No.741 広島市西区 I様邸 中古戸建リフォーム事例


大人も子どももにぎやかに過ごせるよう広いリビング中心の間取りに大幅変更。
住み心地や使い勝手も向上させて家族が末永く暮らしていける住まいになった。

リフォーム前

トイレ キッチン
リビング 洗面

 マイホームは欲しいものの、注文住宅、新築建て売り、中古リノベーションのどれを選べば良いのか迷ったというI様。不動産購入から施工まで一貫して任せられる業者を探したところ、マエダハウジングに巡り合い、物件をいくつか見学した。その中で見つかった築30年の戸建ては、従来と同じ生活エリア内にあり、ご主人希望のガレージを備え、奥様は間取りと広さが気に入ったため、購入してリノベーションすることに。
 家族や友人が集まれる場にしたいと、和室2室とダイニングキッチンを広いLDKに変更し、床にはミモザの無垢材を採用。壁付きのキッチンは対面型にしたことでキッチンからの見通しが良くなり、開放感も増した。もともと増築して設けられた洋室は、段差を生かしたスキップフロアにしてリビングの延長感覚で使えるようにした。友人が多く集まったときはベンチ代わりにもなって便利。浴室やトイレ、洗面室はそれぞれ少しずつ広さを増してゆとりを持たせ、タオルやトイレットペーパーなどをまとめて収められる便利な収納スペースも確保した。
 広いリビングが実現したことで、友人を招くことが多くなったというI様。「子どもたちも友達を10人くらい平気で呼ぶし、私の友人からは『自分の家に帰りたくない』って言われるほど居心地がいいみたいです」と、奥様も大喜びのリノベーションになったようだ。

トップ画像

リフォーム後

LDKはミモザの無垢材が温もりを感じさせる空間。見ためだけでなく、友人から「床暖房をつけてるの?」と聞かれるほど、冬はほんのりとした暖かさが感じられる。10年以上愛用してきたローテーブルは、床の無垢材と程よく調和

筋交いがアクセントにもなっているスキップフロア。キッチンからの視界が広く感じられ、ゲストが多いときはここがベンチ代わりにもなる

キッチンはできるだけ生活感が出ないよう、キッチン収納内に調理器具や食器などを収め、すっきりとしたコーディネートに。造作のキッチン収納は、奥様のこだわりで建具の周囲にあえて白い縁を残すデザインにした。スツールはキッチンとほぼ同じ高さの背もたれのものを選び、キッチンから窓側に向けての視界をできるだけ遮らないよう配慮している 天板にステンレスを選んだウッドワンのシステムキッチン。床にはテラコッタタイル柄のクッションフロアを敷いた
玄関とリビングそれぞれから2階へつながる既存の階段は、ステップ部分にシートを張ってそのまま活用した 掃き掃除しやすいモルタル塗りにした玄関。シューズクロゼットの壁はR仕上げで優しい印象に
玄関の照明をはじめ、印象的なペンダントライトは全て奥様がインターネットで見つけて調達 キッチンからつながる洗面室の床にも、キッチンと同じクッションフロアを採用
トイレは向きを変更して広さを増し、ニッチと手洗いカウンターを設けてゆとりある空間に 手洗いカウンターには、レトロ感漂う風合いの水栓金具とガラス製の手洗い器を設置した

リフォーム概要

リフォーム費用 約1,400万円
種類 戸建て
築年数 30年
施工面積 122.2㎡(37坪)
施工箇所 全面
工事期間 4ヵ月
家族構成 夫婦+子ども2人
施工 マエダハウジング五日市店

リフォームを終えて

最初に物件案内してもらったときから担当の方の対応が良く、プランの打ち合わせも楽しくさせてもらいました。当初は予算オーバーになりかけましたが、施主支給などでどうにか乗り切ることができました。子どもたちも友達をたくさん呼べてうれしそうだし、友人からはスキップフロアのリビングが好評ですね。私たち夫婦も居心地の良い空間で好きなお酒を楽しんでいます。玄関に大きな姿見を取り付けたり棚をつくったりと、これから自分たちの手でやりたいこともたくさんあるので、今後のマイナーチェンジも楽しみです。