No.971 広島市西区 M様邸 戸建全面リフォーム事例

週末は母から孫まで四世代が集う築34年の家を増築リフォーム

リフォーム前

キッチン 洋室
2階階段横 トイレ
和室 階段
外構

M様はご夫婦とお母様の3人暮らし。住んでいた家の敷地内にはもう1棟、築34年の家があり、「いつか二世帯住宅にして住みたい」と空き家状態のまま置いていた。その後、息子さんや娘さんは結婚。お子さんは2人共離れた場所に家を構えたため、ご夫婦と奥様のお母様の3人で暮らすための家へと全面リフォームしたいと考えるようになった。それまで住んでいた家は傾きが気になっていたこともあり、高齢のお母様も安心して暮らせるよう、そして、毎週末遊びに来るお孫さんたちのためにも、一旦解体して別棟を増築することにした。
リフォームを依頼する業者選びは、息子さんの同級生に偶然マエダハウジングの社員がいたことから、まずは同社のリフォームイベントに参加。対応の印象も良かったことから、安心して依頼を決めることができたという。
リフォームプランとしては、まず1階を2DKから3LDKに間取りを変更。お母様のために、そして将来を見据えて1階でほぼ全て事足りる間取りを追求した。屋内は安全面を考慮して全面バリアフリーにし、お孫さんたちが広々とした中で遊べるよう広いLDKを実現。キッチンに立つ奥様からは自室で過ごすお母様を常に見守れるようにし、物が片付けやすいよう収納スペースをできるだけ多く設けることに。さらに、仕事で朝の出勤が早いご主人のため、専用の部屋も新しく確保した。
2階はお子さん家族が帰省したときに備えてリフォーム。和室2室を洋室にし、洋室を納戸に変更。傾斜が急だった階段は緩やかに架け替え、トイレを新設した。1階のトイレは、看護師である娘さんのアドバイスを取り入れ、車椅子でも出入りがしやすいよう広く確保。以前より広くなった庭は、ご主人の要望を踏まえ、お孫さんが遊べるスペースに加えて自身の楽しみである家庭菜園を、かつての約2倍の広さに拡大した。
生まれ変わった家で暮らしてみて、「以前よりも気持ちにゆとりが生まれ、ゆったり過ごせるようになってイライラすることがなくなりました。末永く安心して暮らせる家になってうれしいです」と奥様。ご主人自慢の家庭菜園は日当たりが良く、いろいろな野菜を育てるのが楽しみだという。広く快適になったわが家で、ご夫婦が「一番の宝物」というお孫さんとの時間も、これからますます増えていきそうだ。



住んでいた家を取り壊し、敷地内にあった家を増改築。1階はダイニングキッチンを広いLDKにし、お母様、奥様、ご主人それぞれの部屋を確保。中央にあった洋室はお母様と奥様共用のウォークインクロゼットに変更。トイレ、浴室、洗面室は広さを拡大した。2階は和室2室を洋室に、洋室1室は納戸に変更し、トイレを新設。階段は架け替えた。

リフォーム後

お孫さんたちの遊び場にもなるLDKの床には、温もりが感じられる色に塗装したカラマツの無垢材を採用。引き戸も床のテイストに合わせた。テレビの背後に張ったアクセントクロスはご主人のお気に入り。 壁付きだったキッチンは対面型に変え回遊性を持たせた。カウンター収納を設けて収納力を向上。ゲストが多いときにはこのカウンターがテーブルになることも。
キッチンからお母様の部屋まで見通すことができて安心感を生む間取りは、設計士から提案された。 手前は奥様の部屋、奥がお母様の部屋。
和室から洋室へと変更した、2階の8帖の部屋。ゲストルームにする予定の部屋で、床は1階と違って明るい色合いのフローリングを選択。アクセントクロスも、遊び心たっぷりの大胆な色柄を選んだ。 1階のトイレは車椅子でも使いやすく、ゆとりある広さ。タンクレスタイプの採用で省スペース化も図った。
急勾配で危険だった階段は、段差を低くして手すりを取り付け、安全に架け替えた。明るさも増している。 2階の階段横に新設したトイレ。右側の壁のみ、北欧テイストの柄入りのアクセントクロスを採用。
暗かった玄関は増築した部分へと移動し、以前より広さを拡大して明るさも増した。姿見が付いた玄関収納は、床の木調にトーンを合わせたものをセレクト。 目の前の道路から玄関までをつなぐ階段状のアプローチは幅を大きく取り、手すりを付けて安全に昇降できるようにした。

リフォーム概要

リフォーム費用 約3,600万円
種類 戸建て
築年数 約34年
施工面積

130㎡(39坪)

施工箇所 全面
工事期間 4.5カ月
家族構成 夫婦+母
施工 マエダハウジング府中店

お客様

リフォームを終えて

担当してくれた方との相性が良く、実際に出会っていなければ今回のリフォームは最後までできなかったかもしれないと思うほど楽しく家づくりができました。女性コーディネーターさんとの感性も合っていてクロスなどの提案が実に的確で、いろいろな選択を完全にお任せしてもいいと思えるほどでした。棟梁はじめ、現場の職人さんも良い方ばかりでしたね。今はまだできていませんが、広くなった庭でバーベキューも楽しみたいです。