~体験者が本音で語り合う~
リフォームよもやま
座談会 第15回
今回の座談会は、ご夫婦二人暮らしでマンションリフォームをされた大麻様、お父様と長年暮らす家をリフォームされた林様、そしてご実家を二世帯リノベーションされた若山様の3組に集まっていただきました。
それぞれのリフォーム体験を通じて、経験者ならではの思いや感想などを語っていただいた中で、今後リフォームを検討している方に有意義な情報や心構えなども多く聞くことができました。
今回ご参加いただいた方々
お義父さん的には自分が守ってきた家を誰にも売りたくないし、息子に継いでほしい気持ちがあるのはすごく分かるので、じゃあ私たちが受け継いでいこうということになりました。今は主人が単身赴任で、私は家事に追われて子どもと遊ぶ時間がなかなか取れないのですが、そこをおじいちゃんおばあちゃんがフォローしてくれるので子育てもしやすいですね。一人で頑張らなくてもいいと思える環境は、とてもありがたいです。
大麻 恵美様
うらやましいですね。
若山 志乃様
主人とマエダハウジングさんを訪ねたとき、自分のしたいテイストだと直感し、リフォーム事例を見て「ときめいた」んです。担当の濱本さんの対応で、「この人とだったらワクワクしながら楽しく家づくりができるんじゃないか」と思って、絶対にお願いしたいと思いました。
両親は以前からの付き合いで安心感のあった別の業者さんを想定していたようですが、最終的には譲歩してくれました。今は満足しているようです。
大麻 則夫様
「こういう感じにしたい」っていうとすぐに回答をくれたので、苦労することなく進められました。それで結構自分の好きな雰囲気を忠実にかなえてもらえました。「長く住んでも飽きない家にしたい」という思いが大きかったですね。
大麻 恵美様
デザインは主人の方が希望が多く、玄関やトイレなどにこだわりがあって、玄関は倍の広さになりました。私は、キッチンとリビング回りをイメージ通りに造っていただけたことがうれしかったです。
林 香代子様
マンションの玄関を倍の広さにできるんですか?
大麻 則夫様
私たちが見た他のマンションでは構造上難しかったみたいですが、ここだけは可能でした。リフォームの満足度は100%です!
大麻 則夫様
それはあるかもね。エレベーターの養生ひとつにしても丁寧にしてもらえました。ここの職人さんは物腰が柔らかいからか、ご近所からの不平不満も出ませんでしたね。だから「次回があればまた頼もうか」という気にはなりますよね。
林 香代子様
最初、私は全然イメージが湧かず、台所のカウンターをすごく高くしてもらいました。でも、大工さんが帰られるときに、「これでいいんですか?」と念を押されてよく見たら、やっぱり私には高すぎて。次の日の朝一番に「すみません、普通の高さにして下さい」ってお願いすると、快く直してもらえました。大工さんには本当に申し訳なかったのですが、考えないままやることって本当に怖いですね。
大麻 則夫様
自分のイメージを一度お話したらそこで雰囲気をきちんとつかんでいただき、それをかなえるために適した材質を絞り込んでくれたり、「このへんにフックが1個欲しいな」と言うとそこに合うものを見つけてきてくれる。それはセンスが合っていたからこそできたのだと思いますね。
若山 志乃様
私は二世帯リフォームの経験において一つ反省があります。最初、自分たちが住む空間をリフォームするのだから、両親にはあまり口出しはしてほしくないという気持ちがどこかにありました。でも、それはやっぱり違うなと途中で思ったんです。だから、進捗状況を報告しながら、「今こういう図面なんですけど、どうでしょうか?」と細かく聞くようにしました。両親も一緒につくっていくんだという気持ちを持つことが大切。きっと両親も不安な気持ちがあると思うので、それを安心に変えてあげることは大事ですよね。私たちが受け継いで住まわせてもらうという謙虚な気持ちを忘れずに努力すれば、これからの二世帯同居もうまくいくのかなと思います。
林 香代子様
マエダハウジングさんからもらった助言を一度受けとめて、一息ついて考え直したら「こういういいアイデアもあるんだ」って思えるようになったのがすごく良かったです。自分で最初からかたくなに「こうだからこうしてください」じゃなくて、「こういうこともできるんだ」という気付きがたくさんあったので、柔軟に聞いた方がいいと思います。素人だと、「こうしたらこうなる」という形がはっきり分からないままにお願いしている場合も多いので、一息入れて考えて、それで嫌なら嫌だと言えばいい。私の家のトイレもそうやって進化していって完成したものです。おかげで、自慢のトイレになり(笑)、満足のいくリフォームができたと思います。