中古住宅購入×リノベーション

No.1147 愛犬と暮らす すっきりとした シンデレラフィットの家

2022.11.15
広島市中区 F様

キッチンには造作カウンターを設置し、テレワークスペースには書類などを置く棚も用意。キッチンのつり棚は取り外して視界を広げた。背後にあった大きな食器棚も低いカップボードに変更し、圧迫感のないすっきりとした空間にまとめている


和室をなくしてリビングスペースを拡大。床はフローリングだが愛犬が滑らないようにマットを敷いている


白を基調にした明るい空間。日当たりの良さが家選びの決め手になったという


ウォークスルークロゼット内部。掃除機を納める場所やファイル類を整理するケースなど、しまう物と場所を決めて計画したことですっきりとした収納に。ウォークスルークロゼット内部は雨の日に洗濯物を干すポールと、洗濯物をたたんだりアイロンをかけたりできる折りたたみ式のアイロン台を用意。「ウォークスルークロゼットにするか収納部屋にするか迷ったのですが、とても使いやすいので思い切ってこのカタチにして良かったです」とF様


玄関に隣接していた納戸をなくし、玄関+土間スペースに。納戸の壁を取り払ったことで玄関が明るく開放的になった


土間には趣味の自転車を壁掛け。扉を付けずオープンの棚にして、たくさんある靴をあえて見せる収納に


洗面室はリビング側と廊下側から出入り可能。タカラスタンダードの洗面台はマグネットが付けられるホーロー素材で、好きなところにマグネットフックを付けてコップなどを整理できる


家全体の壁はホワイト×グレーで統一しているが、トイレだけはイメージを変えてネイビーの壁をアクセントに。上部の収納は取り外し、無駄のないシンプルな空間にまとめた


日当たりが良く明るい浴室。白をベースにした空間に、ナチュラルなブラウンの壁を選択


キッチンとカップボードは白でそろえて、清潔感と広さを演出。つり棚や背の高い食器棚をなくすことで圧迫感を抑えつつ、やや天井を下げることでリビングダイニングとさりげなく空間を分けている


 

 

リフォームのポイント

 賃貸が手狭になり、マンション購入を決意したF様。「といっても、私と犬だけなので、既存の間取りでは部屋が多過ぎるんですよね。だから私たちにちょうどいい家にしたくて、リノベーションを選択しました。何よりほしかったのは、犬が走り回れる広いリビングです。ドアは全て引き戸にして開け放し、家中自由に走り回れるバリアフリー空間にしてもらいました」。

 もう1つ、F様がこだわったのが、物をすっきり整理できる収納だ。もともと和室や納戸のあったスペースを、ゆったりとしたウォークスルークロゼットに変更。衣類やバッグ類、ファイル類をまとめたケース、ゴルフバッグなど、手持ちの荷物がシンデレラフィットするように計算して棚を設けた。「玄関には土間をつくり、趣味の自転車を壁掛けできるようにしました。玄関から土間、ウォークスルークロゼット、リビングと回遊できるようにつなげています」。

 キッチンの前には簡単に食事がとれるようにカウンターをつくり、窓際にテレワークスペースを確保。ウォークスルークロゼットの中に折りたたみ式のアイロン台も用意した。「実はお隣の方とは引っ越して来る前からの犬友だちで、犬同士も仲良し。川や緑のある周辺環境も気に入っていて、本当に私たちにぴったりの住まいになりました」とF様。「この子も新しい家をとても気に入っています」と、愛犬を抱っこしながら笑顔で話してくれた。

間取り

exrw_008_ba.jpg

リフォーム概要

種類 マンション
築年数 約14年
延床面積 67㎡(20.3坪)
施工面積 67㎡(20.3坪)
施工箇所 全面
工事期間 3カ月
家族構成 1人+犬1匹
施工 マエダハウジング八丁堀店

リフォーム前

リフォームを終えて

最初は迷うこともありましたが、コーディネーターさんがいろいろと良いアドバイスをくれたので、楽しく進められました。リビング照明の調光機能を使って、仕事帰りに暗めの照明で愛犬とリラックスできるのも良いですね。犬を飼っている人が多いマンションなので、犬を通したお付き合いもあり、環境もとても気に入っています。