- HOME
- 施工事例一覧
- マンション全面リフォーム事例一覧
- 広島市中区 K様邸 マンション全面リフォーム事例
No.064 広島市中区 K様邸 マンション全面リフォーム事例
憧れの中古マンションを購入し、別荘風の住空間にリフォーム
新築当時から住んでみたいと思っていた都心のマンションを、15年後に購入したKさんご夫妻。絶好のロケーションと質のよさはそのままに、内装の色やインテリアなどにとことんこだわって、念願の住空間にリフォームした。週末にはゲストを招いてホームパーティーを楽しんだり、夫婦水入らずのひとときを楽しんだりと、愉しみがいっぱい詰まった「別荘」風の仕上がりが特徴だ。
27畳のワイドなLD。上質の家具&照明器具や豪華なAV機器を装備
京橋川を見下ろすマンションの8階に、非日常的な雰囲気を感じさせる住空間が完成した。 メーンステージとなるのが、従来のリビングダイニングと和室を一体化して造られたリビングダイニング。室内に一歩足を踏み入れた途端、フロリダの明るい太陽をイメージさせるグリッタリング・サンカラーの天井や壁に目を奪われる。一見、奇抜にも思える色使いだが、27畳の広さを持つ空間には不思議とよく似合っている。一方、防音を施した床は、深みのある茶系のヴェンゲ色。好対照の色使いが、なんともおしゃれだ。 天井は、2箇所が織り上げ天井になっている。そのうちの1箇所には豪華なシャンデリアを吊し、周りを150個ものテープライトでぐるりと囲み、エレガントな雰囲気を演出。もう1箇所には照明付きのシーリングファンがしつらえられ、上品な趣を醸し出している。また、既存のダウンライトに、新たにダウンライトを追加。より明るい空間を創造している。 |
対面式キッチンの赤、青、白&黒の大胆な色使いが斬新
対面式キッチンでは、大胆な色の組み合わせに驚かされる。3畳ほどのスペースに、白と黒のチェッカー模様のタイルを敷き詰めた床、真っ赤なカップボード、ターコイズブルーの扉と、すべてにビビットな配色。 その目の覚めるような色使いといったら、まるで現代美術の巨匠、アンディー・ウォホールが描いた作品のようだ。 カップボードには、調光自在のキセノンランプ20個を設置。メルヘンチックな光のページェントが、空間に広がりを持たせている。また、出入り口の枠の色は、何色も塗り替えた結果、ようやく白色に決定。システムキッチンの水栓には輸入ものを使うなど、細部にわたってこだわりが見られる。 ターコイズブルーの扉を開けると、そこは2wayの洗面室。キッチンと同じ床のチェッカー模様が洗面化粧台に映り込み、斬新な空間を印象づける。 |
納得のいくまで熟考し正式契約を結ぶ
ミストサウナ機能を備えた浴室には、長さ1・6m、幅1mのワイドな浴槽と、天井にスピーカー2個を設置。ゆったりとお湯に漬かりながら、有線放送から流れる好きな音楽に耳を傾けているうちに、日常の疲れも吹き飛ぶことだろう。トイレは、壁の下半分をタイル調にすることで、無機的な空間に彩りを添えている。妥協することなく、こだわりを貫いたKさんご夫妻のマンションリフォーム。ご夫妻の「いつまでも、この空間に似合うふたりでいたい」の言葉が、満足度の大きさを物語っていた。 |
リビングスペースの壁面には、AVボードを兼ねた造り付けの収納クローゼットを設置。色は床と同じヴェンゲ色。中心には65インチテレビと30ウーハーをセットした3wayスピーカーがはめ込まれ、迫力のある映像と音楽が楽しめる。ファニチャーや照明器具などにも、ご夫妻のこだわりが見られる。ダークブラウンの布張りソファーや、ヴェンゲ&シルバーのツートンカラーが大人の雰囲気を漂わせるエクステンションタイプのダイニングテーブルセットは、ヨーロッパのメーカーにオーダーして揃えたもの。2基のシャンデリアは、Kさんご夫妻が大阪まで出向いてセレクト。調光次第で室内のムードは大きく変化する。そのほか、照明スタンドやキャンドルなども専門店を幾つも回って、揃えたという。
キッチン 壁のイエロー、カップボードのレッド、扉のターコイズブルーの組み合わせがアートな雰囲気を創り出す、奥さま自慢の空間 |
|
シャンデリアをしつらえた折り上げ天井を囲むように並ぶ150個ものテープライト。自在な調光で、空間を表情豊かに演出 |
|
洗面 キッチンからも出入りできる、機能的でシンプルな2way洗面室。床はキッチンとお揃いに |
|
トイレ 無機質なトイレの天井をシャンデリアで装飾。帯状に延びるアーガイル模様がおしゃれ |
リフォーム概要
住宅形態 | マンション |
築年数 | 15年 |
施工部位 | LD、キッチン、浴室、洗面室、トイレ、洋室2室 |
施工費用 | 730万円 |
一生懸命働いてきた自分たちへのご褒美
「私たちの希望を叶えるために、スタッフの皆さんが手足となって動いてくれました」。奥さまが最初から心に決めていたのは、空間全体の壁と天井をグリッタリング・サンカラーに、リビングの床をヴェンゲ色に、キッチンと洗面室の床を白と黒のチェッカー模様にというものだった。この色使には、経験豊富な職人たちもかなり戸惑ったという。一方、「初めは300インチのスクリーンを壁面に据え付けたいと思っていました」と、AVの大画面にこだわったご主人。結果的に、65インチのテレビになったものの、理想の住まいを手に入れたご夫妻は、「一生懸命働いてきた自分たちへのご褒美」と目を輝かせた。