No.081 広島市安佐南区 S様邸 戸建住宅全面リフォーム事例

自然素材の多用と的確なプランで新築のような劇的変化に成功

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リビングや水まわりに家族で塗った珪藻土壁の快適性を肌で実感

家族5人で暮らすSさん一家。自宅が築31年となり、浴室やキッチンなど水まわりの悩みが出てきた。当初は新築にする案もあったが、その場合は現在の法律に照らすと室内の面積が狭くなるため、全面リフォームを検討。多くの施工例をもち、奥さまの友人がちょうどリフォームを依頼していたこともあって、マエダハウジングに来店した。相談の結果、床下の基礎工事もしっかりしているため、リフォームで家を新しくすることに。


リフォーム前

収納が少なく、家族の荷物が収まりきらなかった。 冷たいタイルのトイレ。
暗いうえ、作業スペースが少なく、不便だったキッチン。 クラックや汚れが目立ってきた外壁。

リフォーム中

LDK・トイレ・洗面所の壁は、S様ご家族施工の珪藻土。 外壁塗装中です。波板も一新しました。
構造上取れない柱と柱の間には筋交いを入れて耐震性アップ。金具でしっかり固定します。 子供達の成長を追った思い出の柱も残っています。
床・壁・天井と解体しました。30年以上家族を守ってくれた柱や土台が見えています。 大変なぶん、達成感もひとしお。家族で協力して作業した大切な思い出になります。

リフォーム後

構造上外せない柱と柱の間は壁にせず筋交いに。視界を遮らないため広く感じられる。 キッチンカウンターの塗装にはプラネットカラーという自然素材を使用。クッションフロアは汚れても掃除しやすく、張り替えも簡単。
玄関には天井ギリギリまで目一杯空間を利用した、大容量のシューズボックスを確保。 トイレの壁も珪藻土のせいか、ニオイもほとんど感じない。
ご主人のギター置き場を兼ねた専用のニッチが空間のアクセントに。 ご主人が描いたイラストを元に作った収納棚。お子さんの勉強スペースにもなる。
以前は白い吹き付けだった外壁も、明るいクリーム色に塗装。

一番変わったのは、かつてキッチンと和室だったLDK。間の段差をなくして一続きの広いLDKへと変更。横幅が270センチと一番大きいサイズの対面キッチンを据え、壁との間を広めにしたため、娘さんもスムーズに手伝えるキッチンに。LDKの窓は通行量の多い生活道路に面しているため、窓の位置を以前よりも上へ移動。下の部分には明かり取りになるガラスブロックをはめこむことで、LDKの明るさが一段とアップし、以前とは印象が一変した。LDKとトイレ、洗面所などの壁は、Sさん一家が自ら珪藻土を丸一日かけて塗り、天井には静電気を帯びない布クロスを採用。新築同然の家へと変わったことに加え、以前に比べて湿気やホコリっぽさを感じず、快適に暮らせるようになったこともリフォームの賜物と、Sさん一家は喜んでいる。




リフォーム概要

住宅形態 一戸建て
築年数 31年
施工部位 LDK、キッチン、トイレ、玄関、外壁
施工面積 30㎡(LDK)
施工費用 350万円(LDK)
施工期間 3週間(LDK)
家族構成 5人