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No.875 広島市中区　E様邸　戸建リフォーム事例

照明やクロスを吟味し内装にこだわったご夫婦2人の心地良い空間

リフォーム前

リビング	リビング&ダイニング
キッチン	洗面
トイレ	廊下

　25年前に購入した建売住宅で、給湯器の不具合など経年による設備の劣化が目立ってきたため、浴室とトイレのリフォームを検討し始めたＥ様。
　ちょうどそのころ、奥様の長年の友人宅がリフォームしたと聞き、訪問。そこで、施工会社だったマエダハウジングについて友人から「提案力の高さがすばらしかった」という話を聞いて興味をもったという。
　その後、トイレリフォームをマエダハウジングに相談。当時の暮らし方やそれからのライフプランについてなど、担当者と何度か話し合いを重ねていくうちに、水回りだけの部分リフォームではなく１階全体をリフォームすることに。３人の子どもたちが立て続けに独立した直後だったこともあり、ご夫婦２人で過ごしやすい家に変え、新しい暮らしをスタートするには良い機会となった。
　「子どもたちが帰って来たときにみんなが集まれるＬＤＫにしたい」というご夫婦の要望を踏まえ、独立していたキッチンとダイニング、リビング扱いにしていた洋室を一体化して広いＬＤＫに。それに伴って間仕切り壁をなくしたため、見せる筋交いを入れることで強度を維持し、同時に視覚的な開放感をもたらした。
　内装のコーディネートは、八丁堀店のショールームや本誌を参考にイメージを膨らませながら、女性コーディネーターの提案を基に行った。時にはご主人がいくつか出したアイデアの中から、女性コーディネーターが選択することもあったという。
　壁にはエコカラットやレンガ柄のクロス、ガラスブロックなどを効果的に配置。色や柄を随所で使い分けたクロスは、小物を集めるのが好きだというご主人主体で選んだもので、天井のクロスはＬＤＫの玄関側の壁にも採用されている。また、天井高の異なるリビングとダイニングキッチンで微妙にトーンが異なる同色系のクロスを使い分けるなど、細部にまでこだわった。
　照明も、リビングの天井にあった既存のシーリングライトと違和感なく調和するデザインのブラケットやペンダントライトを選択。ネットでの調達も積極的に行った。住み心地は快適そのもので、お２人の思い描いたイメージが現実のものになった。

　独立していたキッチンとダイニング、リビング扱いにしていた洋室を一体化して広いLDKに間取り変更。それに伴って不足する強度を、見せる筋交いを入れることでカバーした。キッチンと洗面室の収納や洗面台など、造作によって随所に利便性とスタイリッシュ感を加えている。照明やクロス、エコカラットなど、内装コーディネートにもこだわった。

リフォーム後

薄いグリーンのクロスをベースに、天井と同じクロスとエコカラットをアクセント的に使ったリビング。色合いや節の風合いなどが気に入ったというカラマツの無垢材を床に採用。テレビ上のディスプレー棚には、ご主人が長年かけて集めたスノードームコレクションが並ぶ	独立型で閉塞感があったキッチンの垂れ壁をなくして開放感を増し、広々としたLDKに生まれ変わった。手前のリビングと奥のダイニングキッチンは天井高が異なり、それぞれ布のような質感で微妙にトーンが異なる同系色のクロスを使い分けるなど、細部へのこだわりも光る
ダイニングテーブルの上にはルイス・ポールセンの名作照明。こちらもご主人がネットで調達したもの	キッチンの床には店舗用のクッションフロアを採用。奥のモザイク柄のキッチンパネルには、マグネットでプリントなどを貼ることができて便利
リビングの壁にはピクチャーレールを取り付け、ご主人作を含むアートを展示。両側にブラケットを設置するというアイデアは、ご主人が海外で見て参考にしたという	ペンダントライトが照らすキッチン。ダイニング側にはE様の要望でディスプレー棚を新設。奥には、購入したカップボードの色に合わせて大容量の食器収納を造作。壁にはイエローのクロスを張った
ドレープカーテンを外側に、透け感のある波のような柄のレースカーテンを内側に使い、美しい柄を楽しめるよう工夫	クロスを張り替え、床に無垢材を敷いた玄関。造作した玄関収納はディスプレーを照らす照明を内蔵
天井と壁のクロスを張り分け、造作洗面台の周囲にはタイルを採用。浮かすように新設した収納がポイント	壁の一面にだけアクセント的にレンガ柄のクロスを張り、設備をタンクレスタイプに一新したトイレ

リフォーム概要