No.027 安芸郡府中町 Y様邸 マンション全面リフォーム事例

「片付く」住まいをセルフプランニング

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成長する二人の子どもと納まりきらない物。徐々に失われてゆく生活スペースを取り戻すべく、全室リフォームを計画したYさん。プランニングではご主人が自ら図面を引き、間取りから素材、カラーコーディネートまで担当者と存分にディスカッションを重ね、希望通りの快適な暮らしが再スタートした。)

リフォーム前

キッチン キッチン
廊下 和室

 以前は社宅に住んでいたYさん夫婦。静かな環境は気に入っていたものの、通勤に時間がかかることや旧式の設備機器など、決して満足する住まいではなかった。そんなとき、奥さんに第一子の妊娠が判明。「夫婦二人ならともかく、家族が増えるのなら」と、思い切って府中町の新築分譲マンションを購入。入居したのは長男(13歳)の出産直前だった。
 戸建ても考えたが、予算と利便性で選び、十分に検討する間もなく決めた物件だったので、合板の床やビニールクロスの壁など質感やデザインには妥協。「好みではなかった」そうだが、南向きで明るく、冬は温かい陽が差し込み、夏は涼しい風が通り抜ける住みやすさには大満足。何より高層階ならではの素晴らしい夜景は、多少の不満も打ち消すほどの魅力だった。
 しかし、新しいうちは我慢できていたものの、あちらこちらに傷みや汚れが目立つようになると住まいに対する気持ちも変化。子どもも二人に増え、手狭に思い始めた2年前から住み替えを検討したが、付近には思うような物件がなく、通勤や通学のことを考えるとリフォームがベストと判断。自然素材を得意とし、同じ町内に本社があるマエダハウジングに相談した。

リフォーム後

「男が3人もいる家庭なので」と、奥さまの希望で床は拭き取り掃除が楽な抗菌パネルに。カウンターのみだった収納スペースも見直し、棚を設けることでスッキリ片付けることが可能になった 「風呂にこだわりはなかった」ということで、サイズはそのままにユニットバスを入れ替え。全体的に明るい印象の部屋が多い中、アクセントパネルを落ち着いた色にして寛げる空間にした
玄関を入って左の洋間。カーペットだった床はクリの無垢材、壁は珪藻土と、他の居室同様に自然素材で仕上げた LDKの中央に渡した化粧梁。スピーカーの配線などケーブル類を隠すだけでなく、壁をしっくいで仕上げた明るい部屋のアクセントにもなっている
カウンター下に収納できるスツールを設置し、パウダールームも兼ねた洗面所。引き戸に変更したことで、換気のため外気を取り込む際にドアが煽られる不安も解消した

リフォーム概要

概要画像
住宅形態 マンション
築年数 13年
施工部位 全面
工期 2ヵ月

自分の希望をしっかり伝え、楽しみながらプランニング。

リフォームで失敗しないためには自分の希望を業者さんにしっかり伝えること。図面も自分で完成がイメージできないときは、とことん教えてもらうべき。私の場合は担当者の方にいつも快く対応していただき、楽しみながらプランニングできました。