外壁塗装について詳しく解説！広島で助成金・補助金をもらう方法も紹介

外壁塗装とは？

外壁塗装には、建物の外壁を塗装して見た目を美しくするだけでなく、住まいの機能性を向上させる効果もあります。具体的には、以下の4つです。

下地の保護

外壁とは、建物を保護している部分を指します。外壁の中には下地があり、水に弱いものが多いのが特徴です。もし、外壁の塗装が剥がれてしまうなどして十分な役割が果たせないと、外壁の下地が傷ついてしまいます。つまり外壁塗装は、下地を保護する重要な役目を担っている、というわけです。

建物の寿命を長くする

外壁の下地が傷つくと、当然建物の寿命も短くなってしまいます。外壁塗装をすることによって、建物の寿命を延ばす効果もあるのです。

防水効果を上げる

水分は、壁を傷めてしまう原因のひとつです。外壁をすき間なく塗装することによって、雨などの水分が壁内に浸透することを防ぐことができます。

二次被害の回避

外壁の保護力や防水性が低下してしまうと、下地にカビが生えてしまい、住人に健康被害を及ぼす可能性があります。外壁をしっかり塗装することにより、このような二次被害を防ぐこともできるのです。

外壁塗装とあわせて施工するとお得な工事って？

外壁塗装を行う際は、家の周囲に足場を設置します。家の形状、大きさによって異なりますが、足場を設置するにはおよそ15～20万円ほどかかります。そこで、足場の設置にあわせて以下の工事やリフォームを行うと、それぞれを別に行うよりも費用が節約できるのです。

太陽光パネル

太陽光パネルを設置した後に外壁や屋根の塗装を行う場合は、太陽光パネルを外さなければなりません。また、太陽光パネルを設置する際も、外壁塗装同様に足場が必要になるので、太陽光パネル設置を考えている方は外壁塗装と一緒に行うと良いでしょう。

窓

外壁塗装や外壁リフォームと同時に、外窓の交換および外窓ガラスの交換を行うのもおすすめです。いずれも家の外側から行うので、足場を組んでいる外壁工事のタイミングで一緒に行うと良いでしょう。

屋根

外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うと、足場などの仮設工事費が1回分で済むだけでなく、工期も短くなるのでおすすめです。

仕上がりはどうなる？

外壁塗装は工事の規模も大きいため、どんな仕上がりになるのかも気になりますよね。続いては、外壁塗装のビフォーアフターと使用するペンキによる違いなどについて、実際の写真を見ながら解説していきます。

外壁塗装のビフォーアフター

まずは、外壁塗装をすることで仕上がりはどうなるのか、実際に塗装前・塗装後の画像を交えてご紹介しましょう。


＜ビフォー＞


こちらは塗装前の状態、築年数18年の戸建てです。



遠目には別段問題が内容に見える外壁ですが、近くで見てみるとひびやコケ、カビが発生していました。


＜アフター＞


ガイソーウォールシリコン塗料を使用し、ブルーグレーと黒を基調としたモダンな雰囲気になりました。痛みが激しかったことから、今後の持ちも考えて、塗装だけでなく張替えも実施。また、さざ波が入ったようなデザインを採用することで、遠くからでも近くからでも楽しめる外壁になりました。
工期は2週間で、費用は約150万円。このように、外壁塗料では機能性を上げるだけでなく、外壁を好みのデザインへと変えることも可能です。

仕上がりは塗料によって異なる

外壁塗装は、使用する塗料によって雰囲気や機能性が大きく異なることはご存じでしょうか。塗料の種類は、およそ1,000種類近くあると言われています。そのため、自分の家に合った塗料を専門知識がない人が選ぼうとしても、なかなか難しいでしょう。
そこで、ここでは塗料の素材による違いをご紹介しましょう。

・合成樹脂塗料...安価で従来最も使用されている塗料
・アクリル系樹脂塗料...油性ペイントより耐光性に優れているので、色あせがしにくい
・ウレタン系樹脂塗料...耐薬品性・耐候性・耐久性に優れており、現在最も多く使用ている
・シリコン系樹脂塗料...耐候性かつ透湿性に優れているので、最もおすすめの塗料
・フッ素樹脂系塗料...耐候性が高く、塗膜はガラス質に近いので汚れが付きにくいのが特徴

また、近年はこれらの塗料に加えて、太陽の光で汚れを分解する公触媒コーティング材や熱を通さず、かつ逃がさない断熱塗料、熱を反射させて遮断する遮熱塗料、弾力性が強く、伸縮するのでひび割れに強い高弾性塗料など、機能性の高いさまざまな塗料が登場しています。
これらの塗料の特徴に加えて、既存外壁との相性や機能性、意匠性を考えることが、失敗しない塗料選びのポイントです。

外壁塗装の工期と相場費用

外壁塗装の工期は、一般的に7～10日程度が目安だと言われています。しかしこの日数は、外壁塗装のみを行った場合なので、これにプラスして屋根塗装など、他の施工を行うと、10～14日程度かかります。

また、外壁塗装では、初日から塗装をするわけではありません。1日目はまず足場を組みます。そして2日目に外壁の汚れなどを高圧洗浄できれいにし、3日目に塗料を付けてはいけない場所をビニールで覆って保護する「養生」を行います。
このように外壁塗装は、下準備だけでも3日を要するのです。
そして4日目で下塗り、5日目～7日目で上塗りとなりますが、もし途中で雨が降ったり、塗料の乾燥が遅くなったりしたら、その分工期は伸びてしまいます。

工事金額は塗料によって異なります。延べ床坪30坪、外壁塗装面積を150㎡とした場合、費用の目安は一番安いアクリル樹脂系塗料で約50～60万、現在注目を集めているガイナという塗料では約90～100万円くらいが目安となるでしょう。

広島で外壁塗装の助成金・補助金をもらうには

広島県内の市区町村では、外壁塗装についての助成金及び補助金制度はありません。しかし、障害者や子育て世代、高齢者を対象にしたリフォーム補助制度が充実しているため、塗装を含めた全体的なリフォームやリノベーションでなら利用することが可能です。

補助制度の内容及び利用できる条件は、お住まいの市区町村によって異なります。まずは、ご自身がお住まいの地域では、どのような制度があるのかを調べてみるとよいでしょう。なお、リフォーム・リノベーションに関する助成金・補助金を申請する際は、事前に塗装業者に依頼して、見積もりを取る必要があります。

外壁塗装でわが家のデザイン性・機能性をアップ！

外壁塗装は、外観を美しくするだけでなく、家の機能性を向上させる大切な役割も担っています。工期や費用は住まいの面積や外壁の劣化具合、また使用する塗料などによって異なりますが、広島の助成金や補助金を利用することも可能です。マエダハウジングは、広島の外壁塗装でも評判です。また無料見積もりも行っていますので、外壁塗装をお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。