SDGsで見直されている空き家リノベーションのメリットは?

SDGsで見直されている空き家リノベーションのメリットは?
年々増加し続ける空き家は、近年社会問題ともなっています。そこで注目されているのが、空き家をリノベーションして再活用すること。問題解決の糸口となるうえに、SDGsの実現にも大きく貢献できると話題です。皆さんの中にも、空き家をリノベーションしたい、と思っている方がいるのではないでしょうか?そこで今回は、空き家をリノベーションする目的や金額の相場、メリット及び注意点を詳しく解説していきます。

空き家リノベーションの相場は?

24_空き家リノベーション_1.jpg
空き家をリノベーションする際にかかる費用には、かなりの幅が生じます。例えば、一戸建ての住宅を全面リノベーションする場合、相場は500万~2,000万程度です。
費用は、建物の劣化具合や、使用する建材や設備によって大きく変動します。

余り設備やクオリティにこだわらず、できるところは自分たちでDIYする場合は、300万円ほどでリのベーションできる場合もあるでしょう。
床や壁、トイレなどの水廻り設備を入れ替えるだけ、という部分的なリノベーションの場合、金額の相場は数十万~500万円程度です。
ただし、水回りの設備は劣化しやすいので、最新のものを導入した方が良いでしょう。


リノベーションした空き家の活用方法

24_空き家リノベーション_2.jpg
続いて、リノベーションした空き家はどのように活用できるのか、詳しく解説していきましょう。


賃貸に出して家賃収入を得る

建物が比較的新しく、ロケーションも良好である場合、賃貸物件にして家賃収入を得ることができます。空き家は、放置してもしなくても毎年固定資産税が発生します。しかし、家賃収入が生まれるようになれば、支払いに頭を悩ます必要もなくなるでしょう。


売却する

空き家を「活用する」という観点からは少し離れますが、売却して手放す...というのもひとつの方法です。最近では、空き家を中心とした建物の買取サービスを行っているところも増えてきました。それだけ需要も高まっている、ということなのかもしれません。


自分で住む

リノベーションをした空き家の活用法で最も多い事例が、「自分たちの住居にする」ことではないでしょうか。自分たちで住む場合は、段階的にリノベーションを行うことができます。予算と折り合いをつけつつ、優先順位を決めて少しずつリノベーションをしても良いでしょう。また、住みながら自分たちの手でリノベーションする、という方法もあります。空き家をDIYした人たちのブログやSNSもたくさん発信されているので、それらを参考にしてみるのも良いかもしれませんね。


空き家リノベーションのメリット

24_空き家リノベーション_3.jpg
空き家をリノベーションすることで、耐震性や耐久性が強化でき、安心して暮らせるようになります。さらに、壁や天井に断熱材を入れるなど、エネルギーの消費量が少ない省エネ住宅へと変換することで、光熱費が抑えられるだけでなく、環境にも優しくなるでしょう。

長期間住んでいない空き家は空き巣の標的になりやすく、周囲の治安も悪くなってしまいますが、リノベーションすることで空き巣被害のリスクも軽減できます。
リノベーションすることで、家の資産価値が高くなる、というメリットもあります。


空き家リノベーションのデメリット

空き家リノベーション最大のデメリットは、やはり高額な費用がかかってしまう、ということでしょう。特に、築年数が古ければ古いほど、修繕箇所が多くなるので、必然的に費用も高くなってしまいます。また、耐震基準法が改正されたことにより、耐震補強リフォームが必要になる場合もあります。

ほんの少しリノベーションするつもりが、結果的にフルリノベーションする羽目になった...という事例もあるので気を付けましょう。
空き家活用に対しての国からの補助金制度は多数あるので、条件に該当する場合は、それらをうまく利用すると良いでしょう。


空き家リノベーションはプロにお任せ

空き家をリノベーションしたいけれど、どうすればいいのかわからない、という場合は、まずプロに相談しましょう。マエダハウジングは空き家再活用の取り組みにおいて、「SDGsビジネスコンテスト 奨励賞」を受賞するなど、空き家再活用問題に積極的に取り組んでいます。広島で空き家リノベーションに関する相談は、ぜひマエダハウジングにお任せください。リノベーションの施工前から施工後まで、しっかりサポートさせていただきます。

理想の暮らしがきっと見つかる、
事例集・資料集をプレゼント

お電話でのお申し込み

PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。