No.101 安芸郡府中町 H様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

スペイン風のコーディネートで大好きなものに囲まれて過ごす喜び
手づくり感あふれる家族の温もりリフォーム

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2階廊下を充実させ子ども部屋を新設した家族がますます和む家
5年前に門柱など外構のリフォームを一度経験したHさん。今回は築年数50年になる家の外壁や屋根、ベランダなどを一新するとともに、3人の子どもたちに部屋をつくる目的で2階のリフォームを敢行。和室2室と押し入れを2室の洋室に変えて、1室は息子さん2人の部屋、1室は娘さんの部屋にし、ほとんど使われていなかったもう1室の洋室は、着付けの先生であり、ハンドメイド雑貨を自身で製作・販売する奥さまの部屋にした。階段の踊り場には、ガンダムのプラモデルやミニカーのコレクション、大学野球時代のユニフォームなど、ご主人が大切にしていたものをディスプレイして収納。マンガや本も整然と棚に収められ、ここが子どもたちの読書スペースにもなっている。
リフォームは、奥さまが抱くスペイン風のイメージをもとに、女性コーディネーターがプランニング。アーチ型の踊り場の天井や、ブロックを採用した幅木などは、スペインの街角をイメージしたもの。階段周りにあしらった本物のステンドグラスやアイアンの装飾などは、イメージに合ったものを奥さま自身が購入した。珪藻土の壁は子どもたちも力を合わせて塗ったもので、クロス壁の1階と比べると湿気が感じられず、その効果を実感している様子。子どもたちは自分の部屋ができた喜び、ご主人も大切なコレクションを常に間近にしながら暮らせる喜びにあふれているようだった。

リフォーム前

外観 子供部屋にリフォーム
奥様の部屋 階段

リフォーム中

家族全員で門柱のところに記念の手形を押すところです コーディネーターと奥様が一緒にタイルの割り付けを考えています。2人でタイルを貼りました
ご主人と息子さんが自ら珪藻土を塗っています スペイン風にしようと垂壁をアーチにしました

リフォーム完成

門柱の内側には、子どもたちの手形が埋め込まれている 駐車スペースの上にも、奥さまのアイデアでブロックを配した
2人の息子さんの部屋。購入した二段ベッドに板を張り、中央に据えることで空間を2分割 壁には明かり取りのガラスブロックも。子ども部屋ができて、兄弟は以前より仲良くなったとか
これまでは押し入れの中にしまいこんでいたご主人の宝物が整然と並んだ踊り場。階段横にもニッチが設けられている 階段の途中にも、奥さまセレクトのタイルが貼られ、独特の雰囲気が醸し出されている
壁にあしらったステンドグラスは、奥さまが本物を購入 開口部がなく暗かった2階の洋室だが、夕方はエメラルドグリーンのガラスブロックからきれいに光が射し込む
奥さまの部屋の窓は、掃き出し窓から出窓に変更。西側のガラスブロックで光が入るようになり、明るさが増した

リフォーム概要

概要画像
家族構成 ご夫婦+子供3人
築年数 約49年
工期 約2か月
リフォーム箇所 屋根・外壁・2階全部屋・階段
施工 マエダハウジング府中店