夫婦やカップルにおすすめの間取りは?リノベーション事例を紹介

夫婦やパートナー同士が、二人暮らしをより快適にするために住まいをリフォーム・リノベーションするという選択肢は、近ごろ増加傾向にあります。しかし、せっかくリノベーションをしても、間取りやレイアウトを失敗してしまい暮らしにくくなってしまうと、元も子もありませんよね。そこで今回は、夫婦やカップルなど二人暮らしのリノベーションのポイントや、カップルにぴったりのおすすめリノベーション事例をご紹介します。
カップルや二人暮らしのリノベーションで多い傾向とは?
夫婦やカップルといった二人暮らしの場合、一軒家よりもマンションを購入してリノベーションする傾向にあります。そして、カップルが仲良く暮らすために大切なのは、やはり「間取り」です。例えば、共働きで、仕事が忙しく生活リズムがバラバラ...という場合は、間取りを2DKや2LDKにリノベーションして、それぞれの個室を増やしたりします。また、どちらかが在宅勤務であるというカップルは、間取りを3LDKにしてお互いのプライベートスペースを確保することが多い傾向です。
次からは、実際に二人暮らしのリノベーション事例を紹介していきましょう。
事例は全て、マエダハウジングが担当した広島のおうちです。
事例1:まるで洋服店!リノベーションで理想空間が完成

今まで住んでいた家に洋服を収納しきれなくなったことから、中古マンションを購入してリノベーションを決意。抜いた天井に店舗のようなダクトを大胆に通し、青系の色を、空間の随所にアクセントとして配置。まるで洋服店のようなスタイリッシュな仕上がりになりました。

L字型キッチンと3つのペンダントライトは、奥様のチョイス。床はヘリンボーン張りにしたフロアタイルで、上品な雰囲気が漂う空間になっています。

リビングにはあえて窓枠を入れず、開放的な眺めの空間に。壁の色が暗めでも、圧迫感を感じません。これも、夫婦二人暮らしならではの、遊び心あふれるアレンジです。
事例2:中古戸建てを「安心・快適・機能的」な住まいに

老後のことを考えて、買い物や通院に便利な平坦地の住まいを探していたご夫婦は、新築よりもコストがかからない、中古物件を購入してリノベーションする方法を選択されました。

LDKを2階に移動したことで、採光が良くなり、明るく快適な空間に。さらにリビングには、床と一体化した畳スペースを設置。ゲストが来たときの寝室として活用するそう。

2階にあった寝室は、1階に移動。光沢感のあるアクセントクロスがポイントです。天井や壁を暗めの色にすることで、落ち着いた心で就寝できるようになるのだそう。
事例3:「自ら造る喜び」を体感できる住まい

築21年の中古マンションを購入し、3ヵ月かけてリノベーション。施工面積は80㎡で、予算は約740万円です。新生活を「夫婦の好きな空間で始めたい」という思いから、結婚準備と並行してリノベーションに挑戦しました。

リビングの一角にあった和室を取込み、広々とした開放的なLDKへとリノベーション。ご夫婦で塗った漆喰の壁に、床のナラ無垢材がぴった
りマッチしています。

造作の可動棚に、靴を並べて収納。自転車を装着する専用ポールは、ご主人がDIYで取り付けました。
事例4:空き家状態になっていた実家をリノベ

空き家状態になっていた、築32年のご主人の実家マンションを、二人暮らし用にリノベーション。施工面積は91㎡、工事期間は3ヵ月、費用は約860万円でした。 物置となっていた和室2室の間仕切り壁を取り除き、キッチンとLDKを拡大。旅行好きな二人の遊び心を取り入れ、LDKはフランス&モロッコ風、洗面室はバリ風と部屋ごとに変化を持たせています。

玄関には大容量のシューズクロークを設置。夫婦の希望だった、大きめの自転車も置けるスペースへとリノベーションしました。

窓際のみフロアタイルを採用することで、日焼けや、雨の吹込みによる水濡れ対策を実施。DIYしたときに出る木くず等も、さっと掃きだせて便利です。
事例5:広い敷地と平屋をリノベ。仕事場兼住宅に

ご主人がドッグトレーニングをされているご夫婦の事例です。仕事場として使用できる広い敷地と築50年の平屋を購入し、リノベーションを行いました。施工面積は73㎡です。平屋は選択肢になかった...というご夫婦ですが、手入れのしやすさ、動きやすさに大満足だそう。

玄関近くの8畳間の洋室を主寝室へとリノベ。寝室部分は6畳にして、残り2畳は2か所のクローゼットに。収納力バツグンの部屋へと変身しました。

LDKを通る動線に合わせて、作られた洋室。もとは和室とサンルームだった場所を合体させ、広々とした空間にリノベーションしました。日当たりもよく、ご夫婦お気に入りの場所です。
お互いが快適に仲良く快適に暮らせる空間を
住宅を購入しての二人の暮らしは、大学生時代の同棲生活のように「どんな家でもいい」というわけにはいきません。こだわりの空間で、二人が快適に過ごせる住まいづくりが大切です。そのためにも、しっかりとお互いの要望を反映したリノベーションにしましょう。 マエダハウジングでは、広島県内のカップルやパートナー二人暮らしのリノベーションにも、数々の実績があります。是非お気軽にお問い合わせください。PROFILE この記事の監修者

代表取締役社長
前田 政登己
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。
「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。