壁をリフォームして素敵なお家に!主な種類から費用まで徹底解説

壁をリフォームして素敵なお家に!主な種類から費用まで徹底解説
家の中にある壁は、部屋と部屋を仕切る重要な部分。部屋の中でも大部分を占めていることもあり、リフォームすることでがらりと印象が変わるだけでなく、実は間取りを変えることもできるんです。 今回は、そんな壁のリフォームの代表的な種類と大体の費用、成功させるためのポイントなどをご紹介していきます。おうちの印象を変えたい、間取りを変えたい、と思っている方は必見ですよ。

壁のリフォームにはどんな種類がある?

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まずは、壁のリフォームの代表的な種類をチェックしていきましょう。また、大体の予算や工期の目安もご紹介します。


壁を撤去するリフォーム

壁を撤去するリフォームは、リビングと和室の間にある壁を取り払って一部屋を広くしたり、使わなくなった子ども部屋の壁を撤去して新たな空間を作ったりする際によく用いられる方法です。

もともと別々だった2つの部屋を1つの広い部屋として生まれ変わらせる撤去型のリフォームの費用は、6帖の部屋同士をつなげた場合で30万円前後。
壁の撤去自体は5万円程度でできるのですが、壁を撤去したあとの床にはフローリングなどの床材がないため、板張りをしたりクロスを張替えたりなど、部屋として整えるために、結果的に壁撤去費用を含めて30万円前後必要となるのです。さらに、電気工事や、天井と床の高さの調整などが必要な場合には、10~30万円程度の費用がプラスでかかるケースもあります。

壁を撤去する際の工期ですが、およそ5日~1週間ほどです。壁の撤去のような大掛かりなリフォームではなく、配線を通すための穴あけであれば、1万円前後の費用で、1日あれば完了できるでしょう。


壁を新たに設置するリフォーム

もともと1つの部屋だった場所に壁を新たに設置して、2つの部屋にリフォームする方法もあります。子ども部屋がもうひとつ必要になった場合や、夫婦の寝室を分けたい場合などによく取り入れられる方法です。

このような、新たに壁を作るリフォームに必要な費用は12~36万円程度が相場。壁を撤去するリフォーム同様に、電気工事の有無や、天井や床の高さ調節が必要かどうかでも料金が変わります。工期は、大体4~6日程度です。


壁のクロス貼り替えリフォーム


先ほどご紹介した、壁を撤去したり新たに造設したりする壁のリフォーム以外に、クロスを張り替えるのみのリフォーム方法もあります。ときが経つにつれて日焼けした壁紙をキレイにする目的や、傷や汚れが付いたクロスを新しくする目的で行われることがほとんどです。

クロスの張替えは、定期的に行う方も多い壁のリフォームで、部屋の雰囲気を変えたいときにもおすすめ。最近では、クロスだけでなく、珪藻土や漆喰などの塗るタイプの壁も人気があります。

クロスの張替えや珪藻土などへの塗り替えに必要な予算は、6帖1部屋の場合で8~20万円程度。工期は、最短で1日あれば終わることもあり、比較的手軽なリフォーム方法と言えるでしょう。しかし、壁が複雑な形をしていたり、張り替える範囲が広かったりすると、予算が増え、工期も2~3日と長い期間必要になります。クロスはホームセンターなどでも手に入ることから、張り替えはDIYするという方もいるようです。


壁のリフォームを成功させるポイントは?

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最後に、壁のリフォームを成功に導くためのポイントをご紹介しましょう。


壁のリフォームに適した業者を選択する

リノベーションやリフォームを行っている業者は数多くあります。各業者には、得意な分野と不得意な分野があることがほとんどで、壁のリフォームをメインに行っている業者などを選ぶと失敗が少ないでしょう。選ぶ際は、各業者の実績や口コミ、見積もりを取ってみるなど、さまざまな方法があります。
マエダハウジングでも、壁のリフォーム事例が多数ございます。広島でおうちのリノベーションや壁のリフォームを検討されている方は、まずは弊社の多数の事例をご覧いただければと思います。


撤去できない壁もある!

壁を撤去するリフォームを実施しようと思ったとき、実は撤去できない壁があることをご存じでしょうか?
木造戸建ての場合は、住宅を支えている耐力壁と呼ばれる壁は撤去できません。なぜなら、耐力壁を撤去すると構造バランスが崩れてしまうためです。また、マンションであれば、給配管のパイプが通っている壁や、共有スペースの壁、隣室への防音のために必要な壁なども撤去できないので覚えておきましょう。マンションでは、定めている規約がそれぞれ異なるため、壁のリフォームをする前に確認しておくことが大切です。


壁内の配線、配管の有無の確認をする

壁内に配線や配管があった場合、撤去して新たに付けなおす必要が出てきます。こういった壁の場合、工期が伸びたり費用が多くかかったりするため、事前に確認しておくと安心でしょう。なかには、配管を別の場所に移せないケースもあるため、注意が必要です。


使い勝手に配慮する

壁のリフォームは、部屋の使い勝手を大きく左右します。コンセントの位置が変わり、家電が使いづらくなったりドアが開けづらくなったりすることがあるため、家具家電の配置やドアとの位置関係をしっかり考慮して計画しましょう。また、収納スペースがしっかり確保できるかどうかも要チェックポイント。不安なときは、是非マエダハウジングまでご相談ください。


壁をリフォームして理想的な空間を作ろう!

ひと口に壁のリフォームといっても、さまざまな方法がありましたね。部屋を広くしたいのか、新たに部屋を増やしたいのか、ライフスタイルに合った壁のリフォーム方法を選択して、理想的な空間を作りましょう。また、費用や工期などを把握して、計画的に壁のリフォームを行うことも大切です。壁のリフォームに適した業者を見つけ、撤去できる壁なのかを調査、使い勝手などもしっかり確認してリフォームを計画してくださいね。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。