マンション全面リフォーム

No.1195 トイレきっかけの全面リフォーム 広く明るく開放的なLDKを実現

2023.10.17
広島市中区 O様
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間取り変更と無垢材の床で広く明るく生まれ変わったLDK。テレビの上には、お父様が自作した戦艦「武蔵」と妹さんの描いた絵を並べて飾るための棚も造作した

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壁付きで独立していたキッチンは間仕切り壁をなくして対面型に変更。壁面には大容量のキッチン収納を新設した。扉が半透明のため、どこに何が入っているか一目瞭然

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洋室があった場所には小上がりの畳コーナーを配置。ソファをなくした分、ベンチの役割も果たしてくれる。お孫さんが来たときの安全面を考慮し、窓には柵を設けた

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リビングの壁面にアクセントクロスを張って新設した収納棚。可動式のため、棚の高さは収める物のサイズに応じて変えられる。中央に飾られた絵画は妹さんの高校時代の作品

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広くなった玄関には、可動棚を備えたシューズクローゼットを新設。鍵やミニバッグなど、外出時に必要な物を掛けて収納できる工夫も凝らし、機能性を向上

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玄関とリビングをつなぐ廊下にあるクローゼットは再利用。リビングに無垢材を張った分、床の高さが上がったため、ドアの前にスロープを設けて廊下との段差を解消した

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広さを増し、モザイクタイルを張ったようなパネルとアクセントクロスで仕上げたトイレ。横長の鏡は広さを感じさせる効果がある。収納を兼ねたカウンターも造作

リフォームのポイント

お子さんが独立し、お母様とマンションで2人暮らしのO様。お住まいはこれまでにリフォームを3度行ったが、お母様がトイレを広く使いたいと思ったことをきっかけに再びリフォームを行うことに。O様の友人がマエダハウジングでリフォームを経験し、他の知人からも良い評判を聞いていたことから、安心して依頼することを決めた。

「どうせリフォームするなら全面的に変えたい」と考えたO様は、浴室を除く全面リフォームを決断。トイレを拡大するとともに、独立していたキッチンと洋室1室をリビングダイニングと一体化させて広々としたLDK空間を実現。その一角には小上がりの畳コーナーを設け、冬はこたつを置いてお母様の心地良い居場所になるようにした。また、空間を占拠していた大きなタンスを処分する代わりに、リビングに収納棚を新設することも要望。長い時間を過ごすLDKの窓には、断熱性や遮音性を高めるために内窓を取り付け、床にはナラの無垢材を採用して快適性を向上。玄関には以前からほしかった収納スペースを新しく確保した。

リフォームのきっかけとなったトイレは拡大し、収納スペースも設けて機能性が向上。間仕切り壁を取り払ったことで、暗かったキッチンは開放的になっただけでなく、対面型にしたことでリビングとのつながりが生まれ、壁面収納の新設で収納力も大幅に高まった。「テレビが見られるようになったこともあり、キッチンに立つのが楽しくなりました」とO様。忙しい朝はキッチンの背面に造作したカウンターテーブルで朝食を取り、夕食は小上がりの畳コーナーでゆったりと食事をするといった使い分けもできるようになった。ソファをなくしたことでリビングがさらに広く感じられ、床の無垢材の色合いも相まって明るさも増したようだ。

また、リビングの窓側の天井にはアイアンバーを設置し、室内干しはもちろん、洗濯物を外に干す前に一旦ハンガーで掛けておけるのも便利だという。「内窓のおかげか、冬も早朝から寒さを感じることがなく、家事もしやすくなったのがありがたいですね」とO様。電気代が以前より安く抑えられるようになったことも、リフォームによる効果と大いに喜んでいる。

間取り

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リフォーム概要

リフォーム費用 約1,270万円
延床面積 108㎡(32.7坪)
施工面積 108㎡(32.7坪)
施工箇所 全面
工事期間 3.5カ月
築年数 築39年
種類 マンション
家族構成 ご本人+お母様
施工 マエダハウジング八丁堀店

リフォーム前

リフォームを終えて

トイレが広く使えるようになり、トイレットペーパーなどを多く収めておけるようになったのが便利。離れて暮らす家族からは、あまりの変わりようにビックリされました。マエダハウジングさんとのやりとりはとてもスムーズにでき、床を無垢材にする提案においては丁寧な説明があったので納得して採用できました。床の無垢材と内窓の効果もあって暖かさが増し、LDKで過ごす時間が増えて、ほとんど靴下要らずで過ごせるのもいいですね。