No.601 広島市安佐南区 I様邸 中古戸建て全面リフォーム事例

間仕切りをなくしてLDKを拡大
家族で塗った漆喰壁の調湿効果も実感

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 賃貸マンションで暮らしていたI様ご一家。奥様がマイホームを望み、費用面や自分たちの好きな家にできることを考慮して、中古戸建てを購入+リノベーションすることに。ネットで中古物件を探し、希望に合致した物件を扱っていたのがマエダハウジング不動産で、リノベーションも手がけているということから同社を訪ねた。当初の物件は契約には至らなかったが、価格とエリアが要望にマッチし、担当者も自信を持って勧めた築30年の戸建てを購入。リノベーションでは、ダイニングキッチンとリビング、和室の間仕切り壁を取り払って開放的なLDKにし、奥様が要望したウォークインクロゼット、ご主人が欲しかった書斎を新設した。そして、LDKの壁はご夫婦自ら体験会に参加してから漆喰塗りに挑戦。「苦労しましたが、楽しく塗れました」と奥様。他の壁のクロス選びはかなり悩んだが、外壁のブルーを基調に寝室やトイレ、洗面脱衣室などのクロスを選んでいった。
 こうして生まれ変わった家は、漆喰壁のおかげなのか結露せず快適で、家族はほとんどの時間をリビングで過ごしている。収納スペースもたっぷり確保したことで収納力も十分。「リビングでごろ寝するのが気持ちいいんです」と家族を愛おしそうに見つめるご主人。その表情には、希望通りのリノベーションが実現できた満足感がにじんでいた。

リフォーム前

和室 リビング
玄関 玄関

明るく開放的なLDKを中心にした間取りで漆喰壁が生む清浄な空気に満たされた家。収納力向上など暮らしやすさも格段にアップ。



リフォーム後

入り口の壁をアーチ状に仕上げた書斎。奥様がアイロンがけをするなど、家事室としても活用している 当初ダイニング方向への対面型を考えたというキッチンは、手元が見えないよう角度を変更。奥の壁にはストライプのアクセントクロスを張った
配膳しやすく配置したダイニング。階段入り口の引き戸は中央を半透明にし、閉じた状態でも階段からの明るさを室内に取り込める工夫を凝らした 外壁と同じブルー系でも、ここでは濃いめのトーンのクロスを選んで一面だけ張り、印象深く仕上げた2階の寝室。床はフローリング、天井も木調のクロスにして、落ち着いた雰囲気を演出している
将来は子ども部屋として使う予定の洋室。同様の部屋が2階にも他に2室あり、それぞれに収納スペースが確保されている 子ども部屋の収納スペース。ドット柄のクロスをあしらってアクセントに
リビングから上へつながる階段の入り口には、エアコン効率を考慮して引き戸を取り付けた トイレは向きを変更して隣の洗面室を拡大。薄いブルーのクロスを上半分の壁に張って清々しさを演出
リクシルの1616サイズを導入し、以前よりも広くなった浴室。「足を伸ばして伸び伸び入浴できます」とご主人 以前より広くなり、室内干しにも便利な洗面室。
洗面台の壁はモザイクタイルで装飾
LDKと洗面室の間の廊下に造り付けた便利な可動棚。LDKの引き戸は木枠まで無垢材というこだわりぶり

リフォーム概要

リフォーム費用 800万円
種類 戸建て
築年数 30年
施工面積 115.5㎡(35坪)
施工箇所 全面
工事期間 3ヵ月
家族構成 夫婦+子ども3人
施工 マエダハウジング安佐南店

リフォームを終えて

物件購入からリノベーションまで一貫してお願いできたのがありがたかったことと、間取り変更の提案がとても良かったのがマエダハウジングさんの印象です。お店での打ち合わせは子ども連れでも行きやすかったし、気兼ねなく要望を伝えることができました。この家で暮らし始めて、子どもたちは以前よりも活発になったような気がします。外構工事に意外とお金がかかることが分かったので、これからリノベーションされる方はそれを踏まえた予算配分をされるといいかもしれません。