リノベーションをするときのポイントとは?家族形態別でそれぞれの特徴を紹介

リノベーションをするときのポイントとは?家族形態別でそれぞれの特徴を紹介
快適な暮らしをもとめて住宅の購入や建て替えをする人も多いでしょう。生活スタイルに合わせて建てた住宅でも、子どもの成長や加齢とともに、生活スタイルが変化し、使いづらさを感じるようになる場合もあります。住宅を理想の形に生まれ変わらせることができるのがリノベーションです。今回は、家族形態別にリノベーションをする際のポイントを紹介します。

【1人の場合】理想の自分だけのお城が作れる


1人で住む場合、そこまで広さを必要とされない方も多いため、賃貸を借り続けて住むよりも築年数の経過している物件を中古で購入し、リノベーションするほうが月々の住宅費が安くなるケースもあります。

1人暮らしのリノベーションをマンションで行う場合、部屋の間仕切りを取り払い、カーテンや壁などの配置によってワンルーム化することも可能です。生活空間として最低限のプライバシーを確保し、空間を一体的に利用できるのは、1人暮らしのリノベーションの醍醐味ともいえるでしょう。

1人暮らしのリノベーションの特徴は、趣味や好みを強く反映できること。クールなテイストが好みの方はコンクリート打ちっ放しにしたり、おしゃれにしたい方はワンルーム化してホテルやショップのような空間にしたり、まさに自分の理想のお城のような住宅を作ることができます。


【2人の場合】空間を広く使った間取りが実現


夫婦やパートナーとの2人暮らしのリノベーションは、2人がいかに快適に過ごせる空間を作るかというのが重要なポイントとなります。ともに時間を過ごすであろうリビングは、空間を広く使い余裕をもった間取りが人気です。ときには、1人の時間が欲しいときもあるでしょう。別部屋やリビングの一角に仕事や趣味など、1人時間を過ごせるスペースを作ることで、お互いの存在を感じながら、自分だけの時間を過ごすことができます。

子どもが成長し、家を出るなどして夫婦のみの生活になったことから、快適なセカンドライフのためにリノベーションする方も多くいらっしゃいます。今までの生活で感じた利便性は残しつつ、スタイルの変更に合わせたリノベーションができるため、より充実した生活空間を手に入れることができます。


【お子さんのいる核家族の場合】利便性を重視しよう


お子さんのいる核家族がリノベーションする際には、実用性や機能性の優れた家を計画することが重要です。まずは、生活動線をイメージしてどのような家にしたら生活しやすいかプランを練っていきましょう。

LDKタイプのキッチンは、リビングで過ごす家族の様子を見守りながら料理を作れるため、

対面が人気です。お互いに何かしていても、顔が見える場所にいると、自然と会話も生まれ気軽にコミュニケーションをとることができます。また、玄関にシューズインクローゼットや土間収納を作ると、ベビーカーや子どもの遊び道具などをそのまましまうことができます。アウトドアやスポーツ好きなご家庭にも重宝するでしょう。


【二世帯の場合】ほどよい距離感がポイント


二世帯住宅にリノベーションする際には、ほどよい距離感を保てる生活空間を作ることが重要です。二世帯住宅と一言でいっても、居住スペースを完全に分けた完全分離タイプや一部のスペースのみ一緒に使う部分共有タイプ、基本的な生活空間を共同で使う完全同居タイプなど住み方はさまざまです。

二世帯住宅は、一般的に子ども世帯と親世帯が同居することをいいます。それぞれに生活リズムがあるので、お互いに希望することや譲れないことなどをきちんと話し合ってプランを練ることが重要です。一番のポイントは、何を共有とするか。玄関、キッチン、浴室・トイレ、リビングなどが共有で使うことが可能な場所です。共有にするメリットは、予算を抑えられること。しかし、自分の使いたいときに使えないというデメリットもあります。みんなが快適な生活を送れるよう慎重にプランを練っていきましょう。

また、二世帯住宅の場合、家族4人や家族5人など居住人数も多くなります。朝や夜など水回りで混雑しないように、間取りを設計する必要があります。


【ペットのいる場合】人もペットものびのび暮らす


ペットがいるご家庭のリノベーションは、におい・防音対策やいたずら防止などさまざまなポイントが挙げられます。

におい対策には、消臭、防臭効果のある壁紙や床材を使ったり、窓を多めに作ったりするのがおすすめ。マンションで窓の増設が困難な場合には、間仕切り壁に室内窓を取り付けるだけでも換気をすることができます。床材選びは、ペットがいるリノベーションにおいて重要なポイントのひとつ。すべりにくく、耐久性があり、掃除しやすいものを選ぶとよいでしょう。消臭・抗菌効果や防音機能のあるペット用の床材もあるのでそれらを検討してもいいかもしれません。

建具は、自由に出入りできるようペット用の小さなドアをつけたり、勝手に部屋の外に出るのを防ぐために外カギをつけたり、それぞれのペットによって合ったものを選ぶと良いでしょう。また、入浴や排泄物処理のために、広い洗面台やペット専用の洗面所があると便利です。

ペットの種類や飼っている頭数によって、重要視するポイントは変わってきます。また、ペットのことばかり気にして自分の希望をおろそかにならないようにすることも大切なポイントです。


それぞれの家族にあったリノベーションを

リノベーションは、家族の数だけ正解が存在します。家族構成やそれぞれの生活スタイルに合わせたリノベーションを行うことで、より快適な生活を手にいれることができるでしょう。広島でリノベーションをしたいと考えておられる方は、是非マエダハウジングをご検討くださいね。イメージ通りの家を実現させましょう。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。