リフォームローン審査で通るには?審査の基準や対策を詳しく解説

リフォームローン審査で通るには?審査の基準や対策を詳しく解説
家をリフォームしたいけど、まとまったお金を用意するのは大変…。そのようなときに頼れるのが、住宅リフォーム費用の借入ができるリフォームローンです。ここでは、リフォームローン審査の流れや審査基準のほか、ローン審査が通らない原因や、審査を通過するための対策について解説します。リフォームローンの利用を考えている方や、「審査で落ちたらどうしよう」と不安を抱いている方は、参考にしてみてください。

リフォームローンの基本と審査の流れ

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まずはリフォームローン審査の流れやおおよその期間など、基本的なことを確認していきましょう。


リフォームローンとは?

リフォームローンは通常の住宅ローンとは異なり、すでに住んでいる住宅に手を加える場合にのみ利用できます。つまり、新築住宅のリフォームでは利用できないということです。なお、中古物件を取得してリフォームする場合は、住宅ローンとリフォームローンを併用した借り方も可能で、便利なリフォーム一体型ローンなどもあります。


リフォームローン審査の流れや期間は?

リフォームローン審査では、まず「仮審査」と呼ばれる簡易的な審査があります。仮審査はインターネット上で手軽に申し込め、結果は1~3日ほどで分かるケースが一般的です。なお、仮審査の時点でリフォーム費用を答える必要があるため、事前にリフォーム費用の見積りを出してもらっておく必要があります。

仮審査に通ったら、次は「本審査」です。本審査のための書類を受け取って必要事項を記入し、源泉徴収票、本人確認書類などの必要書類と共に提出します。本審査では、審査結果が分かるまでには約1~2週間の期間を要するケースが一般的です。


リフォームローンの審査の基準は?

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続いて、リフォームローンの審査は具体的にどのような基準で判断されるのかも見てみましょう。主な審査基準としては、次の3つが挙げられます。


ローン借入時の年齢

多くのリフォームローンでは、借入時の年齢は70歳が上限とされています。つまり70歳になっていなければ、40代・50代であってもリフォームローンは組めるということです。
ただし、リフォームローン審査の際は、借入時の年齢のみでなく完済時の年齢にも上限があります。そのため、金額やローンの組み方によっては、40代・50代での借入が難しいケースがあることを知っておきましょう。


ローン完済時の年齢

上でも触れた通り、ローン完済時の年齢も審査のポイントです。完済時の年齢については、多くのリフォームローンで上限が80歳と定められています。
特に、退職後や80歳に近い年齢でリフォームローンを利用する場合は、80歳までに完済するだけの経済力があるかどうかが重視されるといえるでしょう。


健康状態

もうひとつ条件として重視されているのが、ローン利用者の健康状態です。借入限度額が低いリフォームローンの場合は無担保での借入が可能ですが、ある程度高額のリフォームローンになると担保が必要になります。
有担保型の場合は、リフォームする住宅自体を担保にするとともに、万が一のために生命保険に加入するケースが一般的です。健康状態に問題があると、この生命保険への加入ができないことがあるため、必然的に高額のリフォームローン借入は難しくなります。


リフォームローンの審査に通らない原因と対策は?

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なかには年齢の条件をクリアしているにも関わらず、リフォームローン審査に通らないケースもあります。この場合の原因と対策についてご説明しましょう。


年収が基準を満たさない場合

まず挙げられるのが、年収が基準額を満たしていないケースです。リフォームローンの審査では勤続年数と年収も判断基準とされていて、多くの場合、年収は200~300万円以上あることが条件とされています。
年収が基準未満の場合の対策としては、配偶者との収入合算を検討してみると良いでしょう。ただし合算には「収入の1/2まで」などの条件もあるため、事前に詳細を確認しておく必要があります。


健康に不安がある場合

上でご紹介した通り、健康上の理由でリフォームローンが通らないケースもあります。ただし、このような場合もすぐに諦める必要はありません。保険会社によっては審査基準が比較的甘いところなどもあるため、健康に不安がある場合でも審査が通りやすい保険会社を探せば、借入が可能になることもあります。

このほかにも、マイカーローンやクレジットカードの支払いなど、リフォームローン以外の借入があるか、勤続年数がどの程度か、なども重視されるポイントです。このため、リフォームローンを組む前にほかの借入を清算する、リフォームローンの申請前に転職をしないといったことも、審査で落ちないための対策として挙げられます。


リフォームローンは審査前に下調べと対策を

リフォームローンにはいくつか審査基準が設けられているため、審査で落ちないためには、事前に条件を調べて有効な対策をとっておくと安心です。
広島のマエダハウジングでは、リフォームやリノベーションの際のリフォームローンのお申し込みにも対応しているため、是非お気軽にご相談ください。リフォームローンを賢く使って、住まいをより暮らしやすいものにしましょう。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。