中古住宅購入×リノベーション

No.1111 空間を最大限活用して誕生したカフェ風の広々空間

2022.08.22
広島市西区 M様

空間を最大限活用して誕生した念願の対面型キッチンとカフェ風の広々LDK空間


腰壁を白いタイル仕上げにした対面型キッチン。娘さんと一緒に立つことができる。和室を取り込む間取り変更を行ったことで構造上取れない筋交いは、一部マグネット仕上げに施工した衝立壁にした


対面型にしたシステムキッチンにはTOTOを採用。「水栓はフットスイッチで操作できるからとても便利です」と奥様


押し入れだった場所には棚を造作し、奥の壁にはアクセントクロスを採用。下段の書棚とディスプレー棚は奥様がネットで調達。壁を挟んで廊下側にも収納スペースがあり、洗濯物をすぐに収められるよう工夫


玄関からLDKにつながる廊下。LDK入り口の横にはもともと和室の押し入れがあったが、今回和室をなくしたことにより、空間を有効活用するため廊下側の壁を取って収納スペースに。扉は設けず、ロールスクリーンを取り付けて目隠しできるようにした


奥様こだわりの洗面室。洗面台は既製品から造作に変え、壁面の立ち上がり部分にはモザイクタイルをあしらった。大きかった窓は小さくしたが、明るさは十分


設備も一新したトイレにはアクセントとして大胆な柄のクロスを採用。ドアは廊下側の表面を自身で塗装し直した


システムバスに取り替え、快適性が増した浴室。特にご主人がお気に入りで、掃除がしやすくなったせいか、息子さんはお風呂掃除を手伝うようになったという





リフォームのポイント

 マンションで暮らしていたが、家族5人で暮らすには手狭になってきたため、子どもの学区内でマイホームを実現しようと考えたM様。土地の価格が高いエリアであり、新築では予算的に難しいと考えて中古リノベーションを前提に戸建て物件を探し始めたところ、数カ月で見つかったのが築32年の戸建てだった。会社選びは、ネット検索でヒットしたマエダハウジングにまず資料を請求し、実際に訪問した際に偶然担当者と名前が同じだったことにも縁を感じて依頼を決めた。
 リノベーションは2DKの間取りの1階に特化。和室1室は既存のままにし、ダイニングキッチンと隣接する和室をつないで広いLDKにすることに。廊下の一部も取り込むことでさらにLDKの広さを拡大し、壁付きだったキッチンは奥様念願の対面型にした。床はダークブラウンのフローリングに張り替え、キッチンの腰壁をタイル仕上げにすることで、奥様が希望するカフェ風の空間に一変。収納棚はすべてを造り付けず、奥様がネットで調達したラックや棚をうまく使ってコーディネートしたこともコストダウンにつながった。この他、洗面室の造作洗面台も奥様のこだわりのひとつだったという。
 暮らし始めて奥様が感じるのは、快適さとともに家事のしやすさ。「洗濯やお弁当作りなど家事がキッチン回りで完結できるようになりました」。息子さんがお風呂掃除を手伝うようになったことも、リノベーションによる思いがけない副産物になったようだ。

間取り

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リフォーム概要

種類 戸建て
築年数 約32年
延床面積 90.31㎡(27.31坪)
施工面積 54㎡(16.3坪)
施工箇所 2階、玄関、1階和室を除く全面
工事期間 2カ月
家族構成 夫婦+子ども3人
施工 マエダハウジング八丁堀店

リフォーム前

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リフォームを終えて

女性コーディネーターさんと好みが似ていて、目指す雰囲気のイメージを常に共有しながら楽しくプランニングが進みました。照明選びなども信頼してお任せできたおかげで、すてきな家にできたのがうれしいですね。