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No.158 安芸郡府中町 I様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

コストを抑えてイメージ一新

効果的な配色とインテリアの配置でヨーロピアンスタイルのLDKに

以前、洗面室やトイレをバリアフリーにし、使い勝手が良いように建具を変えるなどのリフォームをマエダハウジングで経験したIさん。「リフォームするなら地元の会社で」と、府中店のショールームを訪れたことがきっかけだった。その後、五日市店の新装オープンに訪れたところ、多彩な空間イメージを提案するコーナーを見て、自宅２階のＬＤＫのイメージを変えたいと強く感じたご夫婦は、２度目のリフォームを依頼することに。今回は、空間イメージを一変するリノベーションへの挑戦となった。 茶系がベースだったＬＤＫを、壁クロスや漆喰で白を基調とした明るい空間にし、随所に奥さまの好きなアイアン仕上げを採用。ご主人の仕事スペースの使いやすさも向上する工夫を凝らすことにした。

リフォーム前

LDK	LDK

Reform Plan

2階LDKのうち、キッチンを除くほとんどのスペースをリノベーション。ご主人の仕事スペースとテレビが置かれた空間の間仕切りを、木製の柵でなく漆喰壁とアイアンをあしらったはめ込みガラス、ベネチアンガラスで構成し、完全な別空間に。テレビ前のデッドスペースをなくしてフラットにし、窓際のソファをテレビ前へ。内装は白くして明るさを増した。

リフォーム後

フローリング部分をS字に加工し、残る部分はビスを隠すためにテラコッタ風タイルを敷いた	白い壁とアイアン使いが美しいLDK。以前は窓際に置いたままほとんど座らなかったというオレンジ色のソファを中央に配置し、アクセント効果も大
出窓のカウンターには白い化粧シートを貼り、窓枠は他の窓と同様に白く塗装することで内装に統一感をもたせている。中央に飾られているステンドグラスが、透明感ある窓際の風景に優しい色合いをプラス
空間の雰囲気を高めるため、従来のシーリングライトの代わりにシャンデリアを	ダイニングテーブルの上に吊されたアンティーク風の照明
テレビ周りから冷蔵庫にかけての壁には漆喰を塗り、他は漆喰風の壁クロスを貼った。ダイニング側の壁にはＩさま自身が貼ったポイントステッカーがアクセントに	仕事スペース横のベランダには癒しの緑が
木の温もりが感じられ、使い慣れたキッチンは従来のまま活かすことにした	レトロな雰囲気のキッチン照明。新しい空間にも馴染んでいる
テレビの上に設けられた間接照明が照らし出す、ニッチ部分に置くアイテムにもセンスが感じられる	パントリー扱いするコーナー収納のドアノブにまでこだわってセレクト
キッチン側の窓枠もダークブラウンに塗装。扉の上にはステンドグラスをはめ込み、明り取りに

それほどコストをかけずに、塗装や壁クロス、色の効果でかなり雰囲気を変えることができました

茶色だった幅木や窓枠、カウンターも白にし、屋内の明るさは格段にアップ。書類の増加などで使いづらくなっていたというご主人の仕事スペースは、リビング空間との間仕切りを完全なものにし、仕事とオフタイム空間の区分を明確にした。初めにコーディネーターから提案された、アイアンが美しいはめ込みガラスと表情豊かなベネチアンガラスからイメージが広がり、プランニングは進行。約２畳分あったが生かし切れていなかったテレビ周りのスペースがほぼ半分になり、活用していなかった鮮やかなオレンジ色のソファを中央に置いてゆったりテレビ鑑賞できるようになった。入口のデッドスペースも活かし、下は収納、上はディスプレイ用のガラス棚にし、空間を最大限活用。奥さまの好きなアイアン使いは、実際のアイアンを使うだけでなく、ドアノブやガラス窓のあしらいにはアイアン塗装で風合いを醸し出すなどの工夫も凝らしている。この新しい空間に合わせて照明もシャンデリアやアンティーク風に変え、以前よりも統一感のある空間に仕上がった。「それほどコストをかけずに、塗装や壁クロス、色の効果でかなり雰囲気を変えることができました」と、Ｉさん夫婦は喜んでいる。

リフォーム概要