住宅ローンを組む際のリスクをカバー！加入しておきたい保険4つとは

住宅ローンと合わせて加入したい保険とは？

マイホームを手に入れたいと思ったとき、考えておきたいリスクには収入の変化や火災、災害などによる損害などさまざまなものがあります。「住宅ローンが払えなくなったらどうしたらいいの？」「火災や地震で家が倒壊したり、修理が必要になったりしたときの補償は？」そんな「もしも」のケースの支えとなるのが、保険への加入です。

今回は、団体信用生命保険、失業保障、火災保険、地震保険の4つをご紹介していきましょう。

団体信用生命保険

団体信用生命保険は、ローン契約者の死亡や高度障害といった不測の事態で住宅ローンが払えなくなったときに備えて加入する保険です。「団信」とも呼ばれ、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

団体信用生命保険に加入していれば、万が一の際は保険金から住宅ローンが支払われるので、残された家族は住宅ローンの心配なくマイホームに住み続けることが可能となります。

失業保険

失業保険と聞くと、一般的に雇用保険の失業手当を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、こちらは生活費を補うだけで精一杯となるケースがほとんどで、さらに個人事業主や経営者は対象となりません。そのため、住宅ローンを組む際は失業に備えた私的な制度にも加入しておくと安心です。ここでは、失業により住宅ローンを払うのが困難になった場合の失業保障について見ていきます。

失業保障とは、住宅ローンに付帯する私的な制度です。住宅ローンを組む際に加入するかどうか選択でき、急なリストラや怪我、病気といった非自発的な理由で失業状態となった際、毎月のローン返済額相当が借入先の金融機関に支払われる仕組みとなっています。再就職を前提とした保険制度のため、保険金が支払われる期間や回数には限度があり、条件は保険会社により異なるので加入の際は確認が必要です。

火災保険

火災保険は、マイホームが火事で延焼してしまった場合に修理費用や建て替え費用を補償する保険です。契約の仕方によって建物だけでなく家財も補償する内容にできたり、災害時にも適用できたりします。補償内容は保険会社やプランにより異なるので、保険金が自分たちにとって十分な額かどうかは、加入の際にしっかり確認しておきたいポイントです。

地震保険

先に挙げた火災保険の多くは、契約方法により台風や洪水といった自然災害にも対応可能ですが、火災保険でカバーできない災害があります。それが震災です。

地震保険は、地震による建物の損傷や火災、津波による被害があった際などに頼りになります。しかし地震保険は単体で加入できず、火災保険とセットの場合が多いので注意しましょう。

火災保険や地震保険といった災害に対応する保険は、住宅ローンを組む際に加入が求められることがほとんどです。金融機関によっては住宅ローン専用の火災保険をオプションとして設け、お得に加入できるケースもあります。

住宅ローンを組む際は保険の加入もマストで検討

マイホーム購入で住宅ローンを組む際は、ローンが支払えなくなるリスクや災害にあうリスクを考慮し、保険の加入もあわせて検討することが必要です。団体信用生命保険、火災保険をベースに、家庭の状況にあわせて失業補償や地震保険も視野に入れていきましょう。

マエダハウジングでは広島の物件探しはもちろん、リノベーションやリフォーム、それに伴う保険のご相談も歓迎しています。マイホームに関するお悩みをぜひお聞かせください。