースに抑えた
ダイニングスペースには空間のアクセントになる照明を施主自ら家具店で購入 LDK入口の片開きドアには、チェッカーガラスやスタイリッシュなドアノブが
ウォールナットのように見えるが、実は無垢材のサクラを濃い茶色で塗装した床 和室と一体化し、キッチンもわずかながら拡大して開放感が増したLDK。パソコン作業ができるカウンターと収納を新設し、天井近くにあった配管のデッドスペースを最小限にして開放感を増した
廊下に続くドアの方向に向かって少し広くしたキッチン。キッチンカウンターの側面の延長線上に壁を設け、内側に食器棚を配置した 梁の一部をR加工して柔らかい印象にし、壁にアクセントクロスを貼った畳スペース。小上がりの高さは幅木に合わせ、床に近い下の部分をへこませたて仕上げることで、床から少し浮いたような立体感を演出。家族が心身ともにくつろげる空間に
天井に青空のクロスを貼ったウォークインクローゼット。廊下と畳スペースの2方向から出入りできる 将来子ども部屋として使う予定だが、今は寝室扱いに。将来子どもが増えても、中央で仕切って使えるようドアも2つにした。床は濃い目の色のLDKとは違い、明るいクリア塗装で仕上げて雰囲気を変えている
天井と壁のクロス、床のクッションフロアを貼り替え、壁に扉付きの収納を設けたトイレ 洗面脱衣室も一新。洗面化粧台の横にはオープンタイプの可動棚を造作で取り付けた。これだと収納棚などを置くよりも視覚的な圧迫感を感じにくい
ドアは奥様がこだわった部分の一つ。床の色合いや質感との調和を大切に考えて決定したそう 玄関にモルタル加工を施して誕生した土間。ベビーカーなどを置いておくことができて便利。シューズボックスではなく可動棚を取り付け、靴を飾るように収納
アンティーク調の照明一つで玄関を素敵な雰囲気に。壁への映り込みも美しい 可動棚でディスプレー風に靴を収納する形はS様ご夫婦からの提案によるもの

リフォーム概要

概要画像
リフォーム費用 740万円
物件購入価格 1580万円
施工面積 75㎡(22.69坪)
築年数 15年
工事期間 2.5ヵ月
施工箇所 全面
種類 マンション
家族構成 夫婦+子ども1人
施工 マエダハウジング五日市店

REFORMを終えて

家族の形に合わせながら今後もリノベしたい!
いろいろな要望を出しましたが、コーディネーターの方のアイデアのおかげもあり、無理なく予算内で希望を叶えることができました。当初思い描いたイメージに限りなく近い仕上がりで、注文住宅並みに自分たちの思いを叶えてもらえたような気がして大満足です。物件探しから親身になってくださり、ワンストップで済んだのも良かったですね。今後も家族のライフスタイルに合わせ、暮らしやすいよう随時リノベーションを行うつもりです。