リフォームの際は配線を見直すチャンス!電気工事でわが家をより快適に

リフォームの際は配線を見直すチャンス!電気工事でわが家をより快適に
新築時にはあまり気にしなかったけれど、いざ生活してみるとコンセントが使いづらい…そんな方は、リフォームで配線を見直してみませんか?家族やライフスタイルに合わせた配線計画を立てることで、リフォーム後のわが家がさらに住みやすく生まれ変わります。 そこで今回は、リフォームでできる電気工事や、配線の見直しを成功させるポイントなどを詳しく解説していきます。

リフォームで気になる電気工事とは?

20_リフォーム_配線_1.jpg
まずは、リフォームでできる電気工事の内容について、解説していきましょう。


コンセントの増設・移設

毎日使用するコンセントは、使い勝手の良い位置に設置したいものです。リフォームの電気工事では、ライフスタイルや家事動線を考えた位置にコンセントを移設することができます。また、コンセント数が足りない場合には、増設工事も可能です。


Lan配線工事

一ヶ所だけでなく、子供部屋など、将来インターネット配線が必要となるであろう場所に、Lan配線工事を行うことも可能です。工事には、隠ぺい配線と露出配線の2種類あるので、事前にどちらの方法になるのか確認しておくと安心でしょう。


インターホンの取り付け・交換

インターホンを防犯カメラ付きのものに取り換えたい、新しく設置したい、という場合も配線工事が必要となります。リフォームの際に一緒に検討するといいですね。


照明器具工事リフォーム

埋込ローゼット設置や引掛けシーリング交換などの設置工事です。また、照明器具などが自分で設置できない場合も、設置依頼することができます。


分電盤の取り替え

分電盤は、電気の分配や事故が起きないよう、使い過ぎや漏電のチェックをする役割を担っています。築40~50年の物件や、築年数がわからない物件をリフォームする場合、分電盤の取り換え工事が必要になることがあります。


アンペアを増やす

電気容量不足で頻繁にブレーカーが落ちたり、これから電気を使用する頻度が増えたりする場合は、リフォームの際にアンペアを増やす工事を検討しましょう。ただし、マンションの場合、建物全体の電気容量が決まっているため、アンペアを増やせない場合もあるので注意が必要です。


リフォームで配線を増やすメリットは?

20_リフォーム_配線_2.jpg
リフォームで配線を見直し、コンセントを増やすことによって、さまざまなメリットが生まれます。代表的なものをご紹介しましょう。


火災の危険性が少なくなる

テレビやパソコンなど、消費電力が高い電化製品を延長コードに繋げて使用すると、延長コードに指定のワット数以上の電力が流れ、発火する恐れがあります。また、床に伸びている延長コードを踏んづけたり引っかけたりすることが、火災の原因になることも。
その点、壁や床にコンセントを増設すれば、延長コードを使う必要がなくなるので、火災の危険性を減少できます。また、見た目もスッキリするでしょう。


家電が増えた時の余力を残せる

せっかく新しい家電を買っても、コンセントがすべて埋まっていると、コンセントのやりくりをしなければなりませんよね。使っていない家電のプラグをいちいち抜き差しして使用する、というのは面倒なものです。
その点、コンセントを増設すれば、新しい家電もすぐに使えるようになるでしょう。


配線計画のタイミング

20_リフォーム_配線_3.jpg
配線計画は、おおよその間取りが決定したころに、電気配線図を元に確認していきます。まずは、具体的な要望を担当者に伝えましょう。
ただし、建築工法によっては棟上げ完了後、スイッチやコンセントの種類によっては内線工事が終わった後でも間に合う可能性があります。


配線計画を成功させるコツ

配線計画を成功させるために、まずは図面を見ながら、家族の家での過ごし方をイメージしましょう。キッチンではトースターとコーヒーメーカーを使って朝食を作る、朝の洗面台ではドライヤーや髭剃りを使う、リビングでは壁掛け式のテレビでゲームをする、など。そうすることで、おのずと必要なコンセントの数と位置が見えてくるでしょう。

また、家の中だけでなく、家の外でも電化製品を使う場面は意外と多いものです。庭や駐車場で電化製品を使う可能性も考慮しておきましょう。その際は、外観が配線でゴチャゴチャしてしまわないように、外観に合わせた電線の引き込みを検討するのもおすすめです。


リフォーム時は配線も一緒に見直そう!

リフォームをする際は、配線の見直しも行うことで、わが家がより安心・快適な住まいへと生まれ変わります。しかし、電気設備には定期的なメンテナンスも必要不可欠。長い付き合いができる工事会社を選ぶようにしましょう。
マエダハウジングでは、リフォーム・リノベーションの際の電気工事にも対応しています。広島で配線見直しや電気工事を行いたい方は、是非ご相談ください。

理想の暮らしがきっと見つかる、
事例集・資料集をプレゼント

お電話でのお申し込み

PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。