戸建住宅全面リフォーム

No.1222 実家の母屋と離れを改築して二世帯が安心安全に暮らせる家に

2025.10.08
東広島市 A様邸
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母屋:ダイニングキッチンとリビングを広々としたLDKに変更。対面型キッチンからお孫さんを見守りながら家事ができ、扉を開けると洗濯機のある脱衣室へと続くので家事動線が短くスムーズ

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母屋:座ったり小さいお孫さんが寝転がれるよう、ソファではなく小上がりの畳コーナーを設置。天井の梁が中途半端な高さにあるため、下がり天井に間接照明を入れる工夫を凝らした

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母屋:家の中心に移動したトイレ。壁には2色のクロスを張り分け、耐力壁との段差を生かして2枚のタイルを張り、空間のアクセントに。天井には柔らかい光を放つ間接照明を入れた

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母屋:トイレがあった場所には手洗いを設置。窓がないため、明るさと開放感を求めて壁の上部を開けた

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母屋:大工だったお祖父様が建てた母屋。掃き出し窓を複層樹脂窓に替え、壁の強度を高めた。玄関まわりはシロアリ被害のため柱に木を添えて補強し、外壁を焼杉板で仕上げた

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離れ:ダイニングキッチンを拡大して誕生したLDK。キッチンから外へつながるダクトを隠す垂れ壁と腰壁にはヘリンボーンクロスをあしらった

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離れ:リビングの一角のわずかな空間も有効活用して設けたワークスペース。今はパソコン作業などに使っているが、将来はお子さんのスタディースペースとしても活用できる

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離れ:既存の梁を露出させて活かした多目的ルーム。現在は寝室扱いにしているが、将来はセカンドリビングや収納スペースなど、さまざまな目的で活用できる柔軟性をもたせている

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離れ:玄関横にはシューズクローゼットを新設。靴を収納するだけでなく、コートなどの上着が掛けられるバーを設置し、帰宅後にここで脱いで収められるようにした

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離れ:太く大きな梁に囲まれた造りであることが解体後に判明し、設計に苦労したという離れ。玄関まわりの腰壁は杉板張りで、焼杉板を張った母屋の玄関と統一感が感じられる

リフォームのポイント

母屋は和室2室を洋室に変えてそれぞれを寝室に。トイレは家の中心に移設し、リビングとダイニングキッチンを小上がり付きの広いLDKに間取り変更。離れは倉庫も一部を取り込み、洗面室、納戸、ウォークスルークローゼット、キッチンを配置し、ダイニングキッチンはリビングダイニングに、和室は多目的ルームに変更した。洗面室と浴室は撤去して収納付きの玄関を新設。母屋も離れも断熱・耐震工事を行った。

間取り

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リフォーム概要

種類 戸建て
築年数 母屋53年/離れ40年
延床面積 母屋215.83㎡(坪)/離れ123.5㎡(坪)
施工面積 母屋104.36㎡(坪)/離れ181.71㎡(坪)
施工箇所 母屋1階(客間除く)/離れ1階全面・2階洋室2室+トイレ
工事期間 6カ月
家族構成 母屋:親世帯夫婦/離れ:子世帯夫婦+子ども2人
施工 マエダハウジング東広島店

リフォーム前

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リフォームを終えて

間取り変更で回遊性が生まれ、仕切り壁が減って1階全体をエアコン1台で快適にできるのがうれしいです。風通しが良く、断熱性が高まったことで冬でも結露しません。キッチン、洗面室、クローゼットの家事動線が短いのもいいですね。両親は小上がりの畳スペースで足を伸ばしてくつろげることと、回遊性のある間取りになって子どもたちがにぎやかに走り回るのを見守れること、そして断熱対策でエアコン効率が高まったことに満足しています。