No.358 安芸郡府中町 I様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

外国映画のワンシーンのような大胆な色使いとクロスで印象的に

トップ画像
目隠しのための間仕切りに印象的な妻飾りをあしらい小箱のようなキッチンに
 以前にマエダハウジングで何度かリフォームを行い、コーディネーターの佐々木さんへの信頼感が大きかったI様は、以前お父様が使っていた1階の8角部屋が物置状態だったことから、しっかり活用できる部屋にしたいと相談。隣のキッチンのリフォームを含めて話し合いを重ねた。そのうち、コーディネーターが持っていた輸入クロスのサンプルに一目惚れし、玄関と2階キッチンの壁に貼ることを決意。話し合いの中で楽しみながらプランニングを進めていったという。特に印象的な8角部屋は、壁全面にブルーのクロスを貼りめぐらし、照明やインテリアにもこだわって手芸や読書など奥様の趣味を楽しむ部屋に。リビングとの間のドアは建具屋で製作したが、取っ手はリビング側のみ真鍮製にし、目立たない内側は既製品を使うなどコストダウンも図っている。隣のキッチンは、入口から目隠しになる間仕切りを新設し、クロス貼り替えやカップボード設置でスタイリッシュな雰囲気に。玄関と2階キッチンは壁のクロスを貼り替えることで雰囲気がガラリと変わった。随所に奥様の手によるハンドメイドアイテムが生かされ、オリジナリティも感じられる空間が広がる。お気に入りのクロスやアイテムを駆使した感性の合うコーディネーターとのリフォームは、奥様にとって心から楽しいものになった。

リフォーム前

LDK 玄関前
見取り図
寒い上、長く使われていなかった1階の8角部屋を、クロス貼り替えや窓枠の塗装、造作建具の採用などで奥様の趣味の部屋に変更。隣のキッチンも妻飾りをあしらった間仕切りを設けるなどして遊び心ある空間に。玄関周りと2階キッチンは輸入クロスを貼って雰囲気を一変。外壁も一新した。

リフォーム後

一目惚れの輸入クロスで雰囲気が一変した
奥様お気に入りキッチン
通常は外壁にあしらう妻飾りを間仕切り壁に装飾として使うコーディネーターの発想に、奥様は感心
キッチンを箱に見立てたイメージでコーディネート。造作のカップボードは、奥様が手描きしたパースでイメージを伝達。その完成度が高かったため、忠実に形にしたという 外国映画のワンシーンに登場するようなフレンチテイストの空間に変わった8角部屋。真っ赤な椅子はこの空間に合わせて購入。あえて大きなテーブルでなくサイドテーブルを置き、ゆとりある贅沢な空間に
8角形の天井には、柄入りのクロスと周囲に白いモールをあしらっている。
シェードと装飾が美しいクラシカルな照明は、奥様がネットで探して購入
ロマンティックなレースカーテンのタッセルも奥様が手作りしたもの 壁に取り付けた照明を制御する、上下レバータイプのレトロな照明スイッチ
奥様はあらゆるものを手作りすることが得意で、随所にハンドメイドアイテムが飾られている。中には100円均一商品をうまく活用して製作したものも。
白くシンプルだった玄関は、丸窓のある壁面と階段横の壁に柄違いの輸入クロスを貼ることでインパクトのある空間に一新。 鳥や蝶が舞う柄のクロスは玄関ドアを開けてすぐ目に入るから印象深い
このクロスは夜になると昼間とは見え方が違って一段と美しさを増すという。 1階と2階で異なる雰囲気にした外壁。屋根には遮熱塗料のガイナを塗り、外気の影響を最小限に抑えている

リフォーム概要

概要画像
リノベーション費用 約290万円
施工面積 20㎡(6.05坪)
築年数 約13年
工事期間 1ヵ月
施工箇所 1F玄関・キッチン・8角部屋、2Fキッチン、外壁
種類 戸建て
家族構成 3名
施工 マエダハウジング府中店

REFORMを終えて

以前のリフォームで感性の合う佐々木さんと出会い、次にリフォームをする時もぜひ彼女に相談しようと決めていました。趣向が似ているので、佐々木さんが提案してくれるものはすべて私の好みにマッチしていて、打ち合わせは共同作業のような感覚で進めていきました。これが本当に楽しかったですね。完成した趣味の部屋が、心をリフレッシュできる+αの空間になればと思っています。