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No.677 広島市安佐南区 H様邸 戸建全面リフォーム事例
譲り受けた実家で間取り変更とアイデアが全空間有効活用を実現
奥様の出産を機に、ご主人の実家を譲り受けたH様。以前は新築を検討したこともあったが、高額な上にモデルルームを見ても心惹かれるような家がなく、譲り受けた家のリフォームを考えていたときにイベントでマエダハウジングのブースを訪れた。話をしているうちにリフォームに大きな可能性を感じ、「リフォームで思い通りの家にしよう」という決断に至ったという。築50年ほどの家は暗くて寒く、カーテンにカビが生えるほど結露がひどかったため、床、壁、天井の断熱材を入れ替え、窓はペアガラスにした。部屋数は多いが使わない部屋もあったため、間取り変更も実行。茶室ながら使っていなかった和室をウォークインクロゼットやシューズクロゼットに変え、リビングとダイニングキッチンの壁をなくして広いLDKを実現。隣の暗かった和室は半分をLDKに取り込み、残りをゲストルームに。15センチもあった段差は解消し、リビングとひと続きで使えるようにして、普段でも子どもが自由に遊んだり寝転がったりできる便利なスペースにした。この間取り変更に伴い、リビングの一角に設けたパソコンコーナーとゲストルームの間の柱が取れなかったものの、柱と周囲のわずかな空間を利用してニッチを新設することで、飾り棚として活用できるようになった。
リフォーム前
リビング | キッチン |
玄関 | 洗面 |
浴室 |
深刻だった結露防止のため、断熱材の入れ替えとともに担当者の提案でLDKの壁は漆喰塗りに。キッチンは奥様の要望で、家事の間も遊んでいる子どもに目が届くようにと、壁付きから対面型に転換。ご主人も朝食を作るときはキッチンに入るため、スムーズな動線を描くことにも配慮した。浴室と洗面室は広くなり、トイレも向きを変えて広くなったことから、雑誌を並べられる本棚を造作してもらったという。また、家で映画を楽しむため音響にもこだわり、リビングには天井に4つのスピーカーを設置。修繕や修理を主に担当するサポーターズに所属する音響に詳しいスタッフのアドバイスで、この空間に適した配置にした。
以前は室内温度が冬に1桁台の日もあったが、今は10度を切ることはなくなった。「体感温度が全然違うし、空間を全て生かせたことがうれしい」とH様。担当者に寄せた高い信頼感も、リフォーム成功の要因になったようだ。
玄関横の和室をWICとシューズクロゼットに変え、リビングとダイニングキッチンをつなげて広いLDKに。壁付きのキッチンは対面型に、隣の和室の半分をLDKに取り込んで半分は畳敷きのゲストルームに。トイレ、浴室、洗面室は間取りを変えてそれぞれ拡大。2階は和室を寝室扱いできる洋室にして、子ども部屋予定の洋室2室の内装を一新。断熱材は入れ替え、ペアガラスを採用。外壁は汚れの目立つ白からクリーム色に塗り替えた。
リフォーム後
既存の天窓から明かりを取り込めるダイニング。キッチンが対面型になったことで、配膳もしやすくなった | ゲストルームは普段からLDKと一体化して使用。ほぼ開放している引き戸は壁の中に引き込め、より開放感が増す |
リビングの一角にはパソコンコーナー。取れない柱と空間を利用した飾り棚はすてきな空間アクセントに | キッチンシンクの奥に調味料などを置く便利な収納スペースを確保。間近で遊ぶ家族を見ながら家事ができるのは奥様にとって何よりの喜び |
全面が引き戸で全てが隠れる大容量の収納スペース。食品のストックや電子レンジなどの家電も納めることができてすっきり | 収納スペースはもちろん、本棚も造作したトイレ。車好きなご主人が愛読する雑誌を置きたいという |
浴室との位置を入れ替え、広さを増した洗面室。洗面台や収納家具など全て白で統一 | 純和風から和洋折衷スタイルに変わった玄関。十分な容量の玄関収納を備え、窓を開口して以前よりも明るさと開放感が増した |
和室をシューズクロゼットと分け合う形で配置したWIC。玄関とリビングの両方から出入りできるのが便利 | 玄関から直接つながるシューズクロゼット。靴だけでなくゴルフバッグやベビーカーなど大きい物も余裕で収納できる |
広い玄関からシューズクロゼット、さらに奥のWICからリビングへと直接つながる動線は、家族にとって実にスムーズ |
リフォーム概要
種類 | 戸建て |
築年数 | 約50年 |
施工面積 | 188.8㎡(36坪) |
施工箇所 | 全面 |
工事期間 | 4ヵ月 |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
施工 | マエダハウジング安佐南店 |
リフォームを終えて
「悩んだら担当の菊田さんに聞け!」とばかりに、何かの選択に困ったときはすぐ相談し、今振り返ってもその選択は全て正解でした。好みや感性が似ていたことと、「自分が住みたい家を造っている」という菊田さんの言葉に信頼と安心感を感じ、言葉だけでなくしっかり当事者意識を持って家づくりに携わってくださったからでしょう。リフォーム中に出産を経験し、子どももすっかり懐いています(笑)。おかげで思い出深いリフォームになりました。