No.534 広島市安佐北区 H様邸 戸建全面リフォーム事例

無垢材や漆喰壁など自然素材を多用 家族参加の壁塗りで思い入れある家に

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 2LDKのマンション住まいだったH様は、長男の就学を前に学区内で戸建て物件探しを開始。無理のない返済を考慮し中古戸建てを買ってリノベーションしようと、本誌の愛読者だったことからマエダハウジングに相談。物件が出にくいエリアながら、マエダハウジング不動産のホームページに登録して1年足らずで築35年の中古住宅が見つかり、広さや価格を踏まえた上で、H様は購入とリノベーションを決断した。
 屋内は全体的に白を基調とした明るいイメージで統一。1階は子どもたちが伸び伸びと遊べるよう、和室を洋室に変更。キッチンは奥様念願の対面型にし、床には濃すぎない色合いの無垢材を貼り、壁は家族で漆喰塗りに。北欧テイストが好みという奥様は、ガラスブロックやモザイクタイルなどを随所にあしらった。収納スペースが少なかったため、収納棚や本棚などを造り付け、浴室と洗面脱衣室は少し増築してゆとりある水回りに。家具は手持ちのものを生かし、他は造り付け収納で事足りたという。また、以前のマンションでは結露がひどかったため、快適性も重視して窓にはペアガラスを採用。そのおかげか、結露は一切発生していないそうだ。「子どもたちが楽しそうに走り回り、以前より伸び伸びしているように感じられるのがうれしいです」と奥様。壁塗りの思い出とともに、家族の記憶が新たな家に刻まれていく。

リフォーム前

キッチン 浴室
洋室 リビング
洗面 トイレ
リビング リビング

子どもたちが伸び伸びと走り回れる新たな家は、家族で取り組んだ壁塗りの記憶を刻んだ思い入れたっぷりの自慢のマイホーム。
住み心地も使い勝手も、全てに大満足。

リフォーム後

床には比較的傷が付きにくいナラの無垢材を採用。構造上抜けない柱を逆に生かすべく、壁との間に筋交いを入れたことで空間のアクセントになった。引き戸を開放すると隣の洋室とリビングが一体化 ガラスブロックから明るさが取り込めるパソコンカウンター。ここに置く予定の物を採寸した上で棚を造作した
キッチン窓はサッシを取り替え、手前には奥様の希望で白いタイルを貼った。植栽の緑も鮮やかに映える 対面型に変わったキッチン。「並んで作業できるので、子どもたちにお手伝いしてもらいやすくなりました」と奥様
リビング隣の洋室は子どもたちのプレイルーム扱いに。写真向かって右側、可動棚の下段は絵本専用にし、片付けやすいよう工夫を凝らした 家族で力を合わせて壁の漆喰塗りに挑戦!
コスト削減につながるのはもちろん、家族の思い入れが深い家にしたいと、息子さんを含めて壁の漆喰塗りを担ったH様ご家族。練習なしでいきなり本番に臨んだが、スタッフの手も借りながら丸一日かけて見事に完成。「なかなか難しかったですが、良い思い出になりました。翌日は筋肉痛になりましたが(笑)、見た人に褒めてもらえるのもうれしいですね」とご夫婦。壁には家族全員の手形を刻み、思い出深い家づくりをやり遂げた。
設備を一新して棚を付け替え、大胆な柄のクロスを壁に貼ったトイレ 増築で1.5帖から2帖に拡大した浴室。子どもたちと一緒にゆったり入浴するため、広い浴槽を選んだ
浴室と同じ広さに増築した洗面脱衣室。カウンターと壁の立ち上がりをタイル張りにした造作洗面台が目を引く 奥様が特にこだわった造作の洗面台には、シンクを縁取るように青系のモザイクタイルをあしらい、爽やかな印象に仕上げた
洗面台の上には明るいスポット照明。照明にもこだわり、ダイニングや2階の階段上がり口には奥様がネットで調達した照明器具を採用 2階の洋室の壁は、奥様が自らクロスの上から淡いペパーミントグリーンで塗装。美しい仕上がりに
畳を一新し、壁のクロスを新しく貼り替えた和室。収納力たっぷりの押し入れが便利 玄関ドアの中央部分は開閉でき、開けると風通しが良くなる優れもの。大容量の玄関収納には家族全員の靴が全て収納可

リフォーム概要

リフォーム費用 約1100万円
種類 戸建て
築年数 35年
施工面積 90.0㎡(27.8坪)
施工箇所 全面
工事期間 3ヵ月
家族構成 夫婦+子ども3人
施工 マエダハウジング安佐南店

リフォームを終えて

造る楽しさを味わいながらの家づくりはあっという間でした。息子を含めてできた壁塗りは実に思い出深いものになり、家への愛着もさらに増しましたね。こだわった洗面台がかわいいと褒められるのがうれしいです。キッチンは使い勝手が良く、子どもたちは片付けがしやすくなりました。前よりも友達を呼びやすくなり、楽しく遊んでいるようです。マエダハウジングさんは、物件探しからリノベーションまでワンストップで一貫してできたのが大きな魅力でした。