No.543 広島市東区 T様邸 戸建全面リフォーム事例

実家の離れを大幅改装タイル、クロス、無垢材で自分たちらしい家に

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 子どもたちをご主人の実家の学区で通学させることを以前から決めていたT様。長男の小学校入学を前に、4人家族で住むためにご主人の実家の離れをリフォームすることに。マエダハウジングは以前から知っており、奥様が同社広報誌『暮楽人』を見て、自然素材をふんだんに使った自分好みのリフォーム事例が掲載されていたことから、工事の依頼を検討。他社にも相談に行ったところ、建て替えを積極的に勧められたが、リフォーム実績が豊富でイメージも良く、信頼できそうだということからマエダハウジングに依頼することにした。
 住んでいたアパートには洋室がなく、「大きいテーブルと椅子が置ける洋室を中心にした生活がしたい」という奥様の要望を踏まえ、和室2室をつないで広い洋室のリビングダイニングに。床はカバザクラの無垢材をやや白く塗装して明るさと広さが感じられる空間にした。「床の色やアクセントクロスの色などに悩みましたが、コーディネーターの方の心強いアドバイスを受けながら自分好みにできました」と奥様。通行量の多い生活道路に面しているため、1階は二重窓にして遮音性を向上。外部からの音を遮断する上、屋内の音が外部に漏れることを気にする必要もなくなり、「心に余裕を持って子育てできるようになった」と奥様は喜んでいる。

リフォーム前

玄関 和室
和室 階段
洗面 玄関
和室 玄関

 トイレや浴室、キッチンなど使えるものは既存のままにしながらも、キッチン収納の扉を自らの手で白く塗装したり、キッチンの壁にタイルを貼って雰囲気を自分好みに変えるなど、豊富なアイデアを発揮。階段は表面を重ね張りし、壁を輸入クロスに張り替えるなどの工夫も光る。奥様が選んだ照明器具や建具などが空間を美しく彩り、明るく快適な空間が印象的。段差がいびつで子どもたちにはやや危険だった玄関アプローチも、安全に行き来できるよう整備した。
 プランを奥様に任せたご主人は、間取り変更まで伴うリフォームになるとは当初想像していなかったというが、見事な仕上がりと住み心地の良さに喜んでいるとか。「子どもたちも喜んでいて、伸び伸び暮らしているように感じます。以前は壁に落書きすることがありましたが、ここに来てからは一切無し。私たちも気持ちにゆとりができました」と奥様。リフォームが心まで豊かにしてくれた好例といえそうだ。


和室2室の間仕切りを取り払って広いリビングダイニングにし、キッチンも一体化。トイレ、浴室、キッチンの設備は既存のまま活用し、洗面脱衣室は一新。窓は二重窓にした。2階は和室を洋室にしてプレールームにし、既存の和室は押し入れの引き戸を変えて畳を一新。玄関には収納と式台を設け、危険だったアプローチは安全なものに変更。

リフォーム後

以前は間仕切りがあり、キッチンは独立型だったが、リビングダイニングと一体化したことで奥様が孤立せずに家事ができるようになった 床の間と押し入れをなくし、造作したテレビ台の両側に収納を配置。悩んだという壁のアクセントカラーは、ビタミンカラーの好きなご主人の意見を取り入れた
和室2室をつないで広いリビングダイニングに。壁には奥様の要望でマグネットシートを内側に貼り、子どもたちの絵や写真などを掲示。ママ友にも好評だとか 天井と壁のクロスを張り替え、クッションフロアも新しくした洗面脱衣室。洗面化粧台はTOTOで一新
既存のキッチンは奥様が表面を塗装し、壁に柄入りのタイルを貼った。色の配置などタイルの貼り方はコーディネーターに一任。「おかげでとてもいい感じになりました」と奥さま 和室から洋室に変更した2階のプレールーム。床は木調のフローリングにし、奥の壁のみ柄入りのクロスを張っている
畳を新しくし、押し入れの引き戸を便利な3枚引き戸に変えた4.5畳の和室は寝室として使用。タンスもここに置いている 階段を上がったところには、吹き抜けだったスペースを有効活用して収納を確保。かなり重宝している様子
玄関には扇形の式台を設け、タイルをあしらって以前より明るい空間に。大容量の玄関収納を新たに設置して利便性も向上させた 石段の幅や形がいびつで段差もバラバラだった玄関アプローチは、安全に上り下りできるようにし、素材の色も明るいものに。小さいながら植え込みも設けられた

リフォーム概要

リフォーム費用 約770万円
種類 戸建て
築年数 約40年
施工面積 85㎡(25.7坪)
施工箇所 全面
工事期間 3ヵ月
家族構成 夫婦+子ども2人
施工 マエダハウジング府中店

リフォームを終えて

要望をたくさん伝えたのですが、実績が豊富なだけあって、やりたいことに対する返事がすぐに返ってきたのが頼もしかったです。思ったことをすぐに解決できたし、自信を持ってアドバイスしてくださったので、気兼ねすることなく何でも言えました。コーディネーターさんと「一緒につくっていく」という感覚が常にあって、心残りゼロの満足度高い仕上がりになったと思います。子どもたちは大好きなレゴを思いっきり広げて遊べるのが楽しいようですね。