No.082 広島市佐伯区 N様邸 戸建住宅リフォーム事例

快適な仕事部屋と生活空間を創出 大幅な間取り変更で気分も一新

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仕事部屋はモノトーン 生活空間は白を基調に切り替えやすい空間作り

 機械のプレス金型設計者であるNさんは、自宅に仕事スペースを確保したいと考えたものの、築50年以上を経ていて困難だったため、マエダハウジングに相談。生活空間を含めた大幅な間取り変更を決意する。仕事部屋の確保、空間を無駄なく使ってできるだけ広い生活空間に、仕事部屋と生活空間を分けてオンとオフの切り替えができるようにという要望を踏まえ、全面リフォームに踏み切った。
 仕事部屋はNさんの希望で落ち着きのあるモノトーンに。窓際にパソコンがズラリと並び、奥に打ち合わせのためのガラステーブルやソファを設置。長年愛用してきた大型スピーカーやスクリーンで映画鑑賞できる空間にもなるのが特徴的だ。その奥はNさんの生活空間。引き戸を隔てて広がるこの部屋は優しい白が基調。モノトーン空間のオンタイムと気持ちが切り替えやすいよう設計されている。天井が高く、明かりとりの光で昼間は充分明るいため、開放感も充分。同居するお父様の今後も考え、トイレはお父様の寝室近くに配置。浴室の洗い場は、滑らないよう水はけが良く乾きやすい材質を選び、暖房も完備。お父様も住み心地が格段に良くなったことに喜んでいるそう。
 望み通りの仕事部屋と生活空間が一度に叶えられたNさん。新鮮な気持ちで日々過ごせる喜びを実感している。

リフォーム前

築50年の木造平屋建て、いよいよ全面リフォームが始まります。 調理スペースも狭く雑然としています。
段差のある和式のトイレ、おじいちゃんも使いがってが悪く困難です。

リフォーム中

いよいよ解体の始まりです。家財、床、壁、天井と下地を撤去していきます。 まずは床組から。束石も入れかえ段差もなくバリアフリーにしていきます。
残ったのは屋根と土台と柱だけ、これから大工さんが新しい下地を入れていきます。 壁下地もできてきたところで電気の配線工事も行います。既存配線は撤去し、新規で入れ替えていきます。
天井下地も完了し部屋らしくなってきました。収納建具枠も取り付け完了です。 吹き抜け天井です。既存の梁も残して、塗装です。天窓からも光りが差し込んできます。
大工工事も終わりいよいよ内装工事です。

リフォーム後

間接照明を取り付けた折り上げ天井はNさんが提案。直接照明と調光が滑らかな間接照明を組み合わせている。 ル・コルビュジエデザインのソファに座り、大画面で映画鑑賞。ケーブル類は壁に埋め込まれている。
クライアントをお迎えするのにふさわしいスタイリッシュな玄関は今回新たに増築。 トイレも仕事部屋と同じくモノトーンに。ガラスブロックを通して玄関からの光が射し込むため、朝は特に明るい。
中央の扉の内側には仏壇が収められている。 システムキッチンは色の統一感を重視して選択。
面台の水栓は、壁出しにして根元に水あかがたまらないよう工夫。床下収納も便利。

リフォーム概要

住宅形態 一戸建て
築年数 50年以上
施工部位 LDK、キッチン、トイレ、玄関、洗面