リフォームするときご近所への挨拶ってどうするべき?注意点は

リフォームするときご近所への挨拶ってどうするべき?注意点は
家をリフォームやリノベーションをする際は、近隣問題などのトラブルを引き起こしやすいため、注意が必要。これから先、住み続ける新居ならば尚更、ご近所さんとは円満に過ごしたいですよね。 そこで大切なのが、リフォーム前の挨拶回りです。今回は、そんなご近所への挨拶回りについて分かりやすく解説します。例えば、どこまでの範囲に、いつ、誰が挨拶をすべきなのか…。気になるポイントを踏まえてご紹介しますので、是非参考になさってくださいね。

リフォーム時にはトラブル回避のためにも挨拶が必要

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家のリフォームやリノベーションをするときは、工事に伴う騒音や臭い、工事車両の駐車など、工事内容によってご近所へさまざまな迷惑をかけてしまう可能性があります。ご近所へ何も知らせず工事を始めてしまいトラブルを招く前に、リフォームやリノベーション前にはご近所へ挨拶回りを行いましょう。

「挨拶回りってそんなに大切?」と思う方も中にはいるかもしれませんが、工事を円滑に進めるために挨拶は欠かせません。なぜなら、ほんの些細なきっかけが、今後の近隣トラブルを引き起こす可能性があるからです。では、一体どのように挨拶をすべきなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。


いつ?誰が?リフォームするときの挨拶の仕方

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リフォーム前の挨拶をする際、近隣のどこまで、誰が、いつ挨拶をすべきなのでしょうか。項目別に分けて、詳しく解説します。


【どこまで?】隣接する家の人に挨拶する

挨拶する範囲は、住居のタイプによって異なります。戸建ての場合は、両隣・向かいの3軒・裏の3軒、マンションの場合は両隣・上下の階3軒ずつ、施主宅を囲むエリアが目安だと言われています。また、忘れがちなのが、大家さんや町会長さん、マンションの管理者さんなどへの挨拶。これから関わりのある方々へきちんと挨拶しておくと、今後も気持ち良くお付き合いできるでしょう。

そのほか、マンションのリフォームでは、資材や機材の搬入でエレベーターや階段を頻繁に使用する場合があります。そのため、階段やエレベーター付近の方にも挨拶をしておくと、より丁寧で好感が持てるでしょう。


【誰が?】施主がすることもあるが、施工業者がする場合も

リフォームの挨拶回りは、施主がすることもありますが、施行担当業者が行うのが一般的です。もし、ご自身で挨拶をしておきたいという場合には、リフォーム業者と一緒に伺うか、業者よりも先に挨拶に伺うと良いでしょう。

その際は、「後日業者が挨拶に伺いますので、質問がございましたらその際にお聞きください」と一言伝えると、意見の取りこぼしや相違がなくスムーズです。マエダハウジングでは、リフォーム前の挨拶回りもしっかりサポートしますので、その点はご安心いただけます。


【いつ?】工事日の1週間前、休日の午前中が理想的

挨拶の時期は、余裕を持って1週間前に伺うと良いでしょう。タイミングは、一般的な休日である「土曜または日曜の午前中」に挨拶するのが理想的です。ただし、休日でゆっくり過ごされている方も多いと思いますので、早朝は避けましょう。
土日の挨拶が難しい場合は、平日の夕方に伺うのがベストです。目安は、夕食準備前の17時前後が良いでしょう。


【何をする?】工事期間や内容、連絡先を伝える

挨拶の際、具体的に伝える項目は大まかに分けて4つあります。

・リフォームの開始、終了の期間
・リフォームを行う時間帯
・リフォームの内容
・緊急の連絡先(施主またはリフォーム会社)

もし、リフォームで大きな音を伴う日や工事車両が道路に駐車する日などが事前に分かっている場合は、挨拶のときに伝えておくと良いでしょう。


【何が必要?】基本的に手土産はなくてもOK

「挨拶の際、何か持って行った方がいいの?」と悩む方も多いかもしれませんが、基本的に手土産はなくても大丈夫です。ただし、工事期間が長い場合や、騒音や臭いなど近隣へ迷惑がかかりそうな場合は、手土産を持参すると良いでしょう。手土産は、お菓子やタオル、洗剤など、1,000円前後の日常消耗品がおすすめです。


直接会えない場合は、手紙で挨拶しよう

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リフォーム工事を伝える挨拶に何度伺ってもなかなか会えず、前日になっても不在だった場合は、ポストまたは玄関前に手紙を置きましょう。内容には、工事期間や内容、連絡先など、必要事項を簡単にまとめて記載します。それだけでなく、簡単な挨拶文を書くとより印象が良くなりますよ。

「どのように書けばいいのか分からない...」という方は、インターネットや本などの例文を参考に書くのがおすすめです。そして、手紙を投函した後に、その方と顔を合わせる機会があれば、口頭で簡単に挨拶をするようにしましょう。


リフォーム前はご近所への挨拶を忘れずに!

リフォーム・リノベーション工事をスムーズに進めるために、ご近所への挨拶はとても大切です。挨拶する際は、いつ誰がどのように挨拶をするのか、業者と話し合った上でご近所へ伺うようにしましょう。
広島のマエダハウジングでは、施工前~施工後まで施工主様をしっかりとサポートしています。リフォーム前の挨拶を含め、些細な疑問にもお答えしますので、何でもお気軽にご相談ください。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。