- HOME
- 施工事例一覧
- 戸建住宅全面リフォーム事例一覧
- 広島市安芸区 K様邸 戸建てリフォーム事例
No.1183 これからの暮らしを考えた 50代の等身大リフォーム
健康寿命をまっとうしたいと願うなら、住まいの性能を上げることが大切。自宅における事故件数は交通事故の4~5倍といわれるほど多く、家の中の温度差をなくし、「温度のバリアフリー化」をするためのリフォームの重要性が見直されている。断熱リフォームなどの住宅性能向上リフォームを行うことで、各種補助金の活用や税金の控除を受けることが可能だ。

外壁はホワイトだけでなくブルーをアクセントにしたツートンカラーに。屋根も葺き替えることで耐久性を高めた


玄関ドアは断熱性能が高いものに変更。ブルーの外壁に明るいブラウンの玄関ドアが映える。長期優良住宅化リフォーム補助の対象となるには耐久性、断熱性、省エネ性などをそれぞれ高める必要があり、その一部だけでは補助金が得られないことがあるので注意。外壁塗装や屋根の葺き替えのみでは補助金の対象とならないが、断熱性や省エネ性を高める工事と合わせて実施する場合は、補助対象となるためお得になる

元の窓を取り換えるのではなく、内窓をプラスすることで効率良く断熱性を高めた。

隙間風を感じやすいキッチンの窓にも内窓を付けたことで、明るさをキープしながら快適に。

リフォーム前は入浴中に2度ほど追い炊きが必要だったが、「魔法瓶浴槽」にしたことで驚くほどお湯が冷めず、追い炊きが不要になったという。シャワーは節水タイプを設置

入り口の開口部を広くすることで、より快適に出入りできるように。将来、入浴介助が必要になった場合にも安心

入り口の段差を解消してバリアフリーに。バリアフリーにすることで対象となる補助金もある。補助金の対象はそのときの補助金の内容によっても異なるので、リフォーム会社に細かく確認したい

洗面とトイレは設備を一新。節水タイプにしたことで補助金の対象となった。


キッチンにはシンクに節水シャワーを設置。
リフォームのポイント
30歳で戸建てを購入し、家族とともに25年暮らしてきたK様。独立した子どもたちのために、帰って来ることのできる実家を残したい。何より、これからも元気に安心してこの家で暮らしたい。そんな思いからリフォームを決意した。
意識したのは各種補助金や控除制度を活用したリフォーム。断熱性能を向上し、省エネや「温度のバリアフリー化」を叶える健康住宅を目指した。耐久性を高める工事も補助金の対象となるため、屋根の葺き替えと外壁の塗り替えを合わせて行い、内窓の新設と共に長期優良住宅化リフォーム支援事業の補助を受けた。
洗面やキッチン、トイレなどの水回りは、節水タイプの器具の採用、断熱窓への交換、バリアフリー化により、グリーン住宅ポイントを活用。壁はクロスの上から漆喰を塗装。元の床の上にフロアタイルを張り、天井に塗装を行うなどして費用と廃材を抑え、家計にも地球にも優しい等身大リフォームを実現した。
間取り

リフォーム概要
リフォーム費用 | 約900万円 |
---|
[補助金(補助額)]
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 100万円 |
---|---|
グリーン住宅ポイント | 23万円 |
[減税(控除額)]
所得税減税 | 30万円 |
---|---|
固定資産税減税 | 2万円 |
合計155万円
リフォーム前






