職人紹介

炎の匠集団「前進会」リフォームは職人さんの良し悪しで決まる!

いくら営業マンがいい事を言っても仕事をするのは職人さんです。その職人さんの良し悪しでリフォームが成功するか失敗するかも決まります。
「腕のいい職人さんを入れてね」何度もこのような声をかけられました。しかし、職人さんの腕の良し悪しは一般の人が見てもなかなかわかりにくいところ。では、どこをみればいいのでしょうか?
やはり、「人間性」です。
リフォームの場合住みながら荷物がありながらリフォームをするケースがほとんど。腕の良し悪しも大切ですが、それ以上にその職人さんの人間性がお客様満足を大きく左右します。例えば、

どれも当たり前の事ですが、なかなかできないのが職人さんの世界。マエダハウジングでは、協力業者会「前進会」を作り、16年で約120回以上に及ぶ会議の中から、お客様に喜んで頂ける現場づくりを目指し日々改善しています!

安全大会

毎年行われている安全大会では、外部から講師を招いた講演を聞き、それを元にしたグループディスカッションを通して、地域一番の現場作りを目指します。

定例会

隔月の定例会では、お客様から頂いたクレーム情報やありがとうの言葉を職人さんも含めみんなで情報共有します。

お客様の声

お客様から頂いたお叱りの言葉は明日への改善に、お褒めの言葉は職人さんのやる気に

経営方針発表会

取引業者さんを招いて、年に1回の経営方針発表を行います。

懇親旅行

リフォームで大切なものは職人さんのチームワーク 懇親旅行などで親睦を深めます。

職人さん大募集!

お客様の満足を第一に考えられる方を募集しています。 仕事量増大のため、職人さんを募集しています。個人の方、法人の方問いませんのでまずはお問い合わせください。


募集職種

大工、設備、電気、解体、内装、板金、塗装、屋根、基礎、建具、家具など


マエダハウジングを支える職人さん『匠』をご紹介します!


寡黙な中に秘められたプロの誇りと真心にスタッフと施主から寄せられる信頼は絶大。
 昔ながらの職人気質で、言葉数は多くないものの、その仕事ぶりはスタッフだけでなく多くの施主からも高い信頼を得ている大工、白岩丈征さん(63)。約1年間の会社員時代を経た後、大工の道を歩み始めて30年以上。10年以上前からマエダハウジングの専属で現場に立ち続けている。
 「自分は与えられた仕事をきっちりこなすだけ」と、決して多くは語ろうとしないが、真面目に仕事に取り組む姿勢や、高い完成度を常に維持できていることに、スタッフからの信頼は実に厚い。以前、スタッフが困難な仕事を白岩さんに依頼したとき、「できるかどうか分からんよ」と言いつつも、翌日には完全に仕上げてくれていたということもあったそうだ。
約3年で買い替えるというインパクトドライバーをはじめ、どれも手入れが行き届いたプロの仕事道具たち
 一方、施工現場では施主からの評価も高い。真面目な仕事ぶりはもちろん、礼儀正しい挨拶や開始・終了時間の厳守、常に現場をきれいにしているなど、大工としての技術以前に大切な心がけを忘れない白岩さん。そのため、「大工さんは白岩さんでなければ」と指名してくるリピーターが多い。同じ現場で働く他の職人からも「この仕事は白岩さんにお願いしたい」と言われることがあるという。
 「スタッフの皆さんにも良くしてもらっています」と白岩さん。互いの信頼感が、良い仕事につながっているのかもしれない。

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「現場で得る知識は無限」との探究心でどんな条件でも最高の仕上げを目指す。
 30歳の若さで左官・外構工事会社、リュウ建工の代表を努める貴船竜也さん。18歳で「将来のため、手に職をつけたい」と左官工の見習いを始め、6年後に独立した。周囲からは「まだ早いのでは...」と心配する声もあったが、持ち前の自立心と熱心さで不安を払拭し、現在では多くの職人を抱えて現場を回る忙しい日々を過ごしている。
 「最初は一人前になったら独立しよう、と漠然と考えていましたが、やればやるほど技術や勘の奥深さを感じるようになり、ゴールはないと考えるようになったんです。ならば思い切って独立して、そこからまた上を目指そうと思ったんです」と、笑いながら当時を振り返る貴船さん。その言葉通り、今でも毎日勉強と研究を怠らない。近年は漆喰や珪藻土などの需要が増え、聚落や繊維壁で培った従来の技術とは異なったものも要求され、特にリフォームでは壁を剥がしてみないと下地の状態が分からないことも多く「現場で得る知識は無限」とも語る。
左官職人にとって道具は手の一部。研ぎを繰り返して使う一生の相棒だ
 「まったく同じ条件の現場はありませんから、いつも不安です。その不安を乗り越えるには、自分がどれだけ努力できたか、だと思うんです」と、貴船さん。現在は独身で「寝ても覚めても考えるのは現場のことばかり。これじゃ家庭なんて持てませんよね」と、仕事が何より優先の毎日だ。

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オール電化で重要が増す電気工事を、「腰道具」を駆使して的確にこなす
 リフォームにおける電気工事で は、新築と比べて既存の配線の状況が分かりにくく、天井裏に入ったり、テスターでチェックしたりして、電気回路を調べることから始めなければならない。こうした地道な仕事に取り組んでいるのが、有限会社浅枝電設代表取締役の浅枝敬範さん(48)だ。
 浅枝さんは3年間、板金の世界で働いていたが、将来、独立すること考えると大きな資本が必要となることから、19歳で専門学校の電気科に入学。在学中に電気工事士二種を取得し、卒業後は電気工事会社に就職した。以来、6年間、木造住宅の電設工事を専門に担当。「入社間もない頃、工事中、電柱と家の配線を接続する際、ショートさせて肝を冷やしたことがあります」と、新人時代を振り返る。 その後、時代とともにビルディングが数多く建てられるようになり、仕事が増えると見込めたことから、独立を決心した。
愛用のペンチやドライバーなどを揃えた「腰道具」は、信頼できる相棒
 独立して22年、「腰道具」一つで電設工事を行うという仕事のスタイルは変わらない。人目に触れることがあまりない「影の職人」に徹する浅枝さん。オール電化が進む昨今、リフォーム時に電気容量アップの需要も増えてきているという。それだけに、現場監督や大工さんとの密接な連携を心掛けている。

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年間1000件もの雨漏り調査を基に、状況に応じた的確な防水施工を実践
 台風シーズン到来を前に、陸屋根や外壁、ベランダなどの防水工事に多忙な日々を送る有限会社ビルドウェザーの藤井千尋さん(29)。5年前、創業者の父親が亡くなったのを受けて、24歳で代表取締役に就任した。
 藤井さんが防水工事の世界に足を踏み入れたのは18歳の時。福祉の専門学校に通いながら家業を手伝ううちに、腕の立つ職人になりたいと思うようになったのがきっかけだった。以来、見習いとしてがむしゃらに働き、1年後には現場を任せられるほどに成長。材料メーカーの講習会にも積極的に参加し、先進工法の習得に努めてきた。
 「雨漏り調査で大変なのは、水の通り道を探りながら、雨漏りの原因となる箇所を突き止めることです。最近は建物の工法が複雑で、一筋縄では行きません。仕上がり具合も、昔は見た目は二の次で、防水さえできていればよかったものが、今は美しく見えなければ満足してもらえません」
便覧だの床などの防水施工に威力を発揮する超速硬化ウレタンスプレーシステム
 防水工事は、常にぶっつけ本番。だからこそ、調査、診断、施工のすべてにおいて豊富な経験がものをいう。藤井さんは、年間1,000件もの雨漏り調査をこなす。すべてが成約できるわけではないが、その経験は大きな財産になっている。無理な価格競争にくみしないのは、職人魂の表れ。将来的に責任を持った施工の裏付けになっている。

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将来のライフスタイルを見据えた電気容量やコンセントなどに対応
 芳家健次さんが電気の仕事に従事するようになったのは、今から22年前。20歳のとき、電気工事の会社に就職し、25歳で電気工事士の資格を取得した。その後、平成12年に独立し、「Ken電気」を設立。以来、ビルや工場、テナントや住宅など幅広い建物の電気工事を手掛けている。
 一般住宅の場合、ポイントになるのが余裕のある容量の確保。俗に言う「電気が落ちる」、すなわち使用電力の容量オーバーによるブレーカー落ちを回避するために必要不可欠であり、容量の大小でコンセントの数も決まる。特に、炊飯器、冷蔵庫、オーブンレンジ、ホットプレートなど家電製品を多く使用するキッチンは、昔に比べて倍の容量が必要。コンセントも、大容量に耐えられる専用コンセントが4~5個は必要になる。
 施主側が後悔しないですむ電気工事を行うには、施主からの聴き取りが大切。将来のライフスタイルを見据えたうえで、施主が気づかない細部にわたる点まで十分に説明し、事に当たっている。ときには、施主の要望を建築士にフィードバックし、新たに図面に盛り込んでもらうこともあるという。
 「間接照明やダウンライトといったムードを演出する照明から、今後は実用本位の照明に変わっていくのでは」と、芳家さん。時代の流れに目を向けた電気工事を心掛ける。
手袋、チェッカー、ドライバーなどの愛用道具

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父から受け継いだ技と思いを胸に日々楽しみながら仕事と熱中
 クロス職人だった父親の背中を見て育った竹田新吾さん。福岡県の高校を卒業後、父親に進められるままこの道を選んだという。はじめは、ただ忙しいクロス職人という仕事が嫌だったという竹田さん。一度はこの仕事を離れ、会社員などさまざまな職業を経験した。 そんな竹田さんが、ここ広島で再びクロス職人として仕事を始めたのは6年前のこと。「別の仕事をしてみて、改めてこの仕事の魅力に気付かされました。父親の偉大さにも...」と照れ笑いを浮かべる。父から学んだ基本を元に、黙々と作業をこなしていく姿は父親と同じ職人の顔になっていた。
 1月から4月の移動の多い時期が最も忙しいというクロス職人。寝る間を惜しんで働きながら、顧客からのクレーム対応にも余念がない。「どんなに忙しくても、できる限りお客様のお家にうかがって話しを聞くようにしています。直接話してすぐに対応するということが、一番早く解決できる方法ですから」と話す。これまでの経験で、顧客との信頼関係が何よりも大切なことだと学んだのだ。 今後の目標を聞くと「今は楽しみながら仕事ができています。充実した今が続けばいい」と謙虚な応えが返ってきた。クロス職人という仕事を心から愛し、ひたむきに取り組む姿勢は「職人」と呼ぶにふさわしい。
いつも腰に付けている、しべら、ハケ、ローラーなど

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昔ながらの「職人気質」が支える、熟練と豊富な経験が屋根を守る
 38年のキャリアを誇る屋根工事職人、青山新一さん(60)。屋根関連の企業で積算、見積などの職務をこなしながら、現場で職人の技を見よう見まねで習得。実際に見たり、触ったりすることで、物件ごとに異なる条件にも臨機応変に対処できる力を身に着けた。平成2年、念願の独立を果たすとともに、工務店との連携を拡大・強化。着実に工事軒数を増やし、多いときには年間約250軒もの工事に携わったという。
 「屋根瓦を見れば、築年数、雨漏りの状況が分かる」という青山さん。依頼があれば速やかに現場をチェックし、修復が必要な箇所を確認後、対処の仕方を施主に説明。十分な理解を得たうえでの責任のある施工を貫いている。「お客さんがリフォームを考えるとき、間取りや内装ばかりに目が行って、屋根まで目が行き届かないケースが多いんですよ。雨漏りしなきゃ、大丈夫って思われるんです」
 常に施主の身になって工事を請け負い、瓦の耐久性など与えられたデータに頼らず、自らの目と腕を信じて事を運ぶ、昔ながらの「職人気質」が、緻密な「仕事」の原点。手掛けた屋根が台風や大雨に見舞われても、不安に感じることはない。
 工務店からも施主からも頼られる「おやっさん」。今日も愛用の道具を手に、現場で熟練の技を振るう。
愛用の瓦用とんかち、差し金、墨壼

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「大工になりたい」という夢を実現!未来の具匠目指して日々精進中!
 高校卒業後、外壁や水回りに防水を施すコーキングの分野に進んだ飯田保彦さん(29)。現場での仕事を重ねるうちに大工の仕事に興味を抱き、徐々に「大工になりたい」との思いが募っていったという。
 23歳を迎えたある日のこと、「自分に出来るだろうか」と不安を抱えながらも、マエダハウジングに相談。大工見習いとして、再出発した。以来、先輩大工のアシスタントとして、現場を経験。最初は、材料の名前や計測の単位など分からない事ばかりで、戸惑いながらの日々を送った飯田さん。「差し金の使い方」「カンナのかけ方」などの専門書を読み、知識を身に着けた。 大工の道に入ってから6年目の今年、独り立ちの夢を実現。「これまでと違って、工期厳守や仕上がり状態のチェックなど、責任が重くなりました」と、口元を引き締める。まだまだ修業中の飯田さんだが、先輩たちから頼りにされているのがコーキング作業。昔培った技を存分に発揮し、工程の効率化や工費削減に大きく貢献している。
 時間を惜しんで仕事に取り組む姿勢は、誰もが認めるところ。「少しは休憩したら」と、施主から声をかけられることもたびたびあるという。「最近は、リフォームに詳しい施主さんもいて、うかうかしていられません」と、発展途上の仕事人は「日々精進」を心に誓う。
飯田さんの大説な相棒、エアー工具

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一滴の水漏れも許されない給排水。円滑な水まわりを縁の下で支える
 住まいの水回りを縁の下で支えるのが給排水衛生設備工事。楸泰輔さんは高校を卒業後、「手に職をつけたい」という思いから、16年前にこの世界に飛び込んだ。
 この分野は、目に見える箇所の工事と比べ、施主の間では注目度が低く、完璧に出来て当たり前の認識しかないという。ところが、一度でも水漏れが生じたりすると、それまで築いてきた信頼関係がアッというまに崩れてしまう、厳しい世界でもある。 「配管や継ぎ手など、これまで使っていた部品をすべて取り替えるのではなく、生かせるものは生かすというのが基本的な考え方です。施主さんに限らず、誰しも隠れた箇所にはお金をかけたくないでしょうから」と、リフォーム工事の難しさを強調する楸さん。しかし、配水管の太さなど昔と今とで部品が大きく異なっている場合は、交換せざるをえなくなるという。
 作業を進める前にも、大きな問題がある。従来の間取りの大幅な変更で水回りの位置が変わった場合、地面の高さが給排水に大きく影響する。特に、排水出口が高い場所になる設計では、水の流れが悪くなるのが一般的。地面の調査をきちんとしたうえでプランを考えてほしいと、楸さんはアドバイスする。
長年愛用しているパイプレンチと水平器

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複雑でデリケートな塗装の世界。秀でた直観力で思い描いた色を創る
 30年間、塗装一筋に歩んできた中村行治さん。建物の外壁、室内の扉や家具などの塗装に心血を注いでいる。塗装の前段階でポイントになるのが、色の決定。一般的に、希望する色を言葉で的確に表現できる施主は数少ないという。言い換えると、施主が漠然と思い描く色にどれだけ近づけられるかが、塗装職人の腕の見せどころなのだ。  「10年ほど前から、人と話しているうちに相手が何をイメージしているかが理解できるようになりました。おかげで、施主さんの希望する色が頭に浮び、納得いただけるようになってきました。」と自信をのぞかせる。
 「施主さんが色に迷ったら、最初にイメージした色に戻ることです。結論を急がず、十分に考えてもらってから、色を決めてもらうのが職人の責任」というのが中村さんの持論。色見本を見すぎるとあれこれ迷ってしまい、決断できなくなるとも言う。
 工事現場で行われる色の調合で、ものをいうのが直感力。赤、青、黄、黒、白各色の塗料を戸惑いもなく混ぜ合わせ、思い通りの色を創り出す。「最近では、オーストラリア産の耐久性の高い塗料について研修を受けたり、自ら勉強したりしています。」その際に重要なのがやはり「適性施工」。基本に忠実ながら新しい物にも取り組む職人である。
縁専用の刷毛と塗料の吹き付けに使うシーラー

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隅々まで抜かりのないクリーニングを強力・多彩な道具を駆使して実践する
 リフォーム完了後の室内をきれいに掃除をして、気持ちよく生活できるようにするのがハウスクリーニングの役目。大手を含む多数の業者がひしめく中、独立して7年になる岡田洋貴さんの徹底した仕事ぶりには定評がある。
 「掃除の程度に基準はないので、これぐらいでいいだろうと思えば、それで終わり。中には、目に見える箇所しか掃除をしない者もいます」と、ハウスクリーニングの曖昧な現状を話す。岡田さんのモットーは、住む人の身になって、徹底的にきれいにすること。リフォーム工事で生じる木クズなどはもちろん、小さなチリやホコリを残さず吸い込む360ワットの掃除機や、ワックスを素早く乾かすハイパワーの扇風機をはじめ、サッシ周りのゴミやガラス窓の汚れを除去する専用道具などさまざまな道具を駆使して、納得のいくまで磨き上げる。
 床のワックスがけでは、ツヤが長持ちするワックスを吟味して使用する。洗剤は素材を傷めず、汚れを素早く落とすものを厳選。希釈の度合を変えたり、お湯を加えたりと、使用する場所や汚れの程度に合わせてきめ細かく対処している。特に、木柱の黒ずんだ汚れを浮かせてきれいにする「木洗い」は、岡田さんのプロとしての腕の見せどころだ。
「住む人の身になって徹底的にきれいにする」のが、岡田さんのモットー 部屋中の微細なチリやホコリを除去すす道具一式

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鋼板製屋根の施工や雨樋の施工に、多彩な技法と熟練の技が光る
 建築板金歴27年のベテラン職人。鋼板製屋根や雨どいの施工には、馬明さんならではの熟練の技が光る。例えば、屋根枠施工では雨漏りを防ぐために、ハサミを入れずに「八千代」折に加工したり、薄板同士を組み合わせる「ハゼ組み」では、「立ちハゼ」「巻きハゼ」などさまざまな組み方を修得し、屋根の角度に応じて対応したりしている。かつて経験した天満宮の銅板製屋根の葺き替えでは、破風に「てり」をつけたり、微妙な形状をつける「まわし棟」に携わったりと、手間のかかる繊細な手作業に従事。金属の特性を知り尽くしているからこそできる、匠の技が高く評価された。雨どいの施工では、始めに水平器を使って、建物が水平かどうかを確認する。もし、傾斜に問題があれば、雨水の流れに支障を来し、雨どい本来の役目を果たすことができないからだ。
 「この仕事には、現場で速やかに的確な判断ができるセンスが必要」と、馬明さんは力説する。
然と並ぶ道具からも、そのセンスが伺える

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結露や防犯など、最近のニーズに応えるガラスサッシも手掛ける
 大学卒業後、ガラスやサッシのメーカーに就職し、15年前に家業を継いだイケメン職人。モットーは、丁寧かつ敏速な対応で後期を短くすること。リフォームを機に、最近増えてきたのが、結露や防犯細作を整えたガラスサッシへの切り替えだという。そうした施主のニーズを満足させるには、メーカー在籍時に得た製品知識が大いに役立っている。その他、カーポートやテラスの屋根を手掛けることも多くなってきた。
 何年か経って、以前手掛けた施主から、網戸の取り付けや張替えを依頼されることもあるという。「そんな時は、自分の仕事に満足してもらっていたんだと、うれしくなります」と、あらためてやりがいを口にする多田さん。経験の豊富さを伺わせるように、テキパキと進められるサッシの取り付け作業。そこには、頼もしい職人の姿があった。
丁寧かつ敏速な対応がモットーの多田さん

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35年以上の経験と職人同士のチームワークで、施主の信頼を得る
 大工歴35年以上の大ベテラン。リフォームする家は築年数も造りも1軒1軒異なることから、作業には豊富な経験がものを言う。一般的に、工事に携わる箇所や時間が多いから、施主との関係をはなしやすくて家族的な関係になるよう、常に心掛けている。また、他の分野の職人とも親しく接し、互いが家造りの1つのチームとしての認識を共有できるように努めているという。
 年季が入った金槌は、瀬戸さんの仕事を支える良きパートナー。柄の部分は、瀬戸さんの手にしっくり馴染むように、本人自らがカタチを工夫して作ったオリジナルもの。「頭の部分は、この世界に入った当時のもので、柄は何台目かになります。力を効率よく加えるには、自分の手に合った柄が一番」と、道具にも並々ならぬこだわりを持つ。瀬戸さんが造る「安心の住まい」の秘密は、こんなところにもある。
瀬戸さん手作りの柄が手にしっくり馴染む金槌

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