No.398 広島市安佐南区 N様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

自然素材に遊び心も加えたリビング。和室ばかりの実家が劇的変身!

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 小学6年生と1年生の二人のお子様をもつN様。これまで暮らしてきた2DKの賃貸マンションでは手狭に感じるようになり、中学校入学を控える長男が自分の部屋を望んでいたこともあって、かねてより両親から勧められていた実家での二世帯同居を考えるようになった。
 実家は築34年の木造純和風住宅。広い1階の約半分を使うのが効率的と考えマエダハウジングに相談。二世帯同居の注意点や予算、間取りのアドバイスなどを受け、対応したスタッフの豊富な知識や親身な対応にも惹かれ、リフォームを決めた。
 ご主人が希望していた広いリビングを確保するため、撤去した柱は鉄骨の梁で補強。天井は軒の傾斜を活かしながら、折り上げで頭の上にも広々とした空間を創出。既存の重厚な梁を露出させてインテリアのアクセントにするなど、リフォームならではの手法も随所に取り入れた。
 リビングの床はナラの無垢材を使ったフローリング。壁は珪藻土で、自然素材の温かみや心地よさを体感できる空間に。アールをつけた壁やニッチなど、遊び心のある演出も加えて、和室ばかりだったとは思えないモダンな住まいへと変わった。

リフォーム前

リビングダイニング 子供部屋
リビングダイニング

見取り図
両親が暮らす木造2階建ての実家の一部を改装して、新たに4人家族が同居できるオール電化の二世帯住宅に。1階部分の和室3部屋(8+8+6畳)と廊下、広縁など100㎡のスペースに、増築はせずLDKや寝室、子供部屋、収納、さらにバス、トイレなどサニタリースペースも効率よくレイアウト。将来、次男に自分の部屋が必要になったときは、約6畳もある大きなウォークインクローゼットがご夫婦の寝室として使える。


リフォーム後

リビングとダイニングの天井を高くとったため、キッチンは換気扇の効率や吊り戸棚の上にできる空間を考慮して段付きに。アールをつけたデザインで壁との調和もとれ、空間のアクセントにもなっている
家族が集まる場所を見渡せる対面キッチンは奥様の強い希望。造作の木製カウンターが意匠的にも機能的にも役立っている。照明は全室LEDで、キッチンは埋め込みのダウンライトですっきりとした印象に
既存の和室は襖を開けるとリフォームしたリビングとの隔壁。新設の壁よりローコストで、閉めていれば違和感もない 家族の笑顔を見渡せLDとの一体感もあるオープンな対面キッチン
一面だけを変えた壁紙のカラー使いが印象的。ドアにはあえて鍵をつけず、室内の灯りが廊下から見えるようにガラスの小窓をはめ込んだ トイレは省スペースに有効的なタンクレス。手洗いは別に設け、壁紙はグリーン基調のポップな柄
造作した壁一面の大きな棚が重宝する洗面・脱衣所。立体感のあるモザイクタイル柄の壁紙が印象的 ゆったり手足を伸ばせる大きなバスタブもこだわりポイント。シンプルなカラー使いで清潔感もある

リフォーム概要

概要画像
リフォーム費用 約1300万円
種類 100.00㎡(30.30坪)
築年数 約34年
施工面積 3ヵ月
施工箇所 1階居室と廊下の一部
(LDK・洋室・WIC・バス・トイレを新設)
工事期間 戸建て
家族構成 夫婦+子ども2人(子世帯)
施工 マエダハウジング安佐南店

リフォームを終えて

両親に誘われての同居だったので、リフォームすることに悩みも問題もありませんでしたが、世帯分離を明確にするため電気は別メーターにしました。広いリビングや対面キッチン、子供部屋など、家族それぞれが欲しかった空間も妥協することなく確保でき、まだ小さな子どももいるので、自然素材を使ったリビングは安心、快適。リフォームして本当に良かったと思います。アールのついた壁や段差のある天井など、デザインもお気に入りで、家にいる時間が楽しくなりました。