リフォームの見積もりはここを見る!注意点や専門用語を解説します

リフォームの見積もりはここを見る!注意点や専門用語を解説します
家のリフォームでは、複数の業者から見積もりを取って比較することも少なくありません。しかし、見積もり書をもらったとき、どんなポイントをチェックしたらよいのかを知らなければ、複数見積もりの意味がなくなってしまうかもしれません。 今回は、リフォームの見積もりをもらうときに気を付けたいポイントや、知っておきたい専門用語をご紹介。信頼できる業者を見極めて、満足のいくリフォームを実現しましょう!

リフォームの見積もりをもらうときの注意点

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リフォームの依頼先を検討するときに、大きな要素となるのが見積もりです。リフォーム業者には、無料で見積もりをしてくれる会社もあれば、有料という会社もあります。また、オンラインでリフォームのシミュレーションができたり、LINEで相談できたりと、便利なサービスも多数。ここではまず、リフォームの見積もりをもらうときの注意点を見ていきましょう。


金額が高すぎる・安すぎる場合は理由を聞く

見積もりで提示された金額が思ったより高いと、すぐにその業者は却下していませんか?また、安すぎる見積もりは一見お得に見えるかもしれませんが、金額だけで即決してしまうのは危険かもしれません。リフォームの見積もりで提示された金額が相場よりも高すぎる・安すぎる場合は、まず理由を聞いてみましょう。

高すぎる場合は、値引きされることを見越して高めの金額にされている可能性があるため、交渉次第で希望の金額におさまるかもしれません。安すぎる場合は、見積もりに含まれている範囲をよく確認しみてください。必要な項目が抜け落ちているかもしれません。

適正な価格でリフォームを依頼できるよう、まずは理由を聞いてみてくださいね。


「〇%割引」「今月中なら安い」の文言に惑わされない

リフォームの見積もりに「設備機器代〇%割引」などと書いてある場合、注意が必要です。設備機器代を値引いた分を工事費用に上乗せされる可能性もあるため、金額は設備機器代と工事費のトータルなのかどうかを確認しましょう。

また、「今月中なら安い」というような、リフォームの契約を急かすような文言にも要注意。家のリフォームは、じっくり時間をかけて検討したいことです。こちらのペースを乱されるような業者には頼まない方がいいでしょう。反対に、見積もりを依頼したのに回答が遅れる業者にも、要注意。やりとりがルーズな業者だと、リフォーム工事期間が想定よりも伸びてしまうことも考えられます。日頃のやりとりから、信頼できる業者かどうかを見極めておきたいですね。


「一式」ではなく、明細まで提示してもらう

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リフォームの見積書をもらうときは、合計金額だけでなく、明細までしっかり確認しておきましょう。見積書に「一式」と記載しているだけで、項目ごとの内訳がわからない場合、値段の交渉や他社との比較がしにくくなってしまいます。

またリフォームの見積書は、検討する段階に沿って何度かもらうのがおすすめ。初期段階では、まだ詳細が決まっていないため、概算での見積もりしか提示できないこともあるからです。リフォームの内容が固まってきたら、詳細な項目を追加した見積もりを出してもらうと安心ですね。


リフォームの見積もりを見るときに知っておきたい専門用語

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続いては、リフォームの見積もりでよく見かける専門用語をご紹介します。意味を理解しておくと、工事の流れも把握しやすくなりますよ。


木工事

大工さんが行う工事です。土台や柱、梁(はり)などから、石膏ボードやフローリング、断熱材の施工などが含まれています。


防水工事

バルコニーや外壁などに、雨水が浸水しないように施す工事です。


左官工事

塗り壁や土間工事などのことです。後述する「塗装工事」と違い、モルタルや漆喰といった壁材を塗ります。


タイル工事

壁や床などにタイルを貼る工事のことです。


建具工事

出入り口や収納などに、扉や引き戸などの建具を取り付ける工事です。


鋼製建具工事

玄関ドアやサッシなど、鋼製の建具を取り付ける工事です。


ガラス工事

サッシと呼ばれる窓枠に、ガラスなどを入れる工事です。


塗装工事

塗料を塗る工事のこと。壁やドア枠、幅木などが対象です。


内装工事

壁や天井を仕上げる工事のことです。


家具工事

家に合わせてオリジナルで家具を造る場合の工事です。


給排水工事

水回りの給湯と給水、排水の工事です。キッチンや洗面所、トイレなどで行います。


電機工事

電機のスイッチやコンセントの位置を変更する工事です。配線を変更します。


住設工事

システムキッチンやシステムバスなどの設備にかかる機器代金と、搬入・取り付けにかかる費用の合計です。


電気設備器具工事

分電盤や換気扇、照明器機などの電気設備全般にかかる器具代のことです。


仮設工事

リフォーム工事をするにあたって、周囲を傷つけないよう養生シートをつけたり、家の外周に足場や仮囲いをつけたりする工事です。


解体工事

リフォームする既存部分を壊す工事です。


雑工事

ここまでに述べた項目に含まれない、細かい工事のことです。


廃材処分費

解体工事で発生する廃棄物を処分する費用です。


諸経費

一般的に、工事の現場で発生する駐車場代などの「現場経費」と、工事会社の本社経費や利益などの「一般管理費」を合算したものです。書類の作成や申請にかかる手数料を含んでいることもあります。


リフォームの見積もりは細部までしっかり確認!

納得いくリフォーム業者探しは、まず見積もりを依頼するところから始まります。今回ご紹介したポイントを参考に、リフォームの見積もりは細部までしっかり確認するようにしましょう。なお、広島でリノベーションやリフォームを手掛けるマエダハウジングなら、電話やLINEでの見積依頼も可能。忙しくて見積もりを依頼する時間がとれない人は、是非LINE見積もりを利用してみてくださいね。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。