内装リフォームの費用と工期の目安は?おしゃれさを叶えるポイントも解説

内装リフォームの費用と工期の目安は?おしゃれさを叶えるポイントも解説
「こんな部屋にしたい!」という希望は、部屋の印象を大きく左右する内装リフォームで叶えていくことになります。内装リフォームでできることには、どんな項目が挙げられるのでしょうか。また、工期や費用相場など、内装リフォームについて質問が多い事項について、まとめて解説していきます。おしゃれに内装リフォームするためのポイントを押さえて、理想の部屋作りを実現していきましょう。

内装リフォームでできること

内装とは、室内にある壁や床、天井、キッチン、お風呂、トイレなどの設備を総称した言葉。一部または全部を新しいものに変えることを、内装リフォームと言います。まずは、内装リフォームの主な種類を確認していきましょう。




壁紙を張り替える


部屋の雰囲気を一気に変えることができるうえ、比較的費用もお手頃な壁紙の張り替えは、人気の内装リフォームです。壁紙には、シンプルな色柄が基本のスタンダードクロスと、色柄や豊富なハイグレードクロスという種類があります。また、壁紙によっては防カビ・抗菌・撥水・抗ウイルスなどの機能が備わったものがあり、デザインはもちろん欲しい機能からも選ぶことが可能。
壁紙の張り替えにかかる費用は、面積と壁紙の種類によって異なります。また、下地が劣化しているなどの場合には追加費用がかかることもあります。




フローリングを張り替える


壁紙と同じく、範囲の広い床のリフォームも部屋の印象を変えるのに効果的です。フローリングの張り替えは、複数の板を圧縮した集成材フローリングと、一枚の板から作られる無垢材フローリングがあり、どちらを選ぶかによって費用が異なります。

集成材フローリングには様々な種類の木材が使用されており、割れやねじれ、反りなどの不具合が起こりにくいのが特徴です。戸建て、マンション、水回り、床暖房用などといった種類もあり、用途に合わせてぴったりのものを選択することもできます。

無垢材フローリングに使われるのは、パイン材・ヒノキ・杉・オーク・ウォルナットなど。木材独特の芳香と手触りの良さが特徴で、時間の経過に合わせた風合いの変化を楽しむことができます。



キッチンやトイレなど、水回りのリフォーム

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キッチンやトイレ、お風呂といった水回りの設備は、毎日の生活に欠かせないもののため、汚れや傷みも蓄積されやすいところ。リフォームを希望する人も多い項目です。
どの項目においても、グレードによって価格帯が異なります。さらにオプション機能も多数用意されているため、追加したい機能の費用も合わせて、予算内になるよう検討する必要があるでしょう。




内装リフォームの工期と相場費用

リフォームの内容や選ぶ素材などにより、かかる費用は大きく異なります。目安の費用と工期は、以下を参考にしてみてください。



【壁紙の張り替え】工期:1日(1部屋)

スタンダードクロス

800~1,000円(1㎡)

ハイグレードクロス

1,000~1,500円(1㎡)



【フローリングの張り替え】工期:2~3日(6畳)

集成材フローリング

5~10万円(6畳)

無垢材フローリング

10~25万円(6畳)



【水回りのリフォーム/キッチン】工期:レイアウト変更なしであれば6~10日

キッチンの交換

50~100万円

壁付けキッチン→対面キッチン

55~200万円

キッチンの交換&位置移動

100~200万円



【水回りのリフォーム/浴槽】工期:3~5日

浴槽の交換

40~130万円

在来工法の浴室→ユニットバス

100~150万円



【水回りのリフォーム/洗面台】工期:1~5日

洗面台の交換

10~50万円

洗面台の交換と位置移動

20~50万円



【水回りのリフォーム/トイレ】工期:1~4日

便器の交換

10~40万円

和式から洋式への変更

20~50万円

トイレの新設

50~70万円




おしゃれに内装リフォームするためのポイント

内装リフォームでおしゃれな部屋にしたい!と考える人も多いはず。最後は、リフォームでおしゃれに仕上げるためのポイントを見ていきましょう。




テーマを決めて全体に統一感を持たせる


内装リフォームでおしゃれに見せるためには、全体の統一感が重要です。ひとつひとつはおしゃれでもテーマが定まっていないと、どこかちぐはぐな印象になってしまうもの。まずは、北欧、カフェ風、モダン、ナチュラルなど部屋のテーマを決めることからはじめましょう。求める雰囲気が分からない、定まらないというときは、いろいろな部屋の施工事例を見るのもおすすめです。




実績のあるリフォーム業者に依頼する

内装リフォームを依頼する業者は、内装リフォームの実績が豊富で、なおかつインテリアコーディネーターが在籍しているところを選びましょう。業者によってリフォームの得意分野は異なるため、HPで内装工事に関する実績までチェックするのがベストです。また、インテリアのプロがいれば、こんなインテリアにしたいという希望に沿った内装材や設備器具などをトータルでコーディネートしてもらうこともできるはず。テーマ通りのリフォームを叶えやすくなるでしょう。




サンプルで質感やイメージをしっかり確認する

壁紙やフローリングなど、広範囲のリフォームの場合、小さいサンプルで見た印象と広範囲に施工した印象が異なることもあります。イメージの差異を避けるためにも、できるだけ大きなサンプルで検討することが大切です。また、フローリングは足触りや手触りの良さも重視したいポイント。特に小さな子どもがいる家庭ならなおさらです。サンプルを吟味して、比較検討してみましょう。業者によっては店舗に大きなサンプルを用意していることもあるので、そこで確認することもできます。




内装リフォームで機能性とおしゃれさを叶える

内装リフォームは部屋の印象をガラッと変えるだけでなく、よりおしゃれで機能的になり、暮らしやすくすることができます。だからこそ、それぞれの項目をしっかり比較検討することが大切。そしてなにより、施工してくれる業者選びが重要です。広島のリノベーションで多くの実績を持つマエダハウジングが、あなたのリフォームをお手伝いします。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。