No.121 広島市南区 H様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

コダテリノベにこだわった、Hさんの理想のマイホーム

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コダテリノベにこだわった Hさんの理想のマイホーム

Hさん一家(広島市南区在住)

1985年生まれのご主人、奥さま、娘さん、息子さんの4人家族。ご主人と同い年の物件との巡り合いに運命を感じ、思い切って購入。試行錯誤の末、理想のマイホームを実現させた。
結婚後、アパート暮らしだったHさん夫妻。「いつかは戸建てマイホームを」と夢見て、ネットを中心に物件を探していたところ、マエダハウジングとの出会いで、中古物件をリノベーションするという方法にたどりつく。物件探しや資金計画、リノベーションのプランニングなど、試行錯誤の末に実現したHさん夫妻の夢とこだわりあふれるマイホーム実現までの道のりをたどってみよう。

STEP.1 理想の立地でマイホームを持てる中古リノベーションとの出会い

マイホーム実現にあたり、資金的な面から当初より新築一戸建ては諦めていたご主人。2~3年前から中古の戸建てを中心にネットで物件を探していたところ、マエダハウジングの「中古物件+リノベーション」というマイホーム取得方法を知る。「リノベーションって面白そう!」と感じたご主人は、一家で五日市店のオープンイベントに参加。スタッフの印象も良く、物件が決まれば工事を依頼することにし、物件探しを依頼。

STEP.2 戸建て、平地、通勤しやすさ、条件は当初から明確に

物件探しにあたっては、当初から条件を明確にしていたご主人。中区・南区・西区・安佐南区・府中町・海田町など探すエリアは比較的広く設定。その上で、戸建てであること、南区が職場のため、通勤と娘さんの通学のしやすさを考えてできるだけ平地であることを条件に物件を探していった。

STEP.3 念願の物件を発見!しかし先約者が...

物件探しはマエダハウジング不動産に依頼していたと同時に、ネットやフリーペーパーなどを中心に自身でも行っていたご主人。希望する立地条件ではなかなか中古の戸建て物件が出ず、出たとしても予算的に厳しいものが大半。物件探しに難航し、「立地条件を緩和しようか....」、と思っていたところ、南区の築27年3階建てRC造りの物件をネットで発見!マエダハウジング不動産を通して見学を打診してもらったものの、どうやら先約者がおり、一足遅かった様子。せっかく期待通りの物件に出会えたのに....。
Hさま物件探しの流れ

STEP.4 先約者がキャンセル!スタッフと物件見学

立地条件が文句なしの物件を逃したHさん夫妻。同じ区内で条件を緩和し、予算の範囲内にあった高台の物件も見学したものの、子どもたちが小学生になって急な坂道を毎日行き来させることを考えると気が進まず、断念。そんな時、南区の物件がキャンセルになったとマエダハウジング不動産に連絡が入り、すぐに物件の見学を依頼。プロの確かな目でインスペクション(住宅診断)をしてもらおうと、マエダハウジングのスタッフに同行してもらった。国道やスーパーにも近く、立地条件は申し分なし。しかし、隣家と密接しており、湿気が多く壁クロスにはカビが...。ご主人の第一印象は、「果たしてリノベーションできる物件なのだろうか」という不安なものだった。

STEP.5 リノベは可能と判断。運命の物件購入決意

日当たりがいま一つで、湿気の多さが気になった物件だが、プロの目で「建物自体には問題がなく、リノベーション可能」と判断。通勤はバイクで約5分、交通至便、教育環境も良好という好条件に加え、この物件が1985年に建てられたことも物件購入を決定づけた。「私が生まれた年にこの家が建てられたということで、運命を感じました」とご主人。階下に気を遣いながらのアパート暮らしから脱却も図るべく、夫妻はこの物件を購入することを決めた。

STEP.6 気になる資金計画は?

今の家賃は月々6万5000円。リノベーション金額を含めたローン返済はそれよりもきつくなるけれど、マイホームを手に入れられるのだからモチベーションは大きいはず!
Hさま物件探しの流れ
資金計画に目処がついたものの、リノベーションにかけられる予算の上限は780万円。そこで、予算をできるだけ抑えようと、ご主人はプランナーと相談しながらあらゆる工夫を凝らすことに。

まず、ご主人の発案で、もともと1階にあった暗いLDKを、新たに窓を開口せず最大限に明るさを取り込もうと2階へ移動。壁は、RC造りであり、良い思い出にもなるだろうと、珪藻土を家族や友人たちと一緒に塗った。LDKの天井は内壁をつけない"現し天井"にすることで、コストダウンと同時に天井高を確保して開放感を得ることに成功。IHクッキングヒーターもできるだけ安くと、家電量販店で自ら調達した。また、構造がRC造りだったため、屋根や外壁の工事が不要だったことも予算内に収まる要因となった。
こうした工夫を凝らしつつ、快適に暮らせるリノベーションプランを、毎週日曜日に担当者と話し合って決定。家族が主に過ごすLDKは、床に無垢のパイン材、壁は珪藻土壁と、自然素材に包まれた明るいナチュラル空間に。奥さまの希望で、対面キッチンの隣には洗濯などに便利なユーティリティスペースを確保。「キッチン周りでほとんどの家事が済ませられるのでとても便利です」と奥さま。懸案だった湿気対策は、1階の浴室を0.75坪から1坪に広げて浴槽を取り替え、開口部を新設。LDKには結露を防ぐ上に遮音性もあるYKKAPの内窓「プラマードU」を取り付けることで解決した。

「私が伝えたイメージをもとにいろいろなプランを提案してもらい、思った通りの......いや、思った以上の家になりました。諦めないで良かったです」。

リフォーム前

リフォーム前の洋室 リフォーム前の和室
洋室 和室
リフォーム前の洋室 リフォーム前のキッチン
洋室 キッチン
リフォーム前のトイレ リフォーム前の洗面所
トイレ 洗面所

リフォーム中

リフォーム中 給排水管の取り替え リフォーム中 電気配線の取り替え
給排水管もすべて取り替えました。中古住宅の気を付けたいポイントです。 電気配線も取り替えました。照明、コンセント位置を変えます。
リフォーム中 下地工事 リフォーム中 テレビボード制作
下地工事を張替えて断熱材も入れていきます。 テレビボードも大工さんに作ってもらいました。ローコストでいいものができました。

見取り図

リフォーム後

リフォーム後 天井の爽やかなミント色が映える3階の明るい角部屋 リフォーム後 以前和室だった部屋
3階の明るい角部屋は将来息子さんの部屋になる予定。天井は爽やかなペパーミントカラーで、床は既存のまま。 息子さんの部屋の隣はもともと和室。いずれ娘さんの部屋にするつもりで天井をピンク系に。既存の収納スペースもたっぷり。
リフォーム後 広いLDK リフォーム後 家族の手形
和室と洋室の仕切りをなくした広いLDKは、天井も高くして開放感を創出。無垢材の床の心地良さが本能的に分かるのか、気が付けば子どもたちは床に転がっているのだそう。 ダイニングスペース横の壁には、全員で珪藻土を塗った時に付けた家族の手形が。
リフォーム後 洗面脱衣室 リフォーム後 トイレ
洗面脱衣室には、ご主人がお気に入りというコンクリート風の壁クロスを貼った。 2階のトイレは天井がピンク、壁クロスは花柄。一方、1階トイレはグレーで統一。
リフォーム後 照明の映り込みが美しい玄関 リフォーム後 浴室
照明の映り込みが美しい玄関。1階の床は手持ちの家具に合わせて無垢のカバ材に。 換気を良くした浴室は「子どもたちと入るので少しでも広く」という要望を実現。

リフォーム概要

概要画像
物件購入価格 1900万円
リノベーション費用 780万円
種類 戸建て
築年数 26年
施工面積 約100㎡(30.25坪)
間取変更 4SLDK→3SLDK
施工箇所 全面
工事期間 2ヵ月
家族構成 夫婦+子ども2人
施工 マエダハウジング府中店

コスト削減しながら理想の空間を実現

平地で通勤や買い物に便利な戸建てが見つかったものの、予算的な制約もあって当初はリノベーションに不安がありましたが、ここまで素敵な家にできるとは思ってもみませんでした。アパート暮らしの時に比べて、子どもたちものびのびしているように感じます。コストを抑える方法を教えてもらったり、イメージ通りの壁紙を選ぶのに分厚いカタログの中からピックアップしてもらったり、本当に色々な提案をしていただいたおかげで想像以上の仕上がりになりました。物件探し、資金計画、リノベーションの相談が、1つの窓口でできたこともよかったですね。