「一流から学ぶ目標達成のセルフマネージメント」
- 投稿日:2018年 5月24日
- テーマ:
「一流から学ぶ目標達成のセルフマネージメント」
先日、広島経営研究会の例会で「イチローの原点を知る男、田中将大を育てた男」と言われる奥村幸冶さんの講演を聞きました。
オリックスに入団後、19歳の時、バットの持ち方が原因で2軍に落ちたイチロー。
その後、仰木監督に出会って好きなように打たせてもらってから開花。
戦列のデビューの年、史上初めての210本安打を放ったと思えば、7年連続首位打者に。
そして、メジャーに行ってからも10年連続200本以上と、その活躍は周知のとおりです。
「心と体のバランスを最高に持っていく」
イチローの行動で有名なのは「ルーティン」。
NHKの特集で衝撃だったのは毎日昼にカレーを食べていること。それも同じ味を5年。
奥村さん曰く、「本人は5年続けたということだけど本当はもっとやっているのでは」。
それ位一度決めたことを徹底する力が強いのです。
そんなイチローも毎日同じことを続けるというのは昔から意識していたようで、
愛工大名電時代、毎日365日3年間寝る前に10分素振りをしていたとか。
これは最低10分であり、時には、本人が気が済むまで1時間も2時間も振っていたそうです。
「継続することは達成感」
物凄い高い目標を掲げるのではなく、日々自分がやることを決め、ひたすら毎日続けること。
その継続が誰もが追い付けないくらいの差になってくるのです。
イチローのルーティンで有名なのはバッターボックスに立つときの仕草ですね。
でも一番大切なのは試合が終わった後のグローブ、スパイクを磨くこと。
そして、次の目標を決めること。
私たちも、日々できることをコツコツと積み上げようと毎日の朝礼や「13の徳目」と言うノートをつけています。
良い習慣を作るための「挨拶」「笑顔」「言葉」など。すぐに成果は表れませんが、良い習慣が良い行動を作り、きっと良い成果に繋がるはず。
奥村さんから、お葉書を頂きました。
「意識」
「自分にとって何が必要か、気づき感じて行動する」
たくさんのことを気づかせて頂いた今回の講演。
一流のセルフマネージメントができるよう意識から変えていきます。