住宅ローンの支払い方法が知りたい!返済期間の長さや2つの返済方法も解説

住宅ローンの支払い方法が知りたい!返済期間の長さや2つの返済方法も解説
家を買うときは、一括で支払うのではなくローンを組んで数年かけて返済していく方法を選択する方がほとんどではないでしょうか。また、これから住宅ローンを組む方の中には、「住宅ローンってどういうもの?しっかり知りたい!」という方も多いはず。 そこで今回は、住宅ローンの返済期間や2つの返済方法について紹介します。無理な返済計画を立ててしまいあとで苦しまないように、しっかりと知識を備えましょう。

住宅ローンって何?

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住宅ローンとは、マイホームを購入するときや改築するときに金融機関から借りるお金のことです。契約者本人とその家族が居住する住宅にかかる費用にのみ利用でき、賃貸物件やセカンドハウスに関わる費用には利用できません。

借入先はさまざまで、民間の金融機関をはじめ、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携している「フラット35」などの他、自治体から融資を受けられる制度もあります。
金利は一般的なローンと比較して低く設定されていますが、安定した長期的な返済が求められることが特徴です。


住宅ローンの返済期間はどのくらい?

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住宅ローンを組んでお金を借り、それをすべて返済するまでの期間のことを「返済期間」と呼びます。住宅ローンはとても大きな金額を借りるため、長い時間をかけて返済することが一般的です。

この借入期間の長さや完済時年齢は商品により異なります。例えば、金利が固定の「フラット35」なら返済期間は最長35年で、民間の住宅ローンも35年を目安にしているものが多いです。しかし、年齢や条件によっては誰もが最長35年借りられるわけではなく、また絶対に35年の住宅ローンを組まなければならないわけでもありません。

「最長で何年まで借りられるか」「何歳までに完済しなければならないか」を事前にしっかりとチェックし、シミュレーションしておきましょう。
また、老後資金のことを考え、退職後の返済額を減額するために繰り上げての返済も視野に入れておくと、退職後の負担が減り安心できますね。商品によっては返済期間を短縮するなど変更が可能な場合もあります。


住宅ローンの基本的な支払い方法って?

ここでは、住宅ローンの支払い方法について見ていきましょう。


毎月払い(月支払い)

住宅ローンは基本的に、毎月あらかじめ指定された日に指定の口座から自動的に引き落とされるという方法で支払います。なお、クレジットカードで支払うことはできないので、覚えておきましょう。


毎月払い+ボーナス併用での支払いもアリ!

毎月返済しつつ、それにプラスボーナス時の収入を返済に充てることもできます。併用することにより毎月の返済額を減らすことができるため、負担が軽減するのがメリットです。
しかし、ボーナス返済月は通常よりも返済額が増えるため、忘れていると残高不足で引き落としができないといったミスが起こる可能性も。ボーナス返済月は、口座の残高チェックを忘れないようにしましょう。


返済方法には2つの方法がある!

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住宅ローンを返済するには、元利均等返済と元金均等返済という2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。


元利均等返済のメリットとデメリット

元利均等返済とは、毎月の返済額(元金+利息)が一定の返済方法です。
メリットは、返済額が一定のため返済計画が立てやすく、元金均等返済と比較して返済開始時の返済額を少なくできることです。反対に、借入金の残高が減りにくいことや、返済期間が同じだった場合、元金均等返済と比較して総返済額が多くなってしまうことがデメリットと言えるでしょう。


元金均等返済のメリットとデメリット

元金均等返済とは、毎月の返済額のうち、元金の返済額が一定という返済方法です。一定の元金に利息を上乗せして返済していきます。
元利均等返済と比べて元金返済が早く済むため、返済が進むにつれ毎月の返済額が減る点と、返済期間が同じ場合ではトータルの返済額が少なくなる点がメリットです。一方デメリットは、返済を始めたばかりのころは返済額が高くついてしまい、家計に影響が出やすいということが挙げられます。


住宅ローンは自分に合った支払い方法を選ぼう

住宅ローンを組む際は、返済方法から支払方法、期間まで決めることがたくさんあり、それぞれにメリット・デメリットが存在するので、自分に合っている方法が分からなくなる人も多いです。そんなときは、プロに相談してみるのも1つの方法です。
広島でのリノベーション施工事例数が豊富なマエダハウジングでは、住宅ローンはもちろんのこと、リノベーションに関するご相談もお受けしています。是非お気軽にご相談くださいね。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。