No.1016 広島市西区 M様邸 戸建全面リフォーム事例

空間を最大限活用して誕生した念願の対面型キッチンとカフェ風の広々LDK空間

リノベーション前

キッチン 和室
和室 玄関
洗面室 浴室
トイレ

マンションで暮らしていたが、家族5人で暮らすには手狭になってきたため、子どもの学区内でマイホームを実現しようと考えたM様。土地の価格が高いエリアであり、新築では予算的に難しいと考えて中古リノベーションを前提に戸建て物件を探し始めたところ、数カ月で見つかったのが築32年の戸建てだった。会社選びは、ネット検索でヒットしたマエダハウジングにまず資料を請求し、実際に訪問した際に偶然担当者と名前が同じだったことにも縁を感じて依頼を決めた。
リノベーションは2DKの間取りの1階に特化。和室1室は既存のままにし、ダイニングキッチンと隣接する和室をつないで広いLDKにすることに。廊下の一部も取り込むことでさらにLDKの広さを拡大し、壁付きだったキッチンは奥様念願の対面型にした。床はダークブラウンのフローリングに張り替え、キッチンの腰壁をタイル仕上げにすることで、奥様が希望するカフェ風の空間に一変。収納棚はすべてを造り付けず、奥様がネットで調達したラックや棚をうまく使ってコーディネートしたこともコストダウンにつながった。この他、洗面室の造作洗面台も奥様のこだわりのひとつだったという。
暮らし始めて奥様が感じるのは、快適さとともに家事のしやすさ。「洗濯やお弁当作りなど家事がキッチン回りで完結できるようになりました」。息子さんがお風呂掃除を手伝うようになったことも、リノベーションによる思いがけない副産物になったようだ。



RENOVATION POINT

01.LDKと洗面室に注力したリノベ
今回は2階や玄関などに手を付けず、家族で過ごす時間が長いLDKと洗面室を重視したプランニングを実践。その分、妥協なく奥様の憧れを十分叶えることに成功した。

02.無駄な空間を取り込んでLDKを広く
和室とダイニングキッチンをLDKへと間取り変更するにあたり、デッドスペースだった廊下の一部も無駄なく取り込むことで、LDKを最大限広い空間にできている。

03.棚の造り付けは最小限でOK
リビングの造作棚は、全てを造り付けてもらうのではなく、下段には奥様がネットで調達した棚を配置することでコストダウン。見た目にも空間のすてきなアクセントになった。

04.犯面から窓の大きさと数を熟慮
必要以上に大きかったり数が多いと感じられた窓は、防犯面からも対策が必要と感じ、サイズを小さくしたり数を減らすなどして外部からの視線をできるだけ遮断。



リノベーション後

腰壁を白いタイル仕上げにした対面型キッチン。娘さんと一緒に立つことができる。和室を取り込む間取り変更を行ったことで構造上取れない筋交いは、一部マグネット仕上げに施工した衝立壁にした。 壁付きから対面型にしたシステムキッチンにはTOTOを採用。「水栓はフットスイッチで操作できるからとても便利です」と奥様。
ダイニングキッチンと隣接する和室をつないで広いLDKに。床はダークブラウンのフローリングに張り替え、キッチンの腰壁をタイル仕上げにすることで、奥様が希望するカフェ風の空間に一変。 押し入れだった場所には棚を造作し、奥の壁にはアクセントクロスを採用。下段の書棚とディスプレー棚は奥様がネットで調達。
玄関からLDKにつながる廊下。LDK入り口の横にはもともと和室の押し入れがあったが、今回和室をなくしたことにより、空間を有効活用するため廊下側の壁を取って収納スペースに。扉は設けず、ロールスクリーンを取り付けて目隠しできるようにした。
奥様こだわりの洗面室。洗面台は既製品から造作に変え、壁面の立ち上がり部分にはモザイクタイルをあしらった。大きかった窓は小さくしたが、明るさは十分。 システムバスに取り替え、快適性が増した浴室。特にご主人がお気に入りで、掃除がしやすくなったせいか、息子さんはお風呂掃除を手伝うようになったという。
設備も一新したトイレにはアクセントとして大胆な柄のクロスを採用。ドアは廊下側の表面を自身で塗装し直した。

リノベーション概要

リフォーム費用
種類 戸建て
築年数 約32年
施工面積

54㎡(16.3坪)

施工箇所 2階、玄関、1階和室を除く全面
工事期間 2カ月
家族構成 夫婦+子ども3人
施工 マエダハウジング八丁堀店

お客様

リノベーションを終えて

好きなものが似ていたから絶大な信頼感でプランニング

女性コーディネーターさんと好みが似ていて、目指す雰囲気のイメージを常に共有しながら楽しくプランニングが進みました。照明選びなども信頼してお任せできたおかげで、すてきな家にできたのがうれしいですね。