No.162 安芸郡府中町 I様邸 戸建住宅リフォーム事例

冬暖かく夏は涼しい快適リビング床の段差も抑えたバリアフリー仕様

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和室前の廊下をLDKに組み込み開放感向上。長年使いこんだ食卓も天板を削り再生した。

断熱材やペアガラスで暮らし心地アップ LDKもひと回り広く

 80代のIさん夫婦は2012年春に、築46年の自宅1階をリフォームした。大きな理由は、寒さと段差。「冬は底冷えがして、暖房しても効かない。しかも廊下や洗面室、浴室に段差があって、入浴時につまずいたこともあるほどです」と奥さまは振り返る。冬は暖かく夏は涼しく、1年を通じて快適で安全に暮らせる家にしたいと、マエダハウジングに依頼。寒さ対策として、1階の床下に断熱材を入れたり、各部屋の窓をペアガラスや内窓に替えたりするなどして断熱性を高めた。
 その上で、すべての部屋を段差なくつなげ、安全性にも配慮。そして、無垢のフローリングを敷き詰めたLDKは、西側の和室との廊下をなくして、ひと回り広くなった。南側の和室との出入り口を引き戸に替えたため、全開すればLDKと一つにつながり、開放感がさらにアップ。システムキッチンも、床の素材や色調に調和するよう、木目調の扉柄を採用した。壁に棚を備え付けるなど収納も充実させたため、キッチン回りはいつもすっきり片付いて気持ちがいいという。
 「快適になった居間で、近所に住む娘とおしゃべりして、時間を過ごすのが何よりの楽しみ」と奥さま。住まいの断熱性が向上したため、この夏の光熱費はかなり節約できたと笑顔で話した。

リフォーム後

和室は畳を替えたほか、自然素材のじゅらく壁に張替えた。 LDKとの段差を解消。つまずく心配もなくなった。
足触りの良い無垢のフローリングを採用。 使い勝手の良さはもちろん、ひと拭きで汚れもサッと取れるIHクッキングヒーター。
玄関まわりもスッキリさせ、少し広くなった。清潔あふれる佇まいだ。 洗面室は収納力抜群。浴室には保温性に優れた断熱浴槽を採用。寒い冬も安心。
使用水量は従来の約半分という節水型のトイレを設置。窓はペアガラスにして断熱性を高めた。 施工後の使い勝手にご満足いただけたI様ご家族。ありがとうございました。