リノベーションで仮住まいは必要?手続きや選び方を解説

リノベーションで仮住まいは必要?手続きや選び方を解説
リノベーションを行うにあたり、気になることがリノベーション期間中の生活の場。同じ家に住み続けたまま工事を行うのか、あるいは工事が終わるまで別の場所に移るのかを決めることになります。仮住まいへ移動するとなれば、引っ越しや各種手続きなどが必要です。今回は、リノベーションで仮住まいが必要なのかどうかについて解説するとともに、費用や手続き、仮住まいの選び方についても取り上げます。

リノベーション中に仮住まいが必要なケースは?


リノベーション中に仮住まいへ移るかどうかを決めるポイントは「生活に支障が出るかどうか」です。家庭の状況やリノベーションの規模によって選ぶとよいでしょう。


仮住まいが必要なのはこんなケース

リノベーションが家全体であったり、キッチンやリビングなどほかでは代用できないスペースに手を加えたりする場合は、仮住まいへ移ることをおすすめします。
小さな子供がいる家庭や在宅で仕事をしているような場合は、仮住まいへ移ることで工事の音を気にすることなく生活ができるでしょう。


仮住まいが不要なのはこんなケース

工期が短く、リノベーションの規模が小さい場合は、仮住まいに移ることなく生活を続けることは可能です。ただし、工事関係者の出入りや工事の音は避けらないため、工事が終わるまでリノベーション中心の生活になるでしょう。


仮住まいに移るときに必要な手続きはコレ!


仮住まいに移ると決まったら、引っ越しにともなう手続きが必要です。モレのないように進めましょう。


郵便物の転送

郵便局に転送届けを提出して、仮住まいに郵便物が届くようにしましょう。また、宅急便も手続きをすることで転送してもらえる場合があります。
窓口あるいはインターネットで手続きが可能です。


電話回線やインターネット回線の移転

固定電話やインターネット回線を引いている場合は、移転手続きを行います。休止という方法もあるため、適した方法を選びましょう。


水道・電気・ガスの停止

水道光熱費は、停止手続きを行わないと基本料金がかかってしまいます。仮住まいが近い場合は、停止手続きと同時に移転開設という形で契約ができる場合があるため、忘れずに手続きしましょう。


宅配サービスの住所変更

宅配サービスなどを利用している場合は、休止するか住所変更の届けをしましょう。


通勤手当の申請

仮住まいから通勤することで通勤経路や交通費に影響が出る場合は、会社に申し出ましょう。


1年以上の場合は住民票の異動が必要

リノベーションに1年以上要するケースは少ないと思いますが、家庭の事情などで1年以内に戻れないようであれば住民票の手続きが必要です。住民票の異動を行った場合は、免許証や保険証などの住所変更も必要となります。


仮住まいの種類とかかる費用、それぞれのメリットとデメリットは


仮住まいにはどのような物件を選べばよいのでしょうか。期間や予算によっても選択肢が変わります。それぞれのメリットおよびデメリットをみてみましょう。


賃貸住宅の場合

滞在費用を安く抑えるなら、賃貸住宅がおすすめです。デメリットは家電や家具などの生活用具は自分で用意する必要があります。
マエダハウジングでは、リノベーションによって引っ越しが必要な場合、タイミングによってはモデルハウスでの仮住まいをご案内させていただくことが可能です。


ウィークリー・マンスリーマンションの場合

生活に必要な家電や家具が一通り揃っているため、すぐに生活ができます。敷金や礼金0円の物件を選べば、初期費用も抑えることが可能です。
デメリットとしては、人数が多い場合や期間が長い場合は割高になります。


ホテルの場合

数日程度の仮住まいであれば、ホテルも選択肢に入れてもよいでしょう。掃除や片付けを行う必要がないのがホテル暮らしのメリットですが、デメリットとしては、スペースが限られるため大人数の家族には不向きです。


仮住まいの選び方は?


仮住まいにはさまざまなタイプがあることがわかりました。ここでは、仮住まいを選ぶときのポイントについて紹介します。


できるだけ安くすませることが鉄則

期間限定の仮住まいのために、新しい家具を買うのはもったいないですよね。家電や家具つきの物件を選ぶと費用が抑えられます。
また、立地がよいなど条件がよければ家賃は上がるため、一時的に住むだけと割り切って少々の不便さは目をつむることです。 仮住まいに関する費用はできるだけ安く抑え、生まれ変わった部屋で使う家具や家電を購入する費用に回しましょう。


仮住まいに置くことができない荷物は他に預ける

スペースが広ければ賃料や宿泊料金が高くなります。仮住まいへ持ち込む荷物は必要最低限にしましょう。
仮住まいに置くことができない荷物は、トランクルームなどを借りて預けることがおすすめです。引越し会社が保管サービスを行っている場合もあります。


仮住まいへの移動は生活に支障が出るかどうかで決めよう

リノベーション中に仮住まいに移るかどうか迷う場合は、生活に支障が出るかどうかで決めるとよいでしょう。仮住まいはさまざまな種類があるため、居住期間や予算に合わせて選ぶことが大切です。引っ越しにともなう各種手続きも忘れずに!マエダハウジングでは、リノベーションに関する様々なご相談に対応しています。広島でリノベーションを検討している方は是非一度ご相談ください。


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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。