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No.080 広島市佐伯区 K様邸 実家＆二世帯リフォーム事例

パイン無垢の床材や珪藻土壁など自然素材を使った2世帯リフォーム

安心して子どもが遊べる現在のライフスタイルに適した生活空間が欲しい

リノベーション前

かつての土間にあった台所。底冷えのする土間での調理はかなりつらいものがあったという	食卓も土間に設置されていたため、子どもとの食事は実質不可能だった
以前のトイレは外にあり、冬でも寒い中土足で出なければならなかった

リフォームプラン

施工中

自然素材への思い入れが深かったKさんだけでなく、もともと造園業を営んでいたお父様も壁塗りに参加
大工工事も終わりいよいよ内装工事です	解体工事もあり配管も立ち上がりました
瓦をガラス瓦に変えて屋根からの光りが差し込みます	束石、大引き、根太組と床下地を進めていきます
いよいよユニットバスの組立てです	無垢パインフローリング、１枚１枚均等な隙間をあけて丁寧に張っていきます

リフォーム完成

新しく作った子ども部屋は、将来的には2人の子どものために、部屋の中央に家具を置いて仕切る予定	かつての広い土間が、心地良い生活空間へと大きく変貌。和と洋が相まった独特の雰囲気が漂う
和室と廊下やLDKを仕切る白い引き戸は、和室から眺めた時に違和感を感じないように配慮したもの	食卓の真上に取り付けられた天窓。当初は電気を消し忘れたと勘違いしたというほど明るい
古かった外壁は、板張りに塗装をかけて一新。ウッドデッキは布団干しなどにも便利	両親の部屋近くに設けられたトイレ。広くスペースをとり、玄関側から採光できるようにガラスブロックを設けた

ご主人が熱望した温もりの無垢パイン床と珪藻土壁の空間は快適

リフォーム後は、北側の和室2室と廊下をひと続きにし、家の中心となる広いＬＤＫを実現。夫婦の部屋は和室から洋室にし、外にはウッドデッキを新築した。土間は取り払い、子ども部屋と両親の部屋を配置。トイレは高齢の両親が使いやすいよう、両親の部屋の隣に設置した。 奥さまが一日のほとんどを過ごすＬＤＫは、明るさと快適性を重視した空間。奥さまがキッチンに立つ間も、子どもから目を離さないでいられる設計にし、ガステーブルの前にガラスを張ることで油の飛び散りも防止。天井には天窓があり、晴れた日は電気を点けなくてもかなり明るいという。床には無垢のパイン材を使用。トイレと洗面所以外の床はこれですべて統一した。 自然素材に魅力を感じていたご主人による希望で、「床には無垢材を」と思っていたそう。温もりが感じられる床で思う存分裸足で遊ぶ子どもの姿に、満足感もひとしおといったところ。 そんな自然素材志向は壁にも向けられ、子ども部屋と両親の部屋、夫婦の部屋の壁は、珪藻土をご主人とお父様が力を合わせて塗ったもの。ご主人は実際にとりかかる前、壁塗り体験会で練習。「たとえ失敗しても乾いた後でまた塗り直せるし、挑戦してみようと思いました」とご主人。 実際、子ども部屋はお父様と共に塗った。協力しながら、手づくりの部屋が完成した。

従来からある純和室と新たな洋風の空間バランスの調和も大切に

大幅なリフォームを行ったとはいえ、南側の和室2室は従来のまま。仏壇と床の間を備え、親族が集まる場所になるこの空間は変えていない。「どこかに自分の育った家の姿を残しておきたかった」とご主人。従来からの柱には塗装を施し、和室とＬＤＫや廊下を仕切る引き戸のデザインも工夫することで、純和風空間と新たに作られた洋風空間に自然なつながりを生み出しているのも見事。 家族全員が安心して共に暮らせる快適な家を手に入れたＫさん一家。幸せな二世帯住宅がここに誕生した。ご主人が熱望した

リフォーム概要

リアルタイムで状況が分かるブログが役立ちました！

家全体が暗く、冬は底冷えやすきま風、土間からの害虫の侵入など、様々な問題に悩まされていましたが、今回のリフォームで解決できたことがとてもうれしいです。 壁塗りを手がけることで、自分でリフォームに参加できる喜びも実感できました。この工事期間中、妻は出産で里帰りしていたのですが、マエダハウジングさんのブログで工事状況がアップされていたので、リフォームの進行状況がリアルタイムで確認できたのも良かったですね。 新しくできたウッドデッキで子どもたちが遊べるよう柵を付けるなど、これからも少しずつリフォームを続けていこうと思っています。