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No.1184 都心で、静かに暮らす 海外でのゆとりある暮らしを リフォームで再現
天井や壁をアイボリーホワイトでまとめ、ソファの赤を差し色に。腰高窓の近くにソファを置くのが海外では一般的なスタイル
既存のキッチンは、対面カウンターの立ち上がりやブラウンの両開き戸棚が狭さを感じる要因となっていたため、軽やかな印象のLIXILの引き戸棚に変えて、作業スペースを広く使えるようにした
アートが好きなM様。お気に入りの作家や、知人アーティストの作品を所々に飾っている。アイボリーホワイトで統一した壁がアートを一層引き立てる。リビングからキッチンにかけて天井に間接照明を配置して柔らかい雰囲気を演出
寝室にはM様ご自身が描いたアート作品を飾っている。ヘッドボードは大きな作品が収納できるよう希望して造作したもの。ウォークインクローゼットのミラードアには、M様が見つけてきたガラス製の取っ手を取り付けた
広々としたウォークインクローゼットは抜群の収納力
見違えるほどに明るくなった玄関
廊下から見えるリビング。左手のラウンドした壁面が特徴的
リビングから見た廊下。著名画家が描いたM様の肖像画がさりげなく置かれている
「座ってメークができるように」との希望で、既存の洗面室を大幅に拡張。メークしやすいライティングとなるよう、大型ミラーの位置を工夫しながらライトを設置した
浴室も清潔感のあるアイボリー系でまとめ、カウンターを設置。洗面室を拡張するため10cmほど狭くなったが、無駄なスペースを無くしたことでむしろ広く感じられる
トイレはつり戸棚に間接照明を付け、LIXIL製の吸湿脱臭タイプのタイルを採用。省スペース型の手洗いは戸棚同様、造作で仕上げた
リフォームのポイント
30年近く海外で暮らしてきたM様は、仕事をリタイアして帰国したのを機に新居探しを始めた。老後を見据え、車が無くても不便を感じない交通アクセスの良い都心で物件を探していたところ、条件に合う築7年のマンションが見つかり、リフォームして住むことに。
小さな部屋に細かく分かれている一般的な日本住宅の間取りに窮屈さを感じたM様は、海外の住宅のようなゆったりとした広いスペースで暮らせるようにリフォームを計画。プランの自由度が高く、細かな要望にも応えてくれそうだと感じたマエダハウジングに施工を依頼した。海外生活の経験があるプランナーに、間取り計画やインテリアコーディネートなど、何でも気軽に相談できたと振り返る。
リビングダイニングに隣接した洋室の壁を取り、広いLDKとウォークインクローゼットに生まれ変わったメインスペース。キッチンカウンターは、広々と使える幅のあるものに変更。フローリングを全てカーペットに変えたことで、音が響きにくく、静かに落ち着いて過ごせる空間になった。
洋室2室とクローゼットを、寝室とウォークインクローゼットに間取り変更。ウォークインクローゼットの扉をミラードアにすることで空間がより広い印象になった。
ブラウンの戸棚や黒いドアで閉鎖的だった玄関スペースも、アイボリーホワイトでまとめたことで明るく広々と感じられる。玄関収納は上下に分けて間接照明を入れ、作品やオブジェなどがディスプレーできるようにした。
最もこだわったのは洗面室。実用的に使うためだけのスペースではなく、ゆっくりとメークができるパウダールームのような、ラグジュアリーな空間にしたいとプランナーに要望。洗面室のスペースを広げるために廊下まで張り出し、廊下側は圧迫感がないように壁をラウンドさせて視線の抜けを確保した。
都心の便利な立地でありながら、広々と暮らせて大満足というM様。家具や照明器具など、この空間に合うアイテムを探すのが今の楽しみ。ゆっくりと時間をかけて、自分色に染めていく。
間取り
リフォーム概要
[延床面積] | 81.02㎡(24.51坪) |
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[施工面積] | 81.02㎡(24.51坪) |
[施工箇所] | 全面 |
[工事期間] | 2カ月 |
[築年数] | 約7年 |
[種類] | マンション |
[家族構成] | 1人 |
[施工] | マエダハウジング八丁堀店 |