シャワールーム設置にかかる費用相場とスペースは? メリットやDIYできるか解説
本記事では、シャワールームの設置にかかる具体的な費用相場やスペース、メリットを詳しく解説します。シャワールームで自宅の快適性を高めたい場合は、ぜひ参考にしてください。
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シャワールームの設置にかかる費用相場とは?
シャワールームの設置にかかる費用相場は、ユニット工法と在来工法どちらを利用するかによって大幅に変動します。
シャワールームの設置工法 |
一般的なリフォーム設置 |
在来工法 |
40~250万円 |
ユニット工法 |
20~70万円 |
同じ工法でも3倍近く費用が変わる原因は、給湯器工事や給排水管の延長工事の有無、使用する建材のグレードです。それ以外にテレビや暖房などのオプションを追加すれば、さらに費用が高額になります。
また、シャワールームの設置には、以下の工事方法が挙げられます。
・シャワールームの新規設置
・バスルームをシャワールームに変更
バスルームからシャワールームに変更する場合は、配管作業が発生する可能性があるため費用面で注意が必要です。シャワールーム設置の規模によっても、必要な金額は大幅に変動します。
シャワールームの設置に必要なスペースとは?
シャワールームの設置に必要なスペースは、一般的に0.5〜1坪程度です。シャワールームは、ユニットバスに比べて必要なスペースを大幅に減らせます。
メーカーから発売されているシャワールームの大きさは、さまざまなサイズが展開されています。そのため、自分が確保できるスペースを算出してから商品を選ぶのがスムーズです。
シャワールームを設置する3つのメリット
次に、シャワールームを設置する3つのメリットを紹介します。
・ユニットバスより価格を抑えられる
・施工期間が短いためすぐに利用できる
・構造がシンプルで掃除がしやすい
シャワールームは、ユニットバスよりも費用と手間がかからない点で選ばれています。日頃から浴槽に浸からない人は、シャワールームの検討がおすすめです。
ユニットバスより価格を抑えられる
シャワールームは、ユニットバスよりも工事費や本体価格を抑えられます。そのため、シャワーを浴びられれば満足できる人にとって大きなメリットといえます。
また、一緒に暮らす家族が多い場合は、セカンドバスルームがおすすめです。セカンドバスルームとしてシャワールームを用意すれば、費用を抑えながら暮らしの快適性が向上します。
施工期間が短いためすぐに利用できる
シャワールームを設置するメリットとして、施工期間の短さが挙げられます。ユニットバスの施工期間は、一般的に5日程度の時間が必要です。しかし、シャワールームであれば最短1日で工事が完了します。
そのため、翌日からシャワーを利用可能です。毎日お風呂に入りたい人にとって、施工期間が短いことはメリットといえるでしょう。
シャワールームの大きさや工事規模、工事内容によっては、数日間の施行が必要になるため注意が必要です。
構造がシンプルで掃除がやりやすい
シャワールームは、ユニットバスに比べて構造がシンプルで部品が多くありません。そのため、ストレスなく掃除ができるでしょう。風呂掃除にかかる洗剤やスポンジなどの掃除器具にかかるコストも削減できます。
また、シャワールームはユニットバスよりも狭いため、換気が短期間でスムーズに終わりカビが発生しにくいことも特徴です。
シャワールームを設置する2つのデメリット
本章では、シャワールームを設置する2つのデメリットを紹介します。
・防水対策をきちんと実施する費用がある
・ユニットバスよりリラックスしにくい
シャワールームは、一般的なバスルームよりも排水音が響きやすい構造になっています。そのため、2〜3階に設置する場合は配慮が必要です。シャワールームの防音・防水は、きちんと対策しましょう。
防水対策をきちんと実施する必要がある
2階以上にシャワールームを設置する場合は、防水対策をきちんと実施する必要があります。防水対策がきちんと実施されていない場合は、水漏れを引き起こす可能性があるためです。
防水対策は、プロに相談するのが効果的です。リフォーム後も、アフターフォローを活用して防水対策を心がけましょう。
ユニットバスよりリラックスしにくい
シャワールームを設置するデメリットとして、ユニットバスよりリラックスして疲れを癒せない点が挙げられます。浴槽に浸かる行為には、メリットが多数存在します。
・筋肉や関節を休ませられる
・血行の促進が促されてむくみの解消につながる
・疲労物質や老廃物の回収が促進される
入浴には、さまざまなプラス効果が期待できます。そのため、ゆっくり疲れを取りたい場合は、近くの銭湯を利用するなど対策が必要です。
シャワールームの設置方法は2種類
本章では、シャワールームの設置方法を2種類紹介します。
・在来工法
・ユニット工法
在来工法は自由度が高く、ユニット工法に比べて2〜3倍の費用がかかります。自分の予算と相談しながら設置方法を決めましょう。
在来工法
在来工法は、設置場所を事前に決定し、スペースに合わせた製品を選ぶことで、まるでオーダーメイドのようにユニークなシャワールームを作り上げられます。標準的な製品の範囲に収まらない独自性を表現できる点が魅力です。
しかし、ユニット工法に比べると、費用が高めになることが一般的です。
ユニット工法
ユニット工法は、工場で予め設計・加工されたパーツを用いて組み立てる手法です。壁と床が一体化しているため防水性が高い工法といえます。
特に、2階以上のフロアにシャワールームを取り付ける場合は、水漏れの可能性を考慮して、ユニット工法が在来工法よりも好まれる傾向にあります。
シャワールームの設置に関するよくある質問とは?
最後に、シャワールームの設置に関するよくある質問を紹介します。
・シャワールームの設置は自分でできる?
・屋外にシャワールームは設置できる?
それでは、詳しく見ていきましょう。
シャワールームの設置は自分でできる?
シャワールームの設置は、DIYできる範囲とできない範囲に分かれています。シャワールームの組み立ては、施工説明書を参考に自分で対応可能です。
しかし、水道工事や電気工事、防水処理などは、必ずプロに任せましょう。施行に資格が必要な場合や大掛かりな工事が必要になるためです。
屋外にシャワールームは設置できる?
屋外にシャワールームを設置する方法は、以下の3パターンです。
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立水栓にシャワーホースを設置
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壁付け式簡易シャワーを設置
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コンテナタイプのシャワーユニット
コンテナタイプのシャワーユニットは、設置に高額な費用がかかります。しかし、壁で外から見えなくなるため安心です。
マリンスポーツが趣味の方やペットを飼っている方は、屋外のシャワールームの設置を検討してみましょう。
まとめ
本記事では、シャワールームの設置にかかる費用相場やスペースを解説しました。シャワールームの設置は、工法や工事規模によって大幅に変動します。そのため、リフォーム会社にきちんと要望を伝えて相談するようにしましょう。
また、シャワールームにはメリットとデメリットが存在します。デメリットよりもメリットが魅力的に感じた場合は、すぐにリフォームを検討するのがおすすめです。
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PROFILE この記事の監修者
前田 政登己