リノベーションプランはどう立てる?一連の流れとコツを伝授

リノベーションプランはどう立てる?一連の流れとコツを伝授
中古物件をリノベーションして、理想的なマイホームを手に入れようと考えている方も多いでしょう。いざリノベーションをやろうと思い立ったとき、どんなリノベーションを行うかプランを立てることが大切です。そこで今回は、リノベーションを行う際のプランはいつどのような流れで立てるのかをご紹介します。また、納得のいくリノベーションプランを完成させるコツも一緒にお届けしましょう。

リノベーションのプラン提案を受ける前に


リノベーションを行うなら、まずは専門業者にプランを提案してもらうのが一般的です。とはいえ、いきなりプランの提案を求めるのではなく、まずは下準備をする必要があります。そこで具体的なプランの提案を受ける前に準備しておきたいことをチェックしておきましょう。


リフォーム会社へ来店・問い合わせ

リノベーションを希望する場合、まずはリフォーム会社に来店、もしくは問い合わせをしましょう。実際にリフォーム会社で話を聞いたり実例を見たりすることでイメージのわき方が大きく変わってきます。
来店や問い合わせに抵抗がある方は、まずはリフォーム会社が主催している現場見学会や相談会などのイベントに参加してみるのもひとつの方法です。まずは、相談感覚で気軽にリフォーム会社を訪れてみてください。
最近では、オンラインルームツアーなども多く開催されています。そのため、忙しくてなかなかイベントに足を運べない方や、実際にリフォーム会社へ出向くのは敷居が高いと感じている方などは、まずは自宅からスマホやPCで気軽に参加できるオンラインルームツアーを活用してみるのもありでしょう。


現地調査&ヒアリング

施工をお願いする業者が決まったら、実際にリノベーションを行う物件に足を運んで、何が悩みでどんなふうに生まれ変わらせたいのかなどをじっくり検討します。また、物件自体の劣化状況や修繕箇所の有無などを把握するため、専門の知識を持ったスタッフが住宅診断(ホームインスペクション)を行うのも、プラン提案の前に行う準備事項です。この現地調査とヒアリングを行う際に、リノベーション予算をリフォーム会社に伝えておくと、のちのプラン提案がスムーズに進みます。


プラン提案の内容は?


現地調査とヒアリングが完了したら、続いては具体的なプランを立てていきます。プランは、頭の中に思い描いていたものを具体化していく作業です。どこをどのようにリノベーションしていくか、細かい部分まできっちりと決めていきます。例えば、床の張替えや天井クロスの張替えといったように、リノベーションする具体的な施工を決めていくことが、代表的なプラン内容です。


リフォーム会社からのプラン提案


業者との打ち合わせを経て、いよいよ具体化されたプランの提案をリフォーム会社から受けとります。しっかりと完成後のイメージが把握できるよう、図面や3Dパース、CGパースなどを提示してくれる業者を選びましょう。具体的なプラン提案を受けたら、メリットやデメリットの有無も確認しておくことが大切です。
さらに、自分の希望にそったリノベーションになっているかどうかもしっかりチェックしておきましょう。ときには、プロの視点からおすすめの提案を盛り込んでくれる場合もあるため、その施工が自分にとってメリットになるかどうかを見極めるのも重要ポイントです。


プランを精査


リフォーム会社からプラン提案を受け取ったら、その内容が納得できるものかどうか精査していきます。施工の内容はもちろん、料金も含めてしっかり確認を行いましょう。この時点で納得できない内容があれば、しっかりリフォーム会社に伝えておくことが大切です。妥協せずにしっかり納得できるまで話し合ってみてください。


プラン契約


提案されたプランに納得ができたら契約書を交わし、さらに打ち合わせを重ねて理想のプラン内容に近づけていきます。契約を完了すればリノベーションは終わりと感じる方も多いですが、実は契約が始まりです。契約を交わしたのち、実際に着工する前に設計図や仕様の確認を行って、希望にきちんと沿っているか隅から隅まで確認しましょう。


納得のいくリノベーションのプランにするためのコツは?


リノベーションのプラン提案がどんな流れて行われるのか分かったところで、最後に納得のいくプランに仕上げるためのコツをご紹介します。


自分達の要望やしたい生活をはっきりさせる

どんな場所に住みたいのか、どんな生活をしたいのかによって、リノベーションのやり方や施工箇所が決まってきます。そのため、自分達の要望や思い描いたライフスタイルなどをはっきりさせておくことが大切です。要望や理想のライフスタイルを具体化しておくことで、より過ごしやすい住宅が完成します。リノベーションを考えているなら、どんな場所でどんな生活をしたいのか、まずはイメージを膨らませてみることから始めると良いでしょう。


不安な点はプランナーに何でも相談する

リノベーションにかかる費用は、施工箇所や使う材料によって差はあれど、決して小さな金額ではありません。ある程度まとまったお金を支払うため、後悔がないように不安な点はプランナーにきちんと聞いておくのも、納得のいくプランを完成させるコツです。


リノベーションのプランを上手に立てよう

リノベーションのプランを立てるには、まずは信頼できるリフォーム会社とプランナーを見つけることが重要。イベントや見学会などを活用して、自分達に合ったリフォーム会社を見つけ、希望に沿ったリノベーションプランを完成させましょう。自分達の希望をはっきりさせたり不安な点をきちんと確認したりすることも忘れずに実行することが大切です。リノベーションをご検討中の方は、是非一度マエダハウジングにご相談くださいね。


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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。