No.114 広島市西区 M邸邸 マンション全面リフォーム事例

無垢のパイン材を使ったLDKは明るさも温もりも大幅アップ

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快適なLDKの決め手は明るい自然素材の床と湿気を制御する調湿パネル

築34年のマンションの一室。奥さまの「キッチンの使い勝手を良くしたい」という願いからリフォームはスタートした。キッチンの他にも、各部屋のドアが廊下側に開くタイプのため不都合を感じていたり、浴槽が可動できるせいで下に汚れや水がたまりやすかったなどの悩みもあり、全面改装に踏み切ることに。メインとなるLDKは、奥さまの一番の要望だったキッチンが大きく様変わり。従来よりも奥行きが5センチ大きく、大容量の収納スペースを備えたシステムキッチンを採用。シンクとガステーブルの間に配膳や調理などの作業スペースができ、動線も以前よりスムーズになったそう。ボタン一つで降りてくるオートムーブの収納棚もとても便利で、キッチンの使い勝手は格段に良くなったと実感。そして、リビングの床には無垢のパイン材を使うことでグンと明るさが増し、裸足でも温もりが感じられる快適な空間に。結露防止のため、外部と室内を隔てる壁には調湿パネルをあしらっているのも快適性維持の工夫の一つ。玄関と隣り合わせの洋室では、もともとあった収納空間をさらに使いやすい設計に変更したことも、リフォームの大きなポイントといえそうだ。

見取り図

水まわり設備の変更と空間設計の工夫で旦那さんも娘さんも満足

洗面脱衣室とトイレ、浴室など水まわりも一新。洗面台は掃除のしやすいステンレス製にし、トイレはタンクが見えない設計に。手入れが簡単なフロアタイルや水をはじく高機能の調湿パネル採用で快適なトイレ空間となり、特に娘さんは大喜び。浴室は以前よりも広くなり、足を伸ばして入浴できるとあって、旦那さんのお気に入り空間になっているそう。洗面脱衣室や洋室のドアなどが、以前はほとんどが手前に開くタイプで、置いていた荷物にひっかかったり扉が邪魔になったりすることが多かったという悩みも、今回引き戸にすることで解消。便利になった上、同じ空間でも感覚的に広く感じられるなど、小さな変更とはいえ、想像以上にメリットは大きかったようだ。

リフォーム前

収納スペースが少なく、炊飯器などをキッチンの上に置くと調理スペースがとられてしまい使い勝手が悪かったです。 タイル貼りのお風呂で目地のお掃除が大変でした。
お掃除のしやすさ、節水トイレなどの観点からリフォームをしました。 部屋の隅にはカビが発生。

リフォーム中

新しいトイレスペースです。給水管、排水管も新しく立ち上がっています。 キッチンが解体されました。タイルもはがしていきます。
調湿パネルを施工中です。 壁をふかして調湿パネルを貼ることで一層効果が期待できます。

リフォーム後

オートムーブの収納棚のおかげで、天井近くまで空間を有効活用できる。キッチン下の引き出しの内側もステンレス製で、掃除がしやすい LDKや洋室などの壁に貼った調湿パネル。結露やカビの発生の悩みもすっかり解消された
左手のクローゼットは以前よりも使いやすく変更 廊下側に開いていたため、使い勝手が良くなかった洋室の収納スペース。リフォーム後は洋室内から出し入れできるようになり、低い方のハンガー掛けのバーを外せばロングコートも掛けられる
剥き出しだった給湯ホースを隠し、砂壁をジュラク壁にした和室。畳や障子も新しくした 浴室では洗濯物を乾かすことも可能に
壁の調湿パネルは、水を弾き、湿気をしっかり吸収。トイレットペーパーが12ロール収納できる角の収納棚は、表面をR型にすることで圧迫感を与えないよう配慮 横に収納棚を設け、掃除のしやすいステンレス製にした洗面台
玄関からLDKにまっすぐつながる廊下。合板の壁で暗かったが、白い壁紙を貼って明るさを増した。段差もなくしてバリアフリーに

リフォーム概要

概要画像
リフォーム費用 700万
施工面積 70㎥
家族構成 3人
築年数 34年
工期 3ヶ月
リフォーム箇所 LDK、洗面脱衣室、浴室、トイレ、廊下、和室、洋室2室
種類 マンション
施工 リフォームスタジオ和楽

リフォームを終えて

悩んでいたアレコレがリフォームで一挙解決!
使い勝手の良いキッチンにしたいという希望とともに、収納スペースの少なさや結露で壁紙がはがれるなど、いろいろな悩みもあったのですが、今回のリフォームでそれが解決できて本当にうれしかったです。一番の喜びは、家族みんなが集まるリビングが明るい生活空間になったことですね。使いづらかった水まわりも、今では快適な空間に生まれ変わりました。担当スタッフの方とも話がしやすく要望を伝えやすかったし、リフォーム期間中のちょっとしたトラブルにもすぐに対応していただけたので、とても満足のいくリフォームができたと思っています。