No.231 安佐南区 N様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

優雅な雰囲気に包まれた白が基調のロココ調空間

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家族が快適に暮らせるよう、奥様の実家をリノベーションしたNさん夫妻。
間仕切りの多さ、暗さ、そして大きな傾きなど、悩みの多かった家は、間取り変更と基礎工事を伴う全面リノベーションを敢行。しかも、奥様好みのロココ調で統一することで、見違えるほどに生まれ変わった。

リフォーム前

和室 玄関
寝室 キッチン
玄関 キッチン

リフォーム中

解体 床も解体しました
家全体の傾きを直すアンダーピンニング工法 ジャッキアップして、基礎を打ち替えます
玄関の正面に、ニッチとガラスブロックの下地を大工さんが作ります。 階段への壁にはアールの細工

築45年を経た奥様の実家に家族で暮らそうと考えたNさん夫妻だったが、間仕切りが多いうえに暗く、しかもはっきりと自覚できるほどの家の傾きが悩みだった。ちょうどそのとき、リフォームを検討中だった奥様の友人がマエダハウジングへの依頼を考えており、二人で店を訪問。奥様も同社に依頼を決めた。
家の悩みを解消するとともに、白を基調としたロココ調の空間にしたかった奥様は全面リノベーションを決意。プランニングでは、もともと建築に興味があったため、図面を手描きしてイメージを提示した。特に思い入れの深い内装は、モールやカーテンボックスなど細部の装飾にまでこだわって要望。間取りはキッチンと和室をつなげ、廊下を取り込んで広いLDKにし、一角を和室コーナーに。玄関は増築して収納スペースを追加し、洗面脱衣室を新設することにした。
家全体の傾きに対しては、基礎を打ち替え、杭でジャッキアップして傾きを直すアンダーピンニング工法を用い、2週間かけた基礎工事により、安心して暮らせる家の土台が完成した。
家族が集まるLDKの中央には天窓を開口し、日中は照明が不要なほど明るい家に一変。サッシはすべてペアガラス窓に替え、冷暖房効果や遮音性が実感できるようになったという。水まわりの設備も一新して使い勝手が向上。
Nさん夫妻自ら塗った珪藻土壁の効果なのか、イヤなニオイや湿気も感じず、明るくイメージ通りの空間で快適に暮らせることに、ご夫妻で満足感を抱いているようだ。
見取り図

リフォーム後

天井と壁の間のモールやカーテンボックスに至るまで、ロココ調が徹底されているのはお見事 電子レンジの収納部分やインターホンを付けたニッチまで、曲線を描くアール仕上げのデザインに
日中は、外出時に照明を消し忘れたと勘違いするほどの明るさをLDKにもたらしてくれる天窓 リビング中央部の壁のみアクセントクロスを貼り、空間にアクセントを加えたLDK。白い内装にナラの無垢フローリングが映える
キッチンのリビング側には、天板の縁をモールと似たあしらいにこだわった造作カウンターを設置 壁の一面のみキュートなアクセントクロスを貼って空間にメリハリをつけた娘さんの部屋。もともとは和室だった。インテリアの統一感も取れている
天井近くの壁にはガラスブロック、娘さんの部屋のドアにも装飾を施すなどこだわり満載 1坪サイズに広げた浴室でゆったり入浴
洗面台を取り替え、新たに設けた洗面脱衣室は使いやすさ抜群 奧に付けた便利な収納棚にはマンガも
ロールスクリーンで隠せるシューズクロークは増築の産物 ガラスブロックやニッチを付けた玄関内。広さと明るさもアップ
奥行きを増し、軒天井も新しくした玄関。重厚感あるドアからもヨーロピアンテイストが漂い、雰囲気と開放感も◎。縦スリットのガラスはシューズクロークの明かりとり LDKに比べるとこちらはシンプルな内装に仕上げた寝室。横長の窓と掃き出し窓で明るい空間になっている
隣に暮らすお母様のため、段差に気づきやすいよう床上15㎝にした約3畳分の和室コーナー。軽い腰掛けにもできて便利

リフォーム概要

概要画像
種類 戸建て
専有面積
93.2㎡(28坪)
施工面積 93.2㎡(28坪)
間取変更 4LDK→3LDK
築年数 45年
工事期間 3ヵ月
施工箇所 全面
施工 マエダハウジング安佐南店

満足プランと温かい気遣いに感謝

正直、こんなに快適でイメージ通りの家になるとは思っていませんでした。たくさん要望を聞き入れてもらって気持ちが安らぐ家を叶えることができ、日々幸せを感じています。珪藻土塗りは、調湿・吸臭効果とコストダウンを目的に挑戦しましたが、とても楽しかったし、より愛着の湧く家になりました。娘の受験や母の体調不良が重なり、一時は中断しようかと思いましたが、「一度リフォームを休んでもいいんですよ」と言ってくださったことで、気持ちをリセットして取り組むことができました。その気遣いが本当にうれしかったです。