インテリアを憧れの北欧テイストに!リノベーションと家具選びのポイント

インテリアを憧れの北欧テイストに!リノベーションと家具選びのポイント
温もりのある配色と天然木の組み合わせが人気の北欧インテリア。リノベーションをきっかけに、「インテリアを北欧テイストにまとめたい」と思われる方も多いかもしれませんね。この記事では、インテリアを北欧テイストに仕上げるポイントを、リノベーションと家具雑貨選びの視点からまとめています。おすすめの家具ブランドもご紹介していますので、是非インテリアコーディネートにお役立てください。

北欧インテリアとは?

北欧インテリアは、天然素材を多く取り入れ、明るめの色調でまとめたスタイルが特徴で、主に色・素材・照明の3つが、コーディネートのポイントとなります。

家具や床の色を彩度の低いベージュなどで揃えた中に、ビビットなアクセントを入れる点が北欧インテリアならではの配色。また、天然素材の家具やファブリックを選ぶことで、温かみを感じる北欧スタイルに近づきます。
そして、照明使いも、外せないポイントのひとつ。電球色のようなやわらかな灯りとデザイン性の高い照明は、北欧インテリアに欠かせないアイテムです。


リノベーションで北欧テイストにするポイント


リノベーションでは、床や壁などの大きな面積をインテリアのテイストに合わせて選べるので、一気に北欧テイストのインテリアに近づけることができます。さっそくポイントを見ていきましょう。


明るめカラーのフローリング材を使う

床に使うフローリング材は、明るい色を選びましょう。部屋の大部分を占める床をオークなどの明るい木材を使うことで、北欧テイストの家具ともよくマッチします。


壁材にこだわる

部屋に入った際、視線の先にある壁を自然素材にすることで、天然木で揃えたインテリアとのまとまりが生まれます。例えば、珪藻土や漆喰といった自然素材の壁材を用いると良いでしょう。また、白い壁は天然木の家具とも相性がよく、アクセントカラーも際立つのでおすすめです。


機能性にもこだわる

北欧テイストのインテリアには、シンプルで美しいデザインの中に機能美を兼ね備えた家具や小物が多くみられます。リノベーションで家具を造作する際も、シンプルなデザインでありながら、機能面も充実した造りにすると良いでしょう。ナチュラルカラーの木材を使ったシンプルなラインの壁面収納などは、北欧テイストによく馴染みます。


家具・雑貨を使って北欧テイストにするポイント


家具や雑貨を使って、インテリアを北欧テイストでまとめる方法もあります。ポイントを押さえた家具や雑貨選びをすることで、より北欧テイストに近づけることができるでしょう。


メインの家具は天然素材のものを選ぶ

メインとなる大型の家具は、天然素材のものを選びましょう。オーク材のような明るい色味のテーブルや、綿や麻、ウールなどの張地のソファがおすすめです。視界に入りやすい大きな家具を変えるだけでも、グッと北欧テイストに近づきます。


柄のファブリックをアクセントにする

北欧インテリアでよく見かけるのは、植物をモチーフとした特徴的な柄のファブリック類。リビングのカーテンやソファに大胆に使うことで、個性的なインテリアになるでしょう。独創的な色使いと花のモチーフが特徴の「marimekko(マリメッコ)」や、シンプルモダンなデザインで人気の高い「artek(アルテック)」など、フィンランド発のブランドからさまざまなテイストの生地が展開されているので、ファブリックパネルでアクセントにするのもおすすめです。


照明器具にこだわる

単に灯りとしてだけでなく、そのものがインテリアアイテムとしての役割を担う照明は、北欧インテリアに欠かせないアイテムと言っても過言ではありません。よく取り入れられている北欧のブランドの照明は、名作と呼ばれて長く愛され続けているものが多くあります。中でも「louispoulsen(ルイスポールセン)」のPH5や「LE KLINT(レクリント)」の172Bなどは、日本でも人気の高い照明です。


北欧テイストにおすすめの家具ブランド


最後は、北欧テイストにおすすめの家具ブランドをご紹介します。北欧家具を部屋全体に取り入れることで、トータルコーディネートが可能です。また、北欧デザインのチェアをアクセントで取り入れるだけでも、雰囲気を変えることができます。


カール・ハンセン&サン

「CARL HANSEN&SON(カール・ハンセン&サン)」はデンマークを代表する家具のメーカーです。中でも不朽の名作と呼ばれるハンス J.ウェグナーがデザインしたYチェアは、1950年から作り続けられ、日本でも多くの北欧ファンに愛されています。アームと背もたれが一体化したフォルムと熟練の職人が張るペーパーコードの座面は、機能性と見た目の美しさを兼ね備えたデザインです。


フリッツ・ハンセン

デンマークの「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」は、1872年の創業以来、アルネ・ヤコブセンら有名デザイナーとともに、名作を数多く世に送り出してきました。特にセブンチェアは日本でも人気が高く、復刻版として多くのリプロダクト製品が作られているほど。独特の曲線美と豊富なカラーが魅力で、インテリアのアクセントとしても取り入れやすい、北欧デザインを代表する椅子です。


IKEA

1943年にスウェーデンでカタログ通販業者としてスタートした「IKEA(イケア)」は、日本にも多くの店舗を展開する北欧家具メーカーです。店内には家具やインテリア雑貨、ファブリックに至るまですべてIKEAの商品でコーディネートされた部屋が展示してあるので、好みのテイストのインテリアを自宅で再現することができます。


ポイントを押さえてインテリアを北欧テイストに

インテリアを北欧テイストに仕上げるポイントをお伝えしました。ブログなどで発信されている素敵な北欧インテリアも、家具や雑貨選びのポイントを押さえることで実現できます。広島で多くの物件を手掛けているマエダハウジングでも、お好みのテイストに合わせたリノベーションの設計・施工が可能ですので、是非一度ご相談ください。

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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。