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No.478 広島市西区　H様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

父娘二人暮らしの家 間取り変更や段差解消で安心感が高まりました。

　自宅が築40年になり、 暮らしながら家の傾きが分かるほどになっていたというH様。高齢のお父様が今後も安心して暮らせ、娘さんも将来にわたって住みやすい家になるよう、リフォームを思い立った。
　H様は以前にもリフォームを経験したが満足のいくものにはならず、ネットで業者を探してみたところマエダハウジングに行き当たった。ネットから同社へ問い合わせをし、スタッフがH様邸を訪問。その際のスタッフの対応ぶりも良かったことからリフォームを依頼。家の傾きを直し、使っていなかった洋室の壁を抜いてリビングやダイニングキッチンとつないで広いＬＤＫにしたいこと、対面型キッチンの設置とパントリーの新設などを要望した。さらに、娘さんは織物教室を自宅で開講。生徒さんがトイレを利用するときはお父様が過ごす和室近くの廊下を通る必要がある上、トイレを共用する形になっていたことから、新しくトイレを設けることも要望に加えた。
　これらを踏まえ、洋室とリビング、ダイニングキッチンの間仕切りを取り払って広いＬＤＫを実現。壁を抜くことで強度不足が心配されたが、梁で補強を行うことでクリア。トイレは浴室と洗面脱衣室の横に新しく設け、生徒さんが気兼ねなく行けるようにした。既存の和室は床下工事で補強を実施。ＬＤＫと水回りスペースの間に緩衝地帯のように設けた廊下も、Ｈ様はお気に入りだという。

リフォーム前

リビング	リビング
玄関	キッチン
外観	廊下

　以前板張りだった壁は、新しいＬＤＫでは白いクロス貼りにすることで明るさがアップし、開放的な空間に。ダイニングテーブルの横にはＰＣコーナーを配置し、壁にはガラスブロックを埋め込んで外光を取り込めるよう工夫。壁の内側にはマグネットシートを入れ、メモやプリントなどをマグネットで留められるようになっていて実に便利だ。段差の解消については、当初特に考えていなかったという娘さんだが、設計側が配慮してバリアフリー化。特にお父様にとって、これはとてもありがたい配慮だったという。
　また、リフォームで気密性が高まり、オール電化にしたことで光熱費がかなり削減できたという喜ばしい結果も。「父にとっては安全性が増して住みやすくなり、私と生徒さんにもうれしいリフォームができました」というＨ様の笑顔がリフォームへの満足度を示していた。

ダイニングキッチン、リビング、洋室の壁を取り払い、梁で補強を入れてLDKにし、裏側にはパントリーと廊下を新設。洗面脱衣室の形を変え、内装を一新。ゲストが使いやすいよう、洗面脱衣室の隣にトイレを新たに設けた。天井と柱はそのままにした既存の廊下は床と壁を一新。既存の和室には床下工事で補強を加えた。

リフォーム後

壁面いっぱいに大容量の収納家具を造作し、上に間接照明を取り付けたリビングスペース。床はナラの無垢材	ダイニング横にはカウンターと造作棚を取り付けたPCコーナーが。ペンなど文房具が収まる引き出しもオリジナル
ナチュラル空間の中にシャープなイメージのペンダントライトでアクセントを加えたキッチン	廊下の床もナラの無垢材で温もりを創出。パントリー内は死角になっているため生活感が出にくい
パントリーの向かい側の壁に取り付けたキーフックは、現場で出たナラ材の余材を塗装して作ったもの	玄関からLDK横に続く廊下。天井と柱は既存のまま活用し、壁はジュラクを用いて美しく。ふすまの向こうはお父様の居室
鏡を入れた壁は、設計側の計らいで2つの角を丸く仕上げ、完成時にサプライズで披露した	ヒノキの一枚板のカウンターと間接照明が彩るトイレ。間接照明を入れた壁は上へ緩やかにカーブを描き、隠れたアクセントに
壁と玄関ドア、靴箱の扉のみ新しくした玄関。かつての面影をしっかり残した空間になっている	外観は大きく変えることなく、外壁の塗装をし直して美しい印象に。娘さんの将来にわたって安心できる家になった

リフォーム概要